目次
- 羽毛布団のコインランドリーでの洗濯方法
- まずは羽毛布団の洗濯表示を確認する
- コインランドリーに持っていくもの
- コインランドリーでの羽毛布団の洗濯機への入れ方
- 羽毛布団のコインランドリーでの乾燥方法
- コインランドリーでの羽毛布団の乾燥手順
- 羽毛布団を乾燥機にかける際のポイントと注意点
- 羽毛布団はコインランドリーで洗濯する?クリーニングに出す?
- コインランドリーで洗濯する所要時間と料金の目安
- クリーニングに出すのとどちらがよい?
- 羽毛布団は自宅でも洗濯できる?
- 羽毛布団を自宅の洗濯機で洗う方法
- 羽毛布団を自宅の浴槽で洗う方法
- 羽毛布団以外にも!毛布やダウンもコインランドリーで洗濯できる
- コインランドリーで毛布を洗濯・乾燥させる際のポイント
- コインランドリーでダウンを洗濯・乾燥させる際のポイント
- まとめ
羽毛布団のコインランドリーでの洗濯方法
事前に押さえておきたいポイントと、実際に現場で行う手順について説明します。
まずは羽毛布団の洗濯表示を確認する
一口に羽毛布団といっても、その作り方には多くの方法があり、全てがコインランドリーや自宅で洗濯できるというわけではありません。まずは、水洗い可能かどうかのチェックをしておきましょう。
それには、布団に付いているタグの洗濯表示を見ます。水面の波打った桶や、洗濯機の形を模した四角の図形があれば、水洗いが可能です。
それには、布団に付いているタグの洗濯表示を見ます。水面の波打った桶や、洗濯機の形を模した四角の図形があれば、水洗いが可能です。
コインランドリーに持っていくもの
コインランドリーで洗濯するための持ち物を確認しましょう。最低限必要なのがお金と洗剤です。
料金は使う洗濯機の大きさや店舗によって差はありますが、概ね1,500円ほどになるでしょう。また、枚数が増えると、乾燥に料金が増える可能性があります。大型の乾燥機に入れる場合は最大で2枚、できれば1台に1枚入れるのが理想です。
洗濯で一般的に使われている弱アルカリ性の洗剤だと羽毛を痛めてしまう危険があるため、刺激の弱い中性洗剤を使うようにします。
また、布団にキルティングの加工が施されていないと、洗濯中に中の羽毛が偏ってしまいます。それを防ぐために、布団を縛るビニール紐を用意しておきます。
料金は使う洗濯機の大きさや店舗によって差はありますが、概ね1,500円ほどになるでしょう。また、枚数が増えると、乾燥に料金が増える可能性があります。大型の乾燥機に入れる場合は最大で2枚、できれば1台に1枚入れるのが理想です。
洗濯で一般的に使われている弱アルカリ性の洗剤だと羽毛を痛めてしまう危険があるため、刺激の弱い中性洗剤を使うようにします。
また、布団にキルティングの加工が施されていないと、洗濯中に中の羽毛が偏ってしまいます。それを防ぐために、布団を縛るビニール紐を用意しておきます。
コインランドリーでの羽毛布団の洗濯機への入れ方
カバーを外した状態の羽毛布団を洗濯機に丁寧に入れます。
布団は三つ折りにして、そこから丸めていくとうまく入ります。キルティングが施されていない場合は、ここで紐を使って縛り、崩れないように固定します。
洗濯機の大きさは、布団を入れたときに容量の9割程度が埋まるくらいのサイズを選びましょう。ほぼ隙間のない状態になりますが、あまりにギリギリだと布団が固定されてしまい、洗濯の効果が十分に発揮されません。無理に押し込むのは厳禁です。
逆に隙間が多くても、布団が空回りしてしまったり、衝撃が激しく破れてしまったりする可能性があるので注意しましょう。
羽毛布団を複数枚洗うときは、上下にならないよう奥と手前に入れるようにします。上下に入れると洗濯中に偏りがうまれ、洗濯機が止まってしまう危険があります。枚数が多い場合は別の洗濯機で洗う方が無難といえます。
布団は三つ折りにして、そこから丸めていくとうまく入ります。キルティングが施されていない場合は、ここで紐を使って縛り、崩れないように固定します。
洗濯機の大きさは、布団を入れたときに容量の9割程度が埋まるくらいのサイズを選びましょう。ほぼ隙間のない状態になりますが、あまりにギリギリだと布団が固定されてしまい、洗濯の効果が十分に発揮されません。無理に押し込むのは厳禁です。
逆に隙間が多くても、布団が空回りしてしまったり、衝撃が激しく破れてしまったりする可能性があるので注意しましょう。
