早稲田の「所沢キャンパスを高田馬場に近づける会」は本当に存在するのか!?
ネットで話題の学生サークル「所沢キャンパスを高田馬場に近づける会」。その活動内容は、早稲田大学所沢キャンパス(通称:所キャン)の100号館を高田馬場へ向かって押して、物理的な距離を縮めること。筆者の周辺でも、「実際に校舎を押している人を見た!」なんて言っている所キャン生もいますが……。実際にそんなサークルは存在するのか、調べてきました!
【きっかけは、Twitter】
そもそも「所沢キャンパスを高田馬場に近づける会」が有名になったのは、新規サークル員を募集する広告がTwitterで拡散されたことがきっかけ。その広告は早大生が作ったフリーペーパー『所キャンぼっち飯のすすめ』に掲載されていたとの情報を入手、発行人のC・Iさんにお話を伺いました!
【「所キャンぼっち飯のすすめ」とは?】
■広告が掲載された『所キャンぼっち飯のすすめ』とは、どんなフリーペーパーなのですか?
「『所キャンぼっち飯のすすめ』は、友達がいなくてキャンパスに居づらいという所キャン生に向けて、一人で気兼ねなくご飯を食べられる場所を紹介したいと思って制作したものです。そうした場所の紹介以外にも、所キャンの七不思議など、他のコンテンツも入っています」
■あの広告も、そのコンテンツのうちの一つだったのですか?
「ページが余っているから、何か載せるものないかなあと友人に相談したところ、この広告の案を出してくれて。「まあそれでいいか」と、ちょっとしたお遊び感覚で載せたら、広告部分だけがTwitterで拡散されたんです」
■拡散されたことを知った時は、どんな気持ちでしたか?
「自分の手に届かない所に行ってしまったような気がしました。個人で発行したもので、印刷部数も100部ほどでした。所キャンの食堂に設置してあるラックに、ご自由にどうぞと置いていただけなんですよ」