出身者に聞いた! 他地域の人に自慢したいご当地名物6選「雪の回廊(青森県)」「じゃこカツ(愛媛県)」
地元の話というのは世代を問わず話のネタになりやすいものです。また自分のルーツを知ってもらうにも最適でしょう。特に食べ物や地元の観光地のネタは話も盛り上がりやすいもの。そこで地方出身の社会人のみなさんに「ぜひ食べてほしい、行ってほしい」と思う地元の名物について聞きました。
■トンカツパフェ(愛媛)
「松山市のトンカツ屋さんが作った名物。県民でも食べたことがない人はいるが、知名度抜群の一品。その見た目のインパクトもすごいので、一度食べておくと話題になりやすいと思う」(女性/29歳/広告)
トンカツパフェという響きだけで思わず「なにそれ!?」と身を乗り出してしまう人も多そうです。
■八甲田“雪の回廊"(青森)
「酸ヶ湯・八甲田ホテルから谷地温泉までの、冬季は閉鎖されている道が4月になると開通する。それに合わせて行われる雪の回廊ウォークは名物。10m近くも積み上がった雪の迫力は圧巻で、個人的にも大好き。開通すれば車で通ることもできる」(女性/34歳/教育)
青森ならでは! ともいえる豪雪を生かしたイベント。雪に慣れ親しんだ地元の人がオススメするくらいなので、雪景色に馴染みのない人たちにとってはより壮大に映ることでしょうね。また青森では田んぼアートなども名物となりつつあるようです。
■海の幸(佐賀)
「佐賀県は山の幸がおいしいのはもちろんのこと、玄界灘と有明海、2種類の海の幸が味わえる。玄海灘は呼子のイカ、有明海は牡蠣が有名だし、見た目がちょっとグロいワラスボは酒の肴に最高。ワラスボは見た目がエイリアンっぽいと言われることが多いので、もちろん話のネタにも」(女性/35歳/IT)
実はおいしいものがたくさんある佐賀。県外の人にぜひオススメしてあげたいところですね。
■牛久大仏(茨城)
「とにかく大きい牛久大仏。実は自由の女神よりも大きいことは、意外にも知られていない。比較写真を見せると一盛りあがりできる。また、納豆が有名なだけに、「納豆嫌いだ」と打ち明けるとだいたい驚かれていい反応がもらえる」(女性/33歳/化粧品)
自由の女神が93mなのに対し、牛久大仏は120m。自由の女神よりも大きいと聞くと、なんとなくすごそうに感じますが、実際の大きさを知らない人からするとあまりピンとこないかも……。
■じゃこカツ(愛媛)
「じゃこ天(ホタルジャコなどの雑魚を骨ごとすり身にしたもの)にパン粉をつけて揚げたもの。ここ10年ぐらいで名物になったものだと思う。バンズに挟んでじゃこカツバーガーとして販売しているお店もある」(女性/30歳/制作)
テレビ番組などにもとりあげられ、人気が広まっているのだそう。揚げたてはふっくらジューシーでとってもおいしいのだとか!
■いかなごのくぎ煮(兵庫)
「淡路島や神戸辺りでは王道の名物だと思う。春先に取れるイカナゴを甘辛く味付けした佃煮で、本当においしい! 時期になると、スーパーではくぎ煮用の材料やタッパーが店頭に並び、郵便局ではタッパーとレターパックをセットでオススメされる」(女性/30歳/販売)
くぎ煮用のタッパーがスーパーだけでなく郵便局でも売られるとは……! レターパックで郵送可能となれば神戸の知人に頼みたくなってしまうかも? 兵庫はほかにも牛すじとこんにゃくを甘く辛く煮込んだぼっかけなどもオススメだそう。
今回紹介したのはごく一部の名物ですが、それぞれが地元の名物として自信を持っているもののようです。みなさんも話のネタとして、地元の名物自慢を披露してみてはいかがでしょうか。
(ふくだりょうこ+プレスラボ)