弁護士に聞いた! 司法試験合格のためにどれくらい勉強が必要なの? 2ページ目

学生の窓口編集部

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■効果的な勉強方法とは!?

――司法試験に合格するために、どんな勉強法が効果的だと思われますか?

篠田弁護士 通常、受験勉強のイメージは、「参考書」や「問題集」などで下積みをして、勉強が相当進んだころに「過去問を解いてみよう」という流れですよね。

しかし、司法試験短期合格のための勉強法は、

「初めに過去問を解く」

「過去問の結果を基に勉強計画を立てる」

「勉強する」

「また過去問を解く」

「計画を立て直す」

「勉強する」

「過去問を解く」

という繰り返しがベースとなります。
この過程で、

●自分が合格するためにあと何をすればいいか

●どのくらい時間がかかるか

がはっきり見えてきます。

その後は、「受験当日まで現実的な勉強計画を立ててこれを実践する」ことで、「必ず合格する」というレールが敷けることになります。

効率アップの秘策なども駆使すると、いっそう勉強の質が向上しますので、自分なりの「質を落とさない効率アップ法」を駆使してもいいかもしれません。

私は、勉強のための時間が1分1秒も惜しかったので、メクリッコという指サックを着けて「本をめくる時間」を節約しながら勉強していました。六法全書をめくったり文献をめくったりするこの1秒の差も、積もり積もれば数時間の差になったと思います。

また、10分単位や30分単位で自分の勉強の進み方(問題10問!や参考書10ページ!など)をチェックし、常にだらだら勉強にならない工夫もしていました。

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