目次
この記事で書いている3つのポイント
①収納上手になると一人暮らしが快適になる
②一人暮らしに最適な衣・食・住のゾーンに分けた収納
③100均でも手に入る便利グッズで収納上手に
②一人暮らしに最適な衣・食・住のゾーンに分けた収納
③100均でも手に入る便利グッズで収納上手に
押さえておきたい収納の考え方
収納とは「モノをしまうこと」という意味ですが、快適に暮らすためには、ただしまうだけでは十分ではありません。収納には以下のような目的があるのです。
- 必要なモノがすぐ取り出せる
- スペースを有効利用して部屋を広く使う
- 掃除がしやすくなって時短にも
こうした目的を念頭に、自分のライフスタイルに合った収納をすることが大切です。
上手に収納ができれば、部屋が散らかりづらくなり、常にきれいな部屋をキープできるといったメリットも。
上手に収納ができれば、部屋が散らかりづらくなり、常にきれいな部屋をキープできるといったメリットも。
一人暮らしの部屋で役立つ“ゾーン分け収納”
一人暮らしの場合、食事をするのも、くつろぐのも寝るのも大抵はひとつの部屋。生活をしているうちに、部屋がモノであふれ、乱雑になってしまいがちです。そこでおすすめしたいのが、ゾーン分け。部屋を衣・食・住の3つのゾーンに分け、ゾーンごとに必要なものを収納する方法です。
衣:洋服のある場所
衣類は容積が大きいので、部屋のあちこちにあると、それだけで散らかった印象に。
クローゼットやパイプハンガーなど、衣類を収納するゾーン以外に洋服を置かないようにすれば、部屋全体がすっきりした印象になります。
また、クローゼットの中に洋服を吊す場合は、丈の長さ順に並べてスペースを有効活用。
丈の短い服の下にスペースができて収納ボックスなどを置くことができます。
クローゼットやパイプハンガーなど、衣類を収納するゾーン以外に洋服を置かないようにすれば、部屋全体がすっきりした印象になります。
また、クローゼットの中に洋服を吊す場合は、丈の長さ順に並べてスペースを有効活用。
丈の短い服の下にスペースができて収納ボックスなどを置くことができます。
食:キッチン&食材や食器などを収納する場所
調理道具などを収納するキッチンのコンロ下。この扉の裏に、はがせるフックをつければキッチンツールを吊り下げることができます。
見た目がすっきりするだけでなく、調理の際にすぐ取り出せて便利。
同じくシンク下収納の扉の裏にティッシュBOXをはりつけ、水回りで使うポリ袋や水切りネットなどを収納。一枚ずつとりだせるので便利です。
また、食べかけのお菓子などは部屋に置きっぱなしにしておくとだらしない印象になるので、密閉容器にまとめてキッチンへ。
見た目がすっきりするだけでなく、調理の際にすぐ取り出せて便利。
同じくシンク下収納の扉の裏にティッシュBOXをはりつけ、水回りで使うポリ袋や水切りネットなどを収納。一枚ずつとりだせるので便利です。
また、食べかけのお菓子などは部屋に置きっぱなしにしておくとだらしない印象になるので、密閉容器にまとめてキッチンへ。
住:テレビを見たりするくつろぎの場所
一人暮らしの場合、食事をする場所と書き物をしたりする場所は重なることがほとんど。
リモコンが複数ある場合は、テーブルの上に大きさ順に並べるだけですっきりした印象に。またテーブルの上にモノを置く場合は直置きせずに、100均などで買ったカゴにまとめて置くと掃除が楽に。カゴをどかすだけで、テーブルを拭くことができます。
リモコンが複数ある場合は、テーブルの上に大きさ順に並べるだけですっきりした印象に。またテーブルの上にモノを置く場合は直置きせずに、100均などで買ったカゴにまとめて置くと掃除が楽に。カゴをどかすだけで、テーブルを拭くことができます。
ゾーンで判断したい、隠す収納見せる収納
そのゾーンで使うモノは、そのゾーン内に収納すると、使い終わったあとにすぐに戻せるので、出しっぱなしを防ぐことができます。
