2019年05月21日 更新

一人暮らしにおすすめ! スチームアイロンの効果や選び方を家電販売員が徹底解説

今回は一人暮らしを始める方に向けて、おすすめのスチームアイロンや選び方のコツを、プロの家電販売員であり家電ライターとしても活動しているたろっさがご紹介します。実家暮らしをしていたときは、家族が洗濯からアイロンがけまでしてくれていた……という方も多いのではないでしょうか。しかし、一人暮らしではすべての工程を自分でやらなければいけません。そこで役立つのがスチームアイロン。スチームアイロンがあれば、衣類の手入れがぐっと楽になりますよ。

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スチームアイロンとは?効果や特徴について

スチームアイロンとは「スチーム機能がついているアイロン」の総称です。
タンクに入っている水を蒸発させて水蒸気を作り、アイロンをかけるのと同時にスチームを放射することで、シワをより伸ばしやすくしています。高温になりすぎず生地へのダメージが小さいことから、現在ではスチームアイロンが主流です。

他にも衣類スチーマーと呼ばれるアイロンもあり、こちらは本体を小型化してスチームを放出することに特化させています。衣服をハンガーにかけたままスチームを放出し、軽く撫でるようにアイロンをかければ、日々の衣服のお手入れで除菌、脱臭まで行える便利なものです。

スチームアイロンのメリット・デメリット

スチームアイロンは通常のアイロンにはないメリットがあります。ここではスチームアイロンのメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。

スチームアイロンのメリット

スチームアイロンのメリットは、水蒸気によって衣類の殺菌ができる点です。スチームを使用しないドライアイロンに比べて脱臭効果が高く、さらに花粉やPM2.5等のアレルゲン物質を軽減してくれる効果もあります。

また、衣類スチーマーはアイロン台を使用する必要がないため、時間をかけずに使用できる点もメリットでしょう。
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スチームアイロンのデメリット

大容量スチームタンクを搭載しているものは本体が重く、長時間のアイロンがけを行っていると腕が疲れてしまいます。重さがあるので衣服に体重をかけやすいともいえますが、段々と使うのが億劫になってきてしまい、最終的にはほとんど使用しなくなってしまう方も出てくるでしょう。

軽くて取り回しやすい小型の衣類スチーマーは若干値段が高くなるので、自分の懐具合と相談しながらアイロンを選定する必要があります。

スチームアイロンの上手な選び方

重すぎると使わなくなるし、値段が高いと手が出ないなど、スチームアイロンを選ぶ際には頭を悩ませてしまいがちです。
そこで、ここでは3つの項目からスチームアイロンを選ぶ方法を紹介します。

①使いやすさで選ぶ

手に取ってみて、「重いなぁ……」と感じるものは避けた方が無難です。
はじめに持ってみて重いと感じるものは実際に使用してもやはり重く、アイロンがけ自体が億劫になってしまいます。
腕への負担を考えてスタンダードタイプではなくハンディタイプのスチームアイロンを選ぶのもひとつの選択肢でしょう。ただし、小型のものはアイロン面も小さく、アイロンがけに時間がかかってしまうため、重さとアイロン面の広さのバランスを考えるようにしましょう。

取り回しのしやすさの面から見て、コードの有無も重要なポイントです。本体にコードがついている場合はアイロンがけの途中でアイロン面が冷めてしまうということも起こりづらく、長時間の使用ができますが、コードが邪魔になるおそれがあります。
コードレスの場合は、コードは邪魔になりませんが、長時間使用するときには一度アイロン台に戻し、温め直す必要が出てきます。自分のアイロンがけの頻度や使用時間を考えて選びましょう。
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②スチームの量や持続時間で選ぶ

スチームアイロンには、スチームの量と持続時間が書いてあります。スチームを使用してしっかりアイロンがけを行いたい場合は、1分間に10g以上のスチームを放出できるものがおすすめです。

スチームの持続時間も重要なポイントで、最低でも1回の放出で1分位は持続しないと、スチーム量に物足りなさを感じてしまいます。このように細かい性能も確認するようにしましょう。

③かけ面の素材で選ぶ

アイロン面の素材には色々な種類があります。ここでは、代表的なフッ素、チタン、セラミックの3つについて解説します。

・フッ素加工
フッ素加工を施したアイロンは本体が非常に安価で、とりあえずアイロンを使いたい方や一応持っておきたいという方であれば十分でしょう。
とはいえ、他の素材に比べてキズに弱く、また滑りやすさもイマイチです。毎日使用する方は、セラミック製やチタン製のアイロンを選びましょう。

