社会人になったら知っておくべき!ビジネスマナー7つ

更新:2016/08/02

対人マナー

学生気分のまま社会に出てしまうと、痛い目を見てしまうことがあります。学生の頃に校則があったように、社会では社会のマナーがあるからです。ビジネスマナーがしっかりと身についていないと、信頼を失ったり、恥ずかしい思いをしたりしてしまうことがあります。社会に出る前から基本的なビジネスマナーを抑えておきましょう。


■時間厳守は社会人のマスト

時間厳守は学生時代のうちから大切なことではありますが、ビジネスの場ではさらにシビアです。勤めている会社であるならまだしも、取引先との約束に遅刻したりしてしまうと、信頼が失われて、取引中止など会社自体が被害を受けてしまうこともあります。中には、どうしてもギリギリまで動けない、何かしていたらいつの間にか時間が過ぎてしまったという方もいるでしょう。時間を守るという習慣は長年の自分の生活態度が現れるもの。就職する前であるなら、学生のうちから5分前、10分前と時間よりも前に行動することを意識するようにしたいところです。


■ホウ・レン・ソウはしっかりと

これも学生のうちから身につけておきたい基本的なことですが、会社でのホウ・レン・ソウ、つまり報告・連絡・相談はしっかりとできるようにしておきたいところです。このホウ・レン・ソウがしっかりとできていないと、通達ミスが起きたり、会社内での連携がうまくとれていないという事態に陥ってしまいます。少し執拗かもしれないと感じていても、会社に入りたてのうちは特に、ホウ・レン・ソウは心にとめておきたいところです。


■正しい敬語を使おう

ビジネスの場は、部活やサークルとは異なります。社員同士で仲良くなればオフの場で砕けた会話もするかもしれませんが、ビジネスにおいては基本的に敬語で通すことが社会人としてのマナーです。正しい敬語を使えるように身につけておきましょう。少なくとも、「お疲れ様です」「恐れ入ります」「お世話になっております」「申し訳ございません」というビジネス用語はすぐに口に出せるようにしたいところです。


■会社の一員としての身だしなみ

特に制服のない大学生など、学生のころは服装や髪型などは比較的自由だったことが多いのではないでしょうか。見た目は関係ないという意見もあるかもしれませんが、ビジネスの場においてはやはり第一印象というものは大切です。清潔な見た目であれば、それだけで信頼感などにも繋がります。就職活動中だけでなく、髪型や服装に至るまで清潔な身だしなみには常に心掛けたいところです。


■公私混同はしない

学生の頃は多少緩い面もあったかもしれませんが、会社は学校とは異なりビジネスを生む場です。仕事をすることによって、それは会社の利益に繋がっていきます。まずは、仕事は遊びではないということを意識しましょう。仕事中にプライベートな電話やメールをするというのはマナー違反です。少なくとも休憩中に電話を行うようにしましょう。また、会社のものを家に持ち帰ってプライベートで使用するというのも公私混同にあたります。仕事でパソコンを持ち帰るということもあるかもしれませんが、あくまでも仕事で使うものだと考え、悪用することのないようにしましょう。


■プライベートとは違う電話のマナー

社会人入りたての頃に会社の業務とは別に徹底的にたたき込まれるのは、電話のマナーではないでしょうか。会社によって多少は電話の受け方は異なるものの、2~3コール以内に電話に出る、会社名や担当者名を正しく名乗るということは基本です。まずは、しっかりと取り次ぎをできるようにしましょう。また、電話でよくありがちなのが、内容を誤って取り次ぎをしてしまうということ。分からない部分はしっかりと聞き直して、正しく伝えるようにすることが電話のマナーです。


■いきなり休暇は取らない

急な体調不良によって突然の休暇を必要とすることもありますが、既に予定があって休みを計画しているにも関わらずいきなり休暇を申請すると、業務の支障にもつながりかねません。急に休みをとることによって、その日の業務が、休んだ人のカバーのために変わってしまうこともあるからです。この日は休みたいと考えているのであれば、早めに休暇の申請を出すことが社会人としてのマナーです。早めに上司に相談しておくことが大切でしょう。

社会人として抑えておくべきマナーを簡単に紹介しました。ビジネス態度は日頃の生活態度が現れてしまうこともあります。ビジネスマナーのしっかりした、節度ある社会人になるには、日頃の生活態度も同時に見直したところです。



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