・学校とバイトの両立。夜勤のバイト明けにそのまま学校へ行って夕方の五時まで講義という日もあった。眠くて死にそうだった。（男性／30歳／学校・教育関連）

・働きながら勉強したこと。仕事で疲れると勉強が眠たくなること。（男性／50歳以上／金融・証券）

・学費を稼ぐこと。途中から親に学費を出せないと言われ、私立のため毎月火の車だったから。（女性／28歳／人材派遣・人材紹介）

学費や生活費を自分で稼がなければいけない人はバイトにもかなり時間を取られてしまい、結果睡眠時間を削ることに……。眠い中での勉強は辛いですよね。

■通学に苦労した！

・片道1時間半くらいかかっていたので、移動だけでかなり疲れた。特に帰りは満員電車だったので毎日ヘトヘトだった。(女性／24歳／食品・飲料)

・朝一の講義に出席すること。自宅から大学まで約2時間半かかるため、朝早く外が暗いうちに家を出なければならないから。（男性／30歳／ソフトウェア）

通学が大変だったという人も多かったのですが、毎日満員電車に長時間乗るストレスって相当なものなので、きっと忍耐力が養われたことと思います！

■就職活動に苦労した！

・就職活動。とかく面接に落ちまくった。（男性／35歳／団体・公益法人・官公庁）

・就職活動。受験のように筆記試験の点数が良ければ受かるとかではないので、どうすれば選考が進むのか全く分からず難しかった。（女性／28歳／機械・精密機器）

なかなか内定が取れなくて苦労したという意見多数でした。就活って、努力すれば結果が出るというものでもないだけに、難しいですよね。

■その他

・友人関係。個性的な子が多いグループにいたので、けんかみたいな事が多く、仲裁に入るのを苦労した。なるべく、全員が仲良くなればいいと思っていたので、肩入れする事なく仲裁することを学んだ。（女性／34歳／その他）

・彼女を作ること。みんな簡単につくっていきますが、コンパとかが苦手だと、出会いがほとんどなくて。（男性／36歳／機械・精密機器）

・人の名前を覚えること。高校時代までに比べ、人との出会いが増えた分顔と名前を一致させるのが大変だった。（男性／21歳／その他）

・お金が無く、一人暮らしをしていてごはんを満足に食べられない時があった。一時は砂糖を舐めたり、友達に野菜ジュースを奢ってもらったりした。（男性／29歳／不動産）

・授業で寝ないこと。いつも寝てしまって全然内容が聞けてないので、友人や教授に質問してばかりだった。（女性／25歳／その他）

・健康面との付き合い。精神面から来たと思われる病気を患ったので、療養との二足の草鞋状態になっていた。あまり思い切った事は出来ない状況だった。（男性／35歳／金属・鉄鋼・化学）

・部活。マネージャーの上下関係が厳しく、全然楽しくなかったし、退部させてもくれなかった。ストレスだけ溜まった。（女性／28歳／金融・証券）

・周囲のノリに合わせて、楽しい自分を演出すること。だらだらと集まってお酒を飲むことに面白さを見いだせなかったので。（女性／31歳／小売店）

男性には「彼女を作ること」という答えが比較的みられたのですが、女性で「彼氏を作ること」と答えた人はほとんどいなかったのが印象的でした。女性は苦労せずに彼氏ができた人が多かった、ということなのでしょうか？

大学生なのだから、学業面での苦労は当たり前といえば当たり前。その他、お金のことや人間関係、通学時間や就職のことなど……、一見呑気なようにも見える大学生ですが（←失礼！）、苦労や悩みごとはいろいろとあるようです。今現在苦労している真っ最中の人は今で精一杯でしょうが、大人になって振り返ってみると、どんな経験もすべて財産になったなと思えるもの。「若いうちの苦労は買ってでもしろ」と言いますが、まさに真理だと思います。きっとのちの自分の財産になると信じて、どうぞたくさん苦労してくださいね！

（文／オチアイユキ）

調査時期：2015年7月
アンケート：学生の窓口調べ
集計対象数：社会人男女379人　（インターネットログイン式アンケート）