目次
そもそもベッドパッドとは?
ベッドパッドとは、シーツとベッドで使用するマットレスの間に敷いて使う寝具です。敷パッドとは違って体に直に接触するものではありません。
ベッドパッドはある程度厚みがあるものが主流。厚みが30cmほどあるベッド用マットレスと合わせて使います。
ベッドパッドはある程度厚みがあるものが主流。厚みが30cmほどあるベッド用マットレスと合わせて使います。
ベッドパッドを使う理由
ベッドパッドを使うメリットは、マットレスに発生する臭いやカビ、ダニなどを軽減できること。
マットレスは簡単に洗うことはできず、不衛生になりがちですが、吸湿発散性のあるベッドパッドを使えば、寝ている間の汗を処理してくれ、より快適に眠ることもできます。ベッドパッドが寝汗を吸収することにより、マットレスを衛生的に長く使えるようにもなります。
また、厚みのあるベッドパッドを選べば、体への当たりが柔らかくなって寝心地が良くなりますし、マットレスが傷みにくくなるという利点もあります。ただし、マットレスにある程度こだわって購入した場合には寝心地の変化にも注意が必要です。
マットレスは簡単に洗うことはできず、不衛生になりがちですが、吸湿発散性のあるベッドパッドを使えば、寝ている間の汗を処理してくれ、より快適に眠ることもできます。ベッドパッドが寝汗を吸収することにより、マットレスを衛生的に長く使えるようにもなります。
また、厚みのあるベッドパッドを選べば、体への当たりが柔らかくなって寝心地が良くなりますし、マットレスが傷みにくくなるという利点もあります。ただし、マットレスにある程度こだわって購入した場合には寝心地の変化にも注意が必要です。
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敷パッドとの違い
敷パッドは、シーツの上に敷いて使います。季節に応じて適したものを使うのがおすすめ。直接体に触れるので、ベッドパッド以上に頻繁に洗わなければなりません。市販の敷パッドは、ベッドパッドと比べると薄手のものが主流で、家で簡単に洗えます。しかも乾きやすいため室内干しもできるのが便利です。
サラッとした使い心地の夏用(綿や麻)、ふんわり暖かい冬用(アクリル、ポリエステル、ウール)など、季節ごとに適した素材のものがあり、価格も様々です。
また、シーツの上に敷いておくと、シーツを洗う頻度が少なくて済みます。シーツは着脱が面倒な上、洗った後はシワになりやすいですよね。敷パッドなら着脱が簡単でシワになりにくいので、取り扱いが簡単です。
サラッとした使い心地の夏用(綿や麻)、ふんわり暖かい冬用(アクリル、ポリエステル、ウール)など、季節ごとに適した素材のものがあり、価格も様々です。
また、シーツの上に敷いておくと、シーツを洗う頻度が少なくて済みます。シーツは着脱が面倒な上、洗った後はシワになりやすいですよね。敷パッドなら着脱が簡単でシワになりにくいので、取り扱いが簡単です。
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ベッドパッドの種類と選び方は?
「洗濯の手軽さ」を重視するか、「寝心地の良さ」を重視するかによって、最適な種類も違ってきます。自分にとって大切なのは何なのか?を考えてから選ぶようにしましょう。
洗えるベッドパッド
自宅で丸洗いできるベッドパッドなら、頻繁に洗って清潔さを保ちやすくなります。洗えるベッドパッドの中わた素材は、主に3種類あります。
ポリエステルは、湿気の吸収性はイマイチなものの、乾きやすくリーズナブルです。コットン(綿)は、湿気をよく吸収するものの、乾きにくくてやや硬め。ウール(羊毛)は、湿気の吸収・発散作用に優れていて弾力もありますが、少し価格は上がります。
購入するときは洗濯表示を確認しましょう。自宅の洗濯機の容量で洗えるかどうかのチェックも忘れないでください。
ポリエステルは、湿気の吸収性はイマイチなものの、乾きやすくリーズナブルです。コットン(綿)は、湿気をよく吸収するものの、乾きにくくてやや硬め。ウール(羊毛)は、湿気の吸収・発散作用に優れていて弾力もありますが、少し価格は上がります。
購入するときは洗濯表示を確認しましょう。自宅の洗濯機の容量で洗えるかどうかのチェックも忘れないでください。
素材にこだわったベッドパッド
ベッドパッドの素材にこだわるなら、弾力があって寝心地の良いウール(羊毛)わたがオススメです。天然素材のウールは汗をよく吸収・発散してくれるので、寝汗が染み込むベッドパッドの中わたに最適です。
ウールのベッドパッドも最近ではほとんど洗えるものになってきました。普段は陰干しをして、本格的にお手入れしたいときはクリーニングに出しましょう。
ウールのベッドパッドも最近ではほとんど洗えるものになってきました。普段は陰干しをして、本格的にお手入れしたいときはクリーニングに出しましょう。
ベッドパッドの選び方は?