羽毛布団を複数枚洗うときは、上下にならないよう奥と手前に入れるようにします。上下に入れると洗濯中に偏りがうまれ、洗濯機が止まってしまう危険があります。枚数が多い場合は別の洗濯機で洗う方が無難といえます。
羽毛布団のコインランドリーでの乾燥方法
洗濯に続いて、コインランドリーの乾燥機を使う場合のポイントをご紹介します。
洗濯と同じように、布団に付いているタグを見てみましょう。四角の中に丸が入った乾燥機の図形に×印がなければ大丈夫です。
洗濯と同じように、布団に付いているタグを見てみましょう。四角の中に丸が入った乾燥機の図形に×印がなければ大丈夫です。
コインランドリーでの羽毛布団の乾燥手順
布団を紐で縛っていたらほどいて、二つ折りにしてセットします。中の空間に対して3割程度が目安となります。
併せて柔軟シートを使うと、仕上がりが柔らかくなり、静電気の発生も抑えます。時間の目安は40分~60分、途中で開けることができる場合は、ときおり布団の形を整えたり上下を返したりして、乾燥に偏りが出ないようにするとよいでしょう。
なお、乾燥が終わると熱がこもりますが、それが湿気になってカビの原因になることがあります。家に帰ったら、風通しのよい場所に30分~1時間程度置き、熱を取るようにしてください。
併せて柔軟シートを使うと、仕上がりが柔らかくなり、静電気の発生も抑えます。時間の目安は40分~60分、途中で開けることができる場合は、ときおり布団の形を整えたり上下を返したりして、乾燥に偏りが出ないようにするとよいでしょう。
なお、乾燥が終わると熱がこもりますが、それが湿気になってカビの原因になることがあります。家に帰ったら、風通しのよい場所に30分~1時間程度置き、熱を取るようにしてください。
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羽毛布団を乾燥機にかける際のポイントと注意点
あらかじめ布団をもんだり引っ張ったりして、中に空気が入るようにしておくと、ふわっとした仕上がりになります。準備に多少の時間は必要ですが、この一手間がないと、厚みがなくなってしまうことがあるので、ぜひやりましょう。
乾燥させる際に、雑巾を丸く縛って玉状にしたものを5~6個、一緒に入れておくと、羽毛布団を適度に叩いてくれるので、羽毛の偏りがほぐれてくれて、乾燥時間が短くなったり、ふわふわ感がアップしたります。
乾燥させる際に、雑巾を丸く縛って玉状にしたものを5~6個、一緒に入れておくと、羽毛布団を適度に叩いてくれるので、羽毛の偏りがほぐれてくれて、乾燥時間が短くなったり、ふわふわ感がアップしたります。
羽毛布団はコインランドリーで洗濯する?クリーニングに出す?
コインランドリーとクリーニングでは、それぞれ一長一短があります。ここではかける時間や料金などを比較してみましょう。
コインランドリーで洗濯する所要時間と料金の目安
コインランドリーでは、洗濯にかける時間は約30分、羽毛布団は乾燥に時間がかかるので乾燥時間は60分から80分は見ておきましょう。出し入れの手間も考えると2時間程度は必要です。
移動時間に加えて自宅で熱を取る時間なども考えると、半日仕事になってしまうでしょう。
料金的には、1,000円台~2,000円台程度。
移動時間に加えて自宅で熱を取る時間なども考えると、半日仕事になってしまうでしょう。
料金的には、1,000円台~2,000円台程度。
クリーニングに出すのとどちらがよい?
一方、クリーニングならば、手間はお店に持っていくことのみ。特に宅配タイプであれば、お店に持ち込む手間もありません。その代わり、仕上がりまでにはある程度の期間が必要です。
料金としては、概ね3,000円台~5,000円台程度はかかってきます。枚数が多いと負担はさらに重たくなります。しかしその分、仕上がりはよくなります。
コインランドリーでの作業に不安がある方や、シーズン終わりで急ぎ洗濯する必要がなければ、クリーニングをおすすめします。
料金としては、概ね3,000円台~5,000円台程度はかかってきます。枚数が多いと負担はさらに重たくなります。しかしその分、仕上がりはよくなります。
コインランドリーでの作業に不安がある方や、シーズン終わりで急ぎ洗濯する必要がなければ、クリーニングをおすすめします。
羽毛布団は自宅でも洗濯できる?
