まもなくep7公開の「スターウォーズ」にまつわる7つの驚きのエピソード! ライトセーバーは自作!?
間もなく『スター・ウォーズ』の最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が封切られます。昔からのファンには待ちに待った作品で、世界中で期待が高まっています。そこで今回は、スター・ウォーズにまつわる面白エピソードをご紹介します。
●監督は関連グッズで大もうけできた!
『スター・ウォーズ』の生みの親、ジョージ・ルーカスは最も成功した商業映画監督の一人といわれます。スター・ウォーズ関連でもうけたお金が莫大なわけですが、これにはある事情が影響しています。1977年の第1作(エピソード4/新たなる希望)が製作された際に、ルーカスはマーチャンダイジング権を自分が持つことを20世紀フォックス社に主張し、これが認められます。
当時、20世紀フォックス社はスター・ウォーズがそんなに当たるとは思わず、また関連グッズが売れるなんて思っていなかったのです。ルーカスの判断は大正解でした。スター・ウォーズは世界的に大ヒットし、おもちゃなど関連グッズが飛ぶように売れました。結果、ルーカスは莫大なお金を手に入れることができたのです。
●プリクウェルは自主製作映画である!
世界的な映画『スター・ウォーズ』が自主製作映画と聞いたら皆さんは驚くでしょうか。映画は普通、映画会社が出すお金、プロデューサーがあちこちのスポンサーから集めたお金を元に製作されます。そのため、映画会社やスポンサーの意向が強く反映されます。
これに対して、メジャー映画会社6社に頼らずインディペンデントで製作する映画(アート映画系スタジオ製作を含む)はいわゆる自主製作。つまりインディーズです。スター・ウォーズのプリクウェル、以下の3部作は全てジョージ・ルーカスの出資によって製作されています。インディーズですがその予算は半端な額ではありません。
『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』
『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』
『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』
上記のマーチャンダイジング権でもうけたお金があったからこそですが、そのおかげで他の映画のようにあちこちから口を挟ませず、思うように作品を製作できました。そのため「世界一ぜいたくなインディーズ映画」と呼ばれることもあるのです。
●ライトセイバー用の石は自分で探す!
『スター・ウォーズ』といえば、光る剣 = ライトセイバーが有名ですね。このライトセイバーの色はキャラクターによって違っていますが、これには設定があります。
まず自分のライトセイバーは自分で作るのが基本。1本1本手作りなのです。
シス側は、セイバーの「刃の部分」を発振するアデガン・クリスタルに人工のものを使っているため、全員が赤色のライトセイバーになります。ところが、ジェダイたちは自然に存在するクリスタルを自分で選び、ライトセイバーを作ります。そのため石によって色が変わるのです。また、自然のアデガン・クリスタルでは青、緑になることが多いそうです。