・チタン
チタンは傷つきにくさと滑りやすさの面でフッ素より優れている上に、軽いという特徴があります。中堅~上位クラスのアイロンに採用されていることが多く、アイロンに慣れ始めた方におすすめです。
チタンにコーティングを施して、機能性を高めているアイロンもあります。

・セラミック
上位モデルに採用されていることが多いのがセラミックです。耐久性と滑りやすさはピカイチで、垂直に力を入れてアイロンをかけてもスイスイと進んでくれる印象を受けます。
もちろん価格も張るものが多いのですが、それを補って余りある性能を発揮してくれます。
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おすすめスチームアイロン

ここでは実際の一人暮らしにおすすめのアイロンを紹介していきます。

パナソニック NI-FS540

衣類スチーマーというジャンルを切り拓いたパナソニックの最新機種です。一人暮らしの洗濯物の量や日々のお手入れのしやすさ、さっと取り出してさっと使えるというお手軽さなどの面から見て、とてもバランスが取れているスチームアイロンといえます。

本体も小さいため、遠方の就職活動にも持っていけますよ。大容量のスチームと小さいながらも本格的なアイロンがけを行える広さのアイロン面など、欠点がほとんどないのがおすすめできるポイントです。


ティファール FV2690J0

ティファールのコード式スチームアイロンです。最大のポイントは、スチームアイロンの中ではお手頃な価格にもかかわらずセラミック面を採用しているところでしょう。本体重量を感じさせないコート面の滑りが特徴です。

コード式なので若干取り回しの問題はありますが、アイロンがけがしやすいためあまり気にならないでしょう。しっかりと日々のアイロンがけを行いたい方におすすめです。


ツインバード SA-4084

コスパ抜群のツインバードのハンディアイロンです。スチーマー機能が搭載されていて、本体重量も軽め、ブラシなどのアタッチメントも豊富なのに安価で購入できるお買い得感が強い製品です。
コードの長さも2.5mと長く、立った状態でも使用できます。


日立 CSI-301

日立のコードレスアイロン入門機です。セラミックコーティングで本体も775gと軽め、スチーム持続時間も1分前後とスチームアイロンに必要な条件をすべて満たしています。コードレスかつアイロン台のコードの長さが1.7mあるため、比較的自由な場所でアイロンがけができます。

現代人にとって床に座りながらのアイロンがけは重労働ですが、これはコードレスなので背が高めのアイロン台に向かって立った状態でも、椅子に座りながらでもアイロンがけができます。コードレスアイロンの便利さを体感できる1品です。


東芝 TA-FLW910

東芝の最上位機種で、ボロンコートという、ダイヤモンドに近い硬度を持つ特殊なコーティングを施すことによって滑り性能を向上させています。後部に傾斜がついているので力を入れずに指一本でアイロンを滑らせることができるほどです。

アイロン面を見ると分かるとおり、バランスよく配置された多数のスチーム穴から大容量のスチームが勢いよく吹き出します。最長3分のスチーム持続時間と、1分間に約13gのスチーム量。名実ともに最上位のアイロンです。


スチームアイロンを使うときの注意点

スチームアイロンを使用する場合、当然ですが注意しなければならない点がいくつかあります。

まず、やけどに注意し、使用後はしっかりと電源を切ったか確認をします。コードレスアイロンの場合は引火しない場所にアイロンを外しておいておき、しばらく置いてから片付けるようにしましょう。いずれにせよきちんとコンセントから電源を抜いたかを確認することが大切です。

また、アイロンがけをしたい衣服や布が、スチームに対応している素材かどうかもチェックしましょう。対応していない素材の場合は変質してテカリが発生してしまったり、最悪の場合は溶け落ちて穴が空いてしまったりすることもあります。
スチームアイロンを使用する前後の確認は怠らないようにしましょう。
▼衣類がアイロン可能かどうかは洗濯表示を確認しよう。
新「洗濯表示」覚えておくべきは5つの基本記号。見分けて衣類長持ちお洗濯

まとめ

新生活を迎えるにあたり、周りとの交友関係や人間関係が一変する方が多いでしょう。しかし、アイロンをかけていないヨレヨレの服で初めての場に飛び込むのは控えたいものです。
ぜひスチームアイロンを使用して、普段の服装から、清潔感と親しみやすい雰囲気作りを心がけるようにしましょう。

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