楽天1位指名のオコエだけじゃない! 将来有望のハーフのスポーツ選手10選
夏の高校野球甲子園大会で、関東一高の「オコエ瑠偉(るい)」選手が注目を浴びました。オコエ選手のお父さんはナイジェリア人で、その身体能力の高さはお父さん譲りのものなのでしょうね。今回は、オコエ選手のようなこれからの活躍が期待される「ハーフ」のアスリートをご紹介します。
●オコエ瑠偉選手
種目:野球・外野手
身長:183cm
父親:ナイジェリア人/母親:日本人
生年月日:1997年7月21日(18歳)
非常に足が速く(50m走5秒96!)、そのため守備範囲が広く、またシングルヒットの当たりでも二塁打にするほどです。プロ野球のスカウト陣からも注目されています。オコエさん自身も「プロの道に進みたい」と希望を表明しています。
●高松望ムセンビ選手
種目:陸上競技・中長距離走
身長:161cm
父親:ケニア人/母親:日本人
生年月日:1997年8月31日(18歳)
お父さんはマラソン選手の「マクセル・ムセンビ」さん。ムセンビさんは2001年の「長野マラソン」で優勝したことがあります。お父さんの走力を受け継いだのでしょう、高松望(たかまつのぞみ)ムセンビさんは、2013年の「全国都道府県対抗女子駅伝」では、担当した3区でなんと6人抜きという(しかも区間新記録)すごい成績を達成しました。また、2014年の「南京ユース五輪」では3,000mで見事金メダルを獲得しています。日本陸上界期待の新星です。
●サニブラウン・アブデル・ハキーム選手
種目:陸上競技・短距離走
身長:187cm
父親:ガーナ人/母親:日本人
生年月日:1999年3月6日(16歳)
お父さんは元サッカー選手、お母さんはハードル走で「全国高等学校総合体育大会陸上競技大会」に出場した経験のある陸上選手です。お母さんの勧めで小学校3年生のときから陸上競技を始めたそうです。2015年の「世界ユース陸上競技選手権大会」では、なんと100m走で「10秒28」、200m走で「20秒34」という記録を達成しました。この「20秒34」は、あのウサイン・ボルトの大会記録を塗り替えるものだったのです。これからが大いに期待される短距離走者です。
●ウィリアムソン師円選手
種目:スピードスケート
身長:176cm
父親:オーストラリア人/母親:日本人
生年月日:1995年4月28日(20歳)
「師円(シェーン)」はお父さんが西部劇映画『シェーン』のファンだったことから命名されたそうです。高校在学中にソチオリンピックの代表に選抜された経験があります。2014年の「全日本スピードスケート選手権大会」では日本新記録で男子総合優勝を飾りました。素晴らしい脚力に活躍が期待されています。
●出口クリスタ選手
種目:柔道・57kg級
身長:160cm
父親:カナダ人/母親:日本人
生年月日:1995年10月29日(19歳)
2008年の「全国中学校柔道大会」44kg級で「3位」。2011年の「全国高等学校総合体育大会柔道競技大会」52kg級で優勝。2015年の「全日本学生柔道優勝大会」57kg級で優勝など、華々しい戦績です。これからが大いに期待される若手の女性柔道家です。