目次
洗えるぬいぐるみか確認しよう
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ウールや革生地のもの
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中身がポリエステル・ビーズ・パイプ以外のもの(中身が紙のものは洗い不可)
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アンティークもの
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機械や電池式の水に弱いもの
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パーツが接着剤で付いているもの
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色落ちする可能性のあるもの
ぬいぐるみの洗濯方法
【洗濯に使用するもの】
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桶やボウル
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柔軟剤
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ブラシ(歯ブラシでも可)
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洗濯ネット
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タオル
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中性洗剤(おしゃれ着用洗剤であれば、よりふわふわになり、型崩れ防止にもなります)
【洗濯方法】
①準備
まずはぬいぐるみについている洋服や小物などの装飾品をできるだけ外します。そのあとブラッシングをして落とせる汚れは落としておきましょう。
②洗う
桶やボウルまたは浴槽にぬるま湯を溜め、洗剤を溶かします。ぬいぐるみをその中に入れて、押し洗いをしてください。
型崩れが気になる場合は、つけおき洗いだけでも意外と汚れを落とせますので、無理に押し洗いをしなくてもよいでしょう。汚れがひどい部分は、もみ洗い、たたき洗い、ブラシでこするなどして汚れを取ります。
③すすぐ
洗剤を溶かした水を一度流し、新しい水に取り替えて、洗剤を外へ押し出すようにすすぎをします。水を替えて最低2回は行いましょう。
すすぎが終わったら、最後に柔軟剤を溶かした水にくぐらせましょう。ぬいぐるみをふわふわに仕上げられます。洗剤と柔軟剤を同時に使用すると効果が失われるので、必ずすすぎを十分に行ったあとで使用してください。
また、入浴剤の入った風呂の残り湯で柔軟剤を使用すると、入浴剤と化学反応を起こし、ぬいぐるみが染色されてしまう場合がありますので、必ず新しい水で行いましょう。
柔軟剤のつけ置きが終わったら、軽く押し洗いしてすすぎをしてください。
④脱水する
脱水を行う前に、ぬいぐるみをタオルで包みネットに入れます。
これは、脱水時の遠心力により、タオルがぬいぐるみの水分を吸収するためです。タオルに包むことで、脱水による損傷を防ぐ効果もあります。
脱水は洗濯機の脱水機能の1番弱いコースで、30~60秒行いましょう。コース設定ができない場合は10秒程度に抑えるなど、あまり負荷がかからないよう加減してください。
⑤干す
ぬいぐるみを干すときはまず全体的に形を整え、ブラッシングをして毛並みを整えます。このような一手間を加えることが、型崩れ防止に繋がります。
干す場所は直射日光の当たらない、風通しの良い場所を選びましょう。洗濯ばさみではさんで干すと、跡が残ってしまう恐れがあるため、平干しがおすすめです。
最後に洗濯機に乾燥機能があれば10分程度乾燥させると、ふわふわに仕上がります。ドライヤーでも代用可能なので、ぜひ試してみてください。起毛したようなぬいぐるみは、ドライヤーを使って最後にブラッシングします。
ぬいぐるみの洗濯でよくある失敗とそうならないための方法法
ぬいぐるみが縮んだ
よく乾かせば元通りになるかもしれませんが、素材自体が縮んでしまうと、いくら乾かしても元に戻らないということもあり得ます。
縮みがこわい場合は洗濯をせず、掃除機でほこりやゴミを吸うといった方法でキレイにしてみてはいかがでしょうか。濡れたタオルで拭くだけでもキレイになります。
パーツが取れてしまった
洗う前によく確認して、取れそうなパーツがある場合は補強してから洗いましょう。手洗いで取れそうなパーツ部分をよけて洗うのもおすすめです。
カビが生えた
最後に乾燥機やドライヤーを使用するのもおすすめです。
ぬいぐるみが破損した
そのため、10年以上経過したぬいぐるみは、洗濯機を使わずに丁寧に手洗いするのがおすすめです。水の中から取り出すときはぬいぐるみ全体を両手ですくい上げるように取り出しましょう。
まとめ
おしゃれ着用中性洗剤を使用したり、干す前にブラッシングしたりといった一手間を加えることで、洗濯後もふわふわに仕上げられるので、ぬいぐるみを洗う際は、ぜひ試してみてください。