手放しでおすすめできるわけではありませんが、普段使っている自宅の洗濯機でも可能です。自宅で洗濯をする方法についても解説しておきます。
羽毛布団を自宅の洗濯機で洗う方法
まず、自宅の洗濯機が羽毛布団に対応しているかどうかを確認しましょう。布団を洗えるコースがあるかどうかは取扱説明書を見れば分かります。
洗うときは、必ず洗濯用のネットに入れるようにします。そうしないと大きな偏りができ、洗濯機が倒れたり、脱水がうまくいかったりすることがあります。洗剤は布団洗い専用の洗剤かおしゃれ着用の中性洗剤を使い、コインランドリーの時と同様に三つ折りにしてから、丸めて洗濯機に入れます。
洗濯・脱水は自宅でも難しくないのですが、羽毛布団は湿気に弱いので乾燥には注意しましょう。良く晴れた日に外に干し、途中に表裏を入れ替えるなどして中までしっかり乾ききるようにします。十分干したつもりでも乾ききっていないこともあるので、可能であれば乾燥だけはコインランドリーに持っていきたいところです。
洗うときは、必ず洗濯用のネットに入れるようにします。そうしないと大きな偏りができ、洗濯機が倒れたり、脱水がうまくいかったりすることがあります。洗剤は布団洗い専用の洗剤かおしゃれ着用の中性洗剤を使い、コインランドリーの時と同様に三つ折りにしてから、丸めて洗濯機に入れます。
洗濯・脱水は自宅でも難しくないのですが、羽毛布団は湿気に弱いので乾燥には注意しましょう。良く晴れた日に外に干し、途中に表裏を入れ替えるなどして中までしっかり乾ききるようにします。十分干したつもりでも乾ききっていないこともあるので、可能であれば乾燥だけはコインランドリーに持っていきたいところです。
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羽毛布団を自宅の浴槽で洗う方法
洗濯機に羽毛布団が大きすぎて入らない場合はときは、浴槽を使うという手段もあります。
具体的には、浴槽に足首が浸かる程度に水を張り、そこに中性洗剤を入れて溶かします。そこに布団を入れて、足で踏むことによって洗濯をするのです。
脱水については、濡れたことにより洗濯機に入るようになったのあれば洗濯機を使います。ネットに入れてから脱水しましょう。それでも入らない場合は、浴槽で1時間程かけて自力で水を抜いてから干しましょう。
具体的には、浴槽に足首が浸かる程度に水を張り、そこに中性洗剤を入れて溶かします。そこに布団を入れて、足で踏むことによって洗濯をするのです。
脱水については、濡れたことにより洗濯機に入るようになったのあれば洗濯機を使います。ネットに入れてから脱水しましょう。それでも入らない場合は、浴槽で1時間程かけて自力で水を抜いてから干しましょう。
羽毛布団以外にも!毛布やダウンもコインランドリーで洗濯できる
羽毛布団だけでなく、毛布やダウンも洗濯することができます。冬物はまとめて整理しておきましょう。
コインランドリーで毛布を洗濯・乾燥させる際のポイント
化学繊維や綿毛布ならば、概ね水洗いも問題はないでしょう。ただしタグで「タンブラー乾燥禁止」と書かれているものは、乾燥機は使えませんので、脱水をした後、陰干しします。
稀にウールやシルクの毛布がありますが、これらはコインランドリーで水洗いすると型崩れの原因になるので、その場合はクリーニングに出すのが無難です。
稀にウールやシルクの毛布がありますが、これらはコインランドリーで水洗いすると型崩れの原因になるので、その場合はクリーニングに出すのが無難です。
コインランドリーでダウンを洗濯・乾燥させる際のポイント
一口にダウンといっても、色々なタイプがありますが、生地がレザーや合皮の場合、色落ちやひび割れの可能性があります。またウールは、水洗いすると縮んでしまいます。
タグを見て、そうした記載がなければ、コースを「弱」や「ソフト」に設定し、裏返しの状態で洗ってください。ボタンやファスナーは全て閉め、フードなど着脱式のものは外しておきます。生地を傷めないよう、ネットに入れて洗濯し、低温設定でゆっくりと乾燥させましょう。
近年流行ってるシームレスダウンなどは無理に洗うと、中の接着剤が剥がれて元に戻せなくなってしまうことがあります。購入から2年以上経過してきたシームレスダウンは特に注意して洗う必要があります。
タグを見て、そうした記載がなければ、コースを「弱」や「ソフト」に設定し、裏返しの状態で洗ってください。ボタンやファスナーは全て閉め、フードなど着脱式のものは外しておきます。生地を傷めないよう、ネットに入れて洗濯し、低温設定でゆっくりと乾燥させましょう。
近年流行ってるシームレスダウンなどは無理に洗うと、中の接着剤が剥がれて元に戻せなくなってしまうことがあります。購入から2年以上経過してきたシームレスダウンは特に注意して洗う必要があります。
まとめ
クリーニングに出すしかないと思ってしまいがちな羽毛布団ですが、コインランドリーや自宅で洗濯をすれば、その分お金を節約することができます。ただし気を付けないと、ふわっとした仕上がりにならないこともなります。
ご紹介した方法を参考にして、上手に洗濯や乾燥を行うようにしてください。
ご紹介した方法を参考にして、上手に洗濯や乾燥を行うようにしてください。
監修:神崎健輔
実家がクリーニング店でもあったので小さな頃から洗濯を手伝い、クリーニング師の資格を取得して洗濯の知識をとことん勉強。
現在は、白洋社クリーニングと宅配クリーニングネクシーという二つのクリーニングカンパニーに所属。
「洗濯ハカセ」を名乗り、日々ストイックに「もっと洗濯がキレイに楽にできる方法」を研究しなが培った知識をブログで発信中。
家庭での洗濯が上手になる方法や、クリーニングいらずの洗濯術などを公開しながら、テレビ、雑誌、ラジオとたくさんのメディア
でも活躍中