また、衣と食のゾーンで使うものは生活感があるので、扉のついた棚やボックスなど、隠す収納が向いています。一方、住のゾーンで使うものの中には見せる収納に向いているものも。装丁のきれいな本や、趣味の道具などは、あえて見せる収納を。ただし、細々したものを見せる収納にすると、掃除が大変になるので、その場合はお気に入りのものだけを選んで飾るようにしましょう。
また、衣と食のゾーンで使うものは生活感があるので、扉のついた棚やボックスなど、隠す収納が向いています。一方、住のゾーンで使うものの中には見せる収納に向いているものも。装丁のきれいな本や、趣味の道具などは、あえて見せる収納を。ただし、細々したものを見せる収納にすると、掃除が大変になるので、その場合はお気に入りのものだけを選んで飾るようにしましょう。
via pixabay.com
便利な収納グッズ
スペースが限られている一人暮らしの部屋の収納には、便利グッズが強い味方に。
【チェーン】
クローゼットのパイプにチェーンを吊して複数のハンガーをかける方法。オフシーズンの衣類やあまり着用しない衣類の収納におすすめです。
【はがせるフック+カゴ】
洗面台の下の扉の裏にはがせるフックをつけ、そこにカゴを吊し、ドライヤー収納に。
【ポケットファイル】
家電の保証書や説明書、領収書などの紙類をまとめて保管。雑誌なども、とっておきたい記事を切り取って収納すれば、雑誌などを置くスペースが大幅に減らせるので、雑誌好きの人にもおすすめです。
【透明の収納ボックス】
中身が見えると定位置が一目で分かるので、出すのも戻すのも簡単。衣類や寝具、食材のストックなどごちゃつきやすい場所の収納にも便利。
【ファイルボックス】
フライパンや鍋のフタなどは、重ねておくと取り出すのも面倒。そこでA4サイズのプラスチック製ファイルボックスを3つほど並べてダブルクリップで留めます。それをシンク下に置けば簡単に収納ボックスの完成。料理好きの人におすすめです。
クローゼットのパイプにチェーンを吊して複数のハンガーをかける方法。オフシーズンの衣類やあまり着用しない衣類の収納におすすめです。
【はがせるフック+カゴ】
洗面台の下の扉の裏にはがせるフックをつけ、そこにカゴを吊し、ドライヤー収納に。
【ポケットファイル】
家電の保証書や説明書、領収書などの紙類をまとめて保管。雑誌なども、とっておきたい記事を切り取って収納すれば、雑誌などを置くスペースが大幅に減らせるので、雑誌好きの人にもおすすめです。
【透明の収納ボックス】
中身が見えると定位置が一目で分かるので、出すのも戻すのも簡単。衣類や寝具、食材のストックなどごちゃつきやすい場所の収納にも便利。
【ファイルボックス】
フライパンや鍋のフタなどは、重ねておくと取り出すのも面倒。そこでA4サイズのプラスチック製ファイルボックスを3つほど並べてダブルクリップで留めます。それをシンク下に置けば簡単に収納ボックスの完成。料理好きの人におすすめです。
まとめ
いかがでしたか? 収納は部屋全体で考えると大変に感じますが、ゾーン別にモノをしまう場所を考えれば、収納の場所や方法が自然に決まっていきます。荷物やライフスタイルに合わせて、最適な収納の準備して、快適な一人暮らしをしませんか。
監修:本多弘美
家事・収納アドバイザー
医療系短大を卒業後、臨床検査技師を経て家庭に入る。生活の試行錯誤から収納を考え、収納アドバイザーとしてデビュー。経験から蓄積され導き出されたノウハウを体系化し、講演やテレビ、執筆などを行う。収納を考えることは、家事の効率化をもたらすことから、家事・収納アドバイザーに。科学的な視点に基づく広い視野からの分析も好評。掃除関連の提案も行っている。『クセになるおそうじ術(暮らしのイラスト便利BOOK)』 『パパッときれいすっきり!時短家事術(だいわ文庫)』