目次
- 2LDKの広さと家賃の相場を知ろう
- 2LDKとはどんな間取り?
- 2LDKの賃貸物件の家賃相場
- 一人暮らしで2LDKの賃貸物件に住むメリット
- リビングと寝室を完全に分けられる
- 来客スペースとプライベートスペースを分けられる
- 趣味の部屋や作業部屋をもつことができる
- 収納スペースを十分に確保できる
- 一人暮らしで2LDKの賃貸物件に住むデメリット
- 寂しく感じたり部屋を持て余したりすることも
- 一人暮らし用としては家賃がかなり高い
- 2LDK一人暮らしのインテリア・レイアウトのコツ
- 広い空間を活かして家具配置はゆったりと
- 一部屋は趣味スペース兼書斎にすれば作業に集中できる
- 衣装持ちなら一部屋をウォークインクローゼットに
- 自宅にトレーニングジムを作るのもあり
- まとめ
2LDKの広さと家賃の相場を知ろう
2LDKの物件を選択肢として考えていても、広すぎたり家賃が高すぎたりしては意味がありません。そのため、広さや間取り、家賃相場などを事前に把握しておくことが重要です。
2LDKとはどんな間取り?
2LDKとは、リビング・ダイニング・キッチンが1つにまとまった空間(以下LDK)と2つの居室がある間取りです。なお、LDKの広さは8畳以上です。2LDKは広々としているため、夫婦2人や子どもがまだ小さい世帯に人気が高いという特徴があります。
2LDKの賃貸物件の家賃相場
家賃は住むエリアによって大きく異なります。例えば、東京23区なら15万円前後が相場です。しかし、これはあくまで平均であり、実際の家賃はエリア・築年数・駅からの距離・近隣の設備などによって大きく変わってきます。
一人暮らしで2LDKの賃貸物件に住むメリット
一人暮らしで2LDKの賃貸物件に住むことには、どんなメリットがあるのでしょうか?2LDKに住むメリットは以下の4つです。
リビングと寝室を完全に分けられる
リビングとは別に2つの部屋があるため、勉強・飲食・睡眠と生活空間を区切ることでメリハリのある生活をしやすくなります。
例えば、寝室に食事用のテーブルなどを置く必要はなく、休むための専用スペースにできます。また、照明の色やインテリアを落ち着いたものに統一すれば、眠りに入りやすい心地良い部屋を作れるでしょう。
例えば、寝室に食事用のテーブルなどを置く必要はなく、休むための専用スペースにできます。また、照明の色やインテリアを落ち着いたものに統一すれば、眠りに入りやすい心地良い部屋を作れるでしょう。
来客スペースとプライベートスペースを分けられる
2部屋のうちの1部屋を寝室、もう1部屋をゲスト用にする方もいます。家族や友人、恋人などが来ることになっても、急いで自分の寝室を片付ける必要はありません。プライバシーが守られているため、気軽に人を呼べるなど、来客が多い方には特に便利でしょう。
趣味の部屋や作業部屋をもつことができる
ゲスト用として使う以外にも、1部屋を趣味の部屋や作業部屋にすることも可能です。自分のコレクションや道具を寝室にたくさん置いてしまうと、部屋が手狭になりリラックスできなくなることも。趣味専用の部屋があるなら、気兼ねなく楽しめます。
収納スペースを十分に確保できる
特に女性の場合、洋服や靴などの衣料品を多数所持している方も少なくないでしょう。2LDKなら1つの部屋を物置代わりにするという贅沢な使い方も可能です。収納場所に頭を悩ませることがなくなりそうです。
一人暮らしで2LDKの賃貸物件に住むデメリット
続いて、一人暮らしで2LDKの賃貸物件に住むデメリットについて解説します。デメリットも知ったうえで、自分に向いているかを判断しましょう。
寂しく感じたり部屋を持て余したりすることも
2LDKは家が広い分、一人で過ごしていると寂しい気持ちになりやすいというデメリットがあります。もともとワンルームなどに住んでいた場合は急に空間が広くなることで、なおさらそのように感じやすいでしょう。
また、せっかくの広いスペース上手に使いこなせず、持て余してしまうことも考えられます。どのように活用したいのかを考えてから、借りる物件を決めるようにしましょう。
また、せっかくの広いスペース上手に使いこなせず、持て余してしまうことも考えられます。どのように活用したいのかを考えてから、借りる物件を決めるようにしましょう。
一人暮らし用としては家賃がかなり高い
原則として家賃は広さに比例するため、2LDKの賃貸物件は一人暮らし用としては家賃がかなり高額になります。また、居住空間が広いため、家電や照明器具・冷暖房費が増えることから光熱費も高くなる傾向にあります。
2LDK一人暮らしのインテリア・レイアウトのコツ
2LDKで一人暮らしをすると、スペースに余裕がうまれやすくなります。ここでは、2LDKだからこそできるレイアウトのコツについてご紹介します。
広い空間を活かして家具配置はゆったりと
せっかくの2LDKですから、家具はゆったりとレイアウトしましょう。広い空間を有効活用できますし、家具を置きすぎないほうが掃除もしやすくなります。それぞれの空間の特色を出すようにし、生活動線も考えながら配置します。
一部屋は趣味スペース兼書斎にすれば作業に集中できる
2LDKでの一人暮らしは、部屋の使い方もポイントとなります。自宅での作業が多い方は、趣味を兼ね備えた書斎スペースとして一部屋を使うとよいでしょう。集中できる空間を確保できるため、作業効率もアップしそうです。
衣装持ちなら一部屋をウォークインクローゼットに
衣類をたくさん持っているなら、一部屋をウォークインクローゼットのような衣装部屋にするのはいかがでしょうか。衣類をまとめて収納することで、管理しやすくなるでしょう。このとき、雑然と置いておくのではなく、ハンガーラックやケースなどを上手に組み合わせて整理しましょう。
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自宅にトレーニングジムを作るのもあり
一部屋を自宅トレーニングジムとして活用するのもよいでしょう。ヨガマットやトレーニング器具などを置けば、自分専用のトレーニングルームの完成です。ボディメイクやダイエットのための運動は続けるのが難しいもの。でも、専用の部屋があればモチベーションが上がること間違いなしです。
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まとめ
一人暮らし生活を快適なものにするためには、物件選びはとても大切です。一人暮らしで2LDKの間取りを検討している場合は、今一度それぞれの空間をどのように使うのか目的をはっきりとさせておきましょう。
2LDKは、一般的な単身者向けの物件に比べて間取りのバリエーションも豊富です。たくさんの物件を比較検討しながら、自分に最適の部屋を選んでください。
2LDKは、一般的な単身者向けの物件に比べて間取りのバリエーションも豊富です。たくさんの物件を比較検討しながら、自分に最適の部屋を選んでください。
監修:矢野翔一
暮らしやお金のアドバイザー
宅地建物取引士、管理業務主任者、2級FP技能士(AFP) 関西学院大学法学部法律学科卒。
宅地建物取引士、管理業務主任者、2級FP技能士(AFP) 関西学院大学法学部法律学科卒。
数々の保有資格を活かしながら、有限会社アローフィールド代表取締役社長として学習塾、不動産業務を手掛ける。
引越しや住宅ローンといった暮らしやお金の様々な悩みに対してアドバイスを行う。