6割以上の人が英語で苦手なことは「ヒアリング」と回答! 理由は? 「ネイティブはあまりに早口」
学生時代、英語の勉強が苦手な人は多かったはず。とくに大学受験などで求められる英語のスキルは、「ライティング」「リーディング」「ヒヤリング」の3つ。それでは、あなたはこのなかでどれが一番苦手でしょうか? 今回は社会人のみなさんに聞いてみましたのでご紹介します。
■英語の勉強で一番苦手なことは何ですか?
第1位 ヒアリング 262人(62.7%)
第2位 ライティング 99人(23.7%)
第3位 リーディング 56人(13.4%)
最も苦手だと思っている英語の勉強は「ヒアリング」ということでした。やっぱり聞き取りってとても難しいですよね。続いてライティング、リーディングという順番でした。では、それぞれの理由についても聞いていますのでご紹介しましょう。
■その理由を教えてください
●第1位 ヒアリング
・聞き取りの機会があまりないから(男性/29歳/建設・土木)
・TOEICでも結果がひどかった(女性/33歳/自動車関連)
・ネイティブ英語のヒアリングはとても難しい(女性/48歳/年設・土木)
・授業でもあまりやってこなかったので(女性/25歳/商社・卸)
・受験英語ばかり勉強してきたので聞き取りは苦手(女性/29歳/商社・卸)
・地域などで差があり、さらに速くて聞き取れない(男性/50歳以上/不動産)
やっぱり受験でもあまり勉強しないヒアリングに苦手意識がある人が非常に多いようです。さらに仕事でネイティブの人とコミュニケーションをとろうと思うと、大変な難しさがありそうですね。
●第2位 ライティング
・スペルを覚えるのが大変だから(男性/24歳/その他)
・仕事で使えるような書き方の見本を見る機会もないので(女性/32歳/運輸・倉庫)
・日本語を書くこと自体が苦手なのに、さらに英語となるとツラい(女性/29歳/情報・IT)
・感覚ではどうにもならない(男性/30歳/その他)
・聞くのと話すのはそこそこできるが、スペルなどは別で書くのは苦手(男性/33歳/電機)
・いちいち綴りが合っているか気になってしまうので(男性/25歳/建設・土木)
・漢字と同様に、最近単語のスペルを忘れてしまっているので(女性/37歳/金属・鉄鋼・化学)
学生時代はスペルを必死に覚えていても、社会人になってしばらくすると忘れてしまっていることが多いですよね。そんな点も含めて、ライティングに苦手意識を持っている人がとても多いようです。しゃべりは上手くごまかせても文書に書くと、間違いは簡単に見つけられてしまうものですよね。
●第3位 リーディング
・辞書片手に出ないと読めないし意味が分からない(男性/42歳/自動車関連)
・単語が分からないのでなかなか会得できないから(女性/33歳/学校・教育関連)
・語彙力が無いとできないので(女性/30歳/学校・教育関連)
・知らない単語が多すぎる(男性/47歳/ソフトウェア)
・読解力が無いのでとても苦手です(女性/27歳/その他)
・とくに社会人になると専門用語が分からない場合が多いので(女性/43歳/学校・教育関連)
苦手だという人が一番少なかったのがこのリーディングでした。何とか想像力を発揮して乗り切っている人が多いようですね。ただやっぱり辞書を片手にとなると面倒だと思ってしまうことが多くなりますから、多くの人が苦手だと思ってしまっているようです。
いかがでしたか? ヒアリングってどうしても練習する機会が少ないですし、特に実践ともなると、相手の出身でなまりがあったり早口だったりして、どうしても苦労してしまうものです。これからはもっともっと英語の重要性が増すと思いますので、なんとか苦手意識を克服して身に付けたいものですね。
文●ロックスター
調査時期:2015年8月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人男女418人(インターネットログイン式)