2019年03月12日 更新

オートロックなら安心? オートロック賃貸の注意点

部屋を探すとき、防犯面は気になる要素の1つです。この記事では、オートロック物件のメリット・デメリット、注意すべきことなどをご紹介します。特に初めての一人暮らしで防犯面を意識して、セキュリティがしっかりしていると人気が高いオートロック物件を希望している方もいらるでしょう。賃貸物件を探す際の参考にしてみてください。

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オートロックってどういうもの?

オートロックとは、人が通ったあと、自動的にドアがロックされるシステムです。
マンションの場合、エントランスにある共用の玄関ドアが、自動的に施錠されるようになっていることがほとんど。

中へ入るには暗証番号や鍵を用いて解錠するか、インターフォンで入居者に操作してもらわなければいけません。住人以外は中へ入りにくいような仕組みになっています。自室の玄関の鍵に加えて、共用の玄関にも施錠してあるためその分防犯効果が高く、人気があります。

オートロックシステムには、インターフォンが付いていることがほとんどで、モニター付きのものなら、部屋のモニター越しに相手の顔を確認してから開錠するかどうか選択できます。

オートロック物件のメリット・デメリット

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メリット

特に女性に人気の高いオートロック物件ですが、まずはメリットを挙げてみましょう。

1つ目は、不審者が立ち入りにくい構造になっているという点です。
オートロック物件は基本的に、居住者と居住者が招き入れた人のみが入れるようになっています。関係のない人は居住エリアには侵入できません。セキュリティレベルが高いので居住の安心感も増すでしょう。

2つ目は、訪問セールスが玄関先まで入ってこない点です。
オートロックであれば、マンションの共用玄関ドアにいる相手に対してインターフォン越しに応答することができるので、訪問セールスなどが玄関まで入ってくるわずらわしさがありません。断る場合はインターフォンの通話を切ればいいため、なかなか帰ってくれなくて困る、ということも少なくて済みます。

デメリット

次に、デメリットを見ていきます。

1つ目に、家賃が高くなってしまう傾向にある点が挙げられます。
オートロック物件は、その設備費や人気の高さなどから、オートロック付きではない賃貸物件に比べると家賃が高額になりやすいと言われています。防犯としては有効なので理想的ではありますが、一人暮らしならば、予算上厳しいことも多いでしょう。

2つ目に挙げられるのが、自動で施錠されるため、鍵を忘れると締め出されてしまう点です。
暗証番号ではなく鍵が必要なタイプの場合、鍵を持たずに出かけてしまうと、帰宅しても部屋へ入れなくなってしまいます。

オートロックでも防犯意識をしっかり

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オートロックシステムは防犯に効果的ですが、絶対ではありません。オートロックがあることで安心しきってしまい、防犯意識が低下すると思わぬ事態が起こってしまうことも。
万全そうに見えるオートロックですが、容易に突破できる方法もあるのです。

ほかの入居者と一緒に不審者が入るかも

入居者がオートロックを解錠して入る際、ドアが閉まるまでの隙に部外者がすぐ後ろについて、入居者と一緒に侵入してしまうのです。

防止策として、エントランスなどに不審な人物がいたら、距離を取って様子を見たり、必要であればもう一度外に出たり、といった対応をしましょう。不審者が、清掃作業員や設備のメンテナンス作業員などになりすまして侵入してくることもあるため、部屋から開錠する際にも注意が必要です。

センサーを誤作動させられるかも

また、オートロックの玄関が自動ドアの場合、中から入居者が出ていくときには、センサーが反応して自動的に解錠する仕組みになっています。
これを逆手に取り、内部のセンサーを誤作動させて侵入するケースもあるようです。

裏口は簡単に侵入しやすいかも

ほかにも、マンションの裏口や非常口がよく開いていたり、非常階段に入りやすい構造になっていたりするなら、狙われる可能性は高くなるでしょう。
物件を選ぶ際に見落としがちな点なので、オートロック物件の場合は特に念入りにチェックするようにしましょう。

窓からの侵入にも注意

出かけるときに窓の施錠をしなかったり、ゴミ出しなど数分の外出では鍵をかけなかったり、といったちょっとした習慣がとても危険です。
鍵を閉めていなかった窓から空き巣に侵入されたり、屋上からバルコニーに入られたりするケースもあります。オートロック物件であっても、常に防犯意識を持って生活しましょう。

まとめ

オートロックの種類やメリット・デメリット、オートロック物件で注意すべきポイントなどをご紹介しました。
オートロックは、部外者に侵入されることを防ぐのに、効果的で便利なシステムです。特に女性が一人暮らしをする場合、予算が許すなら検討してみるといいかもしれません。特徴を理解したうえで、上手に利用していきましょう。
監修:髙野 友樹(たかの ゆうき)
不動産コンサルタント
不動産コンサルティング事務所 Resorz Consulting 代表 (公認 不動産コンサルティングマスター、宅地建物取引士) 不動産会社にて仲介、収益物件管理を経験した後、国内不動産ファンドでAM事業部のマネージャーとして従事。社団法人GINAとして海外事業にも参画。

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