洗えるベッドパッドの中わたは、ポリエステル、ウール、綿の順に乾きやすいです。
こまめに洗濯して使いたい方には、最も乾きやすいポリエステルわたが向いています。寝心地を重視したい方には、ウールわたが良いでしょう。
こまめに洗濯して使いたい方には、最も乾きやすいポリエステルわたが向いています。寝心地を重視したい方には、ウールわたが良いでしょう。
ベッドパッドのサイズの選び方は?
ベッドパッドは基本的にベッドのサイズに合わせて選ばなければなりません。一人暮らしだと大抵、シングルかセミダブルのベッドが多いでしょう。
シングル100×200cm、セミダブル120×200cm、ダブル140×200cmが一般的なサイズの基準になっています。
ただ、ベッドにはロングやワイドサイズのベッドもあります。このサイズだと、ピッタリサイズのベッドパッドがないこともあります。その場合は、ベッドより一回り小さいものでも使用上問題ありません。
逆にやや大きめサイズのベッドパッドだと、ベッド本体からはみ出して邪魔になってしまいます。
シングル100×200cm、セミダブル120×200cm、ダブル140×200cmが一般的なサイズの基準になっています。
ただ、ベッドにはロングやワイドサイズのベッドもあります。このサイズだと、ピッタリサイズのベッドパッドがないこともあります。その場合は、ベッドより一回り小さいものでも使用上問題ありません。
逆にやや大きめサイズのベッドパッドだと、ベッド本体からはみ出して邪魔になってしまいます。
ベッドパッド洗濯の頻度はどのくらいが最適?
ベッドパッドは、体に直接触れないからといっても、汚れないわけではありません。洗える素材のものは適切な頻度で洗って清潔に使いましょう。
ベッドパッドの上に直接寝ている場合
体が直接ベッドパッドに触れている状態なので、1~2週間を目安に洗濯するのが理想的です。
一般的に、就寝中にかく汗はコップ1杯程といわれています。季節や体調によっては、もっと寝汗をかくこともあるでしょう。それらの汗はほとんどがベッドパッドに吸収されます。そのため、2週間に1度は洗濯しないと、汚れや臭いが蓄積されてダニが好む環境になってしまいます。
一般的に、就寝中にかく汗はコップ1杯程といわれています。季節や体調によっては、もっと寝汗をかくこともあるでしょう。それらの汗はほとんどがベッドパッドに吸収されます。そのため、2週間に1度は洗濯しないと、汚れや臭いが蓄積されてダニが好む環境になってしまいます。
シーツをベッドパッドの上に敷いている場合
シーツや敷パッドをベッドパッドの上に敷いている場合は、2~3カ月を目安に洗濯しましょう。
シーツや敷パッドを頻繁に洗濯していたとしても、皮脂や垢などの汚れや臭いは少しずつベッドパッドにも染み込みます。
もちろん、もっと頻繁に洗濯しても問題ありませんが、洗濯し過ぎるとベッドパッドの中わたの劣化を早めてしまうので注意しましょう。洗えないベッドパッドなら、上のシーツを洗うタイミングで陰干しすると良いでしょう。さらに定期的にドライクリーニングに出すことで、清潔さを保てます。
シーツや敷パッドを頻繁に洗濯していたとしても、皮脂や垢などの汚れや臭いは少しずつベッドパッドにも染み込みます。
もちろん、もっと頻繁に洗濯しても問題ありませんが、洗濯し過ぎるとベッドパッドの中わたの劣化を早めてしまうので注意しましょう。洗えないベッドパッドなら、上のシーツを洗うタイミングで陰干しすると良いでしょう。さらに定期的にドライクリーニングに出すことで、清潔さを保てます。
まとめ
理想の使い方は、下からマットレス→ベッドパッド→ベッドシーツ→敷パッドの順番です。
清潔で寝心地のいいベッドで眠ってさわやかに目覚めると、1日を気持ち良くスタートできます。「寝心地がどうも良くない」とか「臭いや湿気が気になる」など、少しでも気になることがあれば、自分にピッタリのベッドパッドを選んで使ってみましょう。
清潔で寝心地のいいベッドで眠ってさわやかに目覚めると、1日を気持ち良くスタートできます。「寝心地がどうも良くない」とか「臭いや湿気が気になる」など、少しでも気になることがあれば、自分にピッタリのベッドパッドを選んで使ってみましょう。
監修:ねむりや 黒木 呂至
日本初の出張専門のふとん屋さん
より1人1人に合った眠りの提案がしたいと、2017年に10年間店長を務めた創業100年以上の老舗寝具店から独立。お客様のご自宅へ出張して提案を行う。睡眠健康指導士の資格も持ち、眠りの知識と寝具の知識の両方を生かした提案が好評を得ている。お客様からの信頼も厚く紹介により利用する人が増加している。