【名作&傑作】絶対泣けるおすすめ感動映画15選 4ページ目
●『アルマゲドン』
スペースシャトル「アトランティス」が流星雨の直撃を受け爆発します。この流星雨は前触れにすぎませんでした。テキサス州ほどの大きさがある小惑星が地球直撃コースに向かっていたのです。小惑星が激突するまで18日しかありません。NASAは小惑星に穴を掘り、中で核爆発を起こして軌道をそらせる計画を立てます。石油掘削のスペシャリスト集団が集められ、宇宙へ出発するのですが……というストーリーです。
マイケル・ベイ監督の大味映画と評する向きもありますが、それでも父と娘の絆、男同士の友情など、号泣ポイントのある映画です。ヒロイン役のリブ・タイラーの父親、スティーブン・タイラーの『エアロスミス』が担当したテーマ曲『I DON'T WANT TO MISS A THING』(ミス・ア・シング)も大ヒットしました。
公開年:1998年(アメリカ)/2000年(日本)
監督:マイケル・ベイ
主な出演者:ブルース・ウィリス/ベン・アフレック/リヴ・タイラー/ウィル・パットン/スティーヴ・ブシェミ/マイケル・クラーク・ダンカン/オーウェン・ウィルソン/ケン・キャンベル/クラーク・ブローリー/ビリー・ボブ・ソーントン/ピーター・ストーメア/ウィリアム・フィクナー/ジェシカ・スティーン/グレイソン・マッコーチ/マーシャル・R・ティーグ
●『グラン・トリノ』
自動車工として生きてきたポーランド系アメリカ人のコワルスキー(クリント・イーストウッド)は、妻を亡くしずっとデトロイトで一人暮らしをしています。彼の誇りは愛車「グラン・トリノ」です。そんなある日、隣家のモン族の少年(ビー・ヴァン)がその愛車を盗みに忍び込むのですが、コワルスキーに追い返されます。ひょんなことからその少年の家族とも知り合うようになったコワルスキーは、少年の成長を見守ることになります。そこへギャングたちが絡んできて……というストーリー。
これは移民によって成立した国、アメリカの世代交代の物語でしょう。コワルスキーと少年の友情、次世代への希望が見る者の胸に迫ります。クリント・イーストウッド監督の最高傑作と呼ぶ人もいらっしゃいます。男泣きの1本です。
公開年:2008年(アメリカ)/2009年(日本)
監督:クリント・イーストウッド
主な出演者:クリント・イーストウッド/ビー・ヴァン/アーニー・ハー/クリストファー・カーリー/ブライアン・ヘイリー/ブライアン・ホウ/ジェラルディン・ヒューズ/ドリーマ・ウォーカー/コリー・ハードリクト/ジョン・キャロル・リンチ/スコット・リーヴス
●『コーチ・カーター』
全米でも屈指の治安が良くない地域にあるリッチモンド高校バスケットボール部のコーチとして、ケン・カーター(サミュエル・L・ジャクソン)が赴任します。ケンは従来のバスケ部のやり方を認めず、まず部員に契約書にサインをさせるところから始めます。お互いを尊敬して「ミスター」を付けて呼べ、また学業優先、試験の点が悪ければ試合には出さない、など型破りな改革を断行します。最初は文句を言っていた部員たちもやがてケンの指導の下、一致団結。試合に勝ち、快進撃を続けるのですが……というストーリーです。
最後の試合、またその後のシーンには思わず泣いてしまうことでしょう。このような良い指導者が若者たちを導いていく映画は他にもありますが、本作はその中でも傑作と評判の高い1本です。ちなみに本作は実話を基にしています。
公開年:2005年
監督:トーマス・カーター
主な出演者:サミュエル・L・ジャクソン/ロブ・ブラウン/ロバート・リチャード/リック・ゴンザレス/ナナ・グベウォニョ/アントウォン・タナー/チャニング・テイタム/アシャンティ/テキサス・バトル/デニース・ダウス/デビ・モーガン
思わず泣ける感動映画の傑作をご紹介しました。もし見る際は、涙で顔がぐしゃぐしゃになっても大丈夫なよう、一人で見るのをお勧めします(笑)。
(高橋ボンベ@dcp)