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レンジフードの掃除は必要?
どちらにも排気ファンと呼ばれる部品が付いており、ファンが旋回することによって室内の空気を吸い込んで部屋の外へ排出しています。
フィルターやファンを油などで汚れたまま放置していると、見た目が汚いだけでなく、後々お手入れが大変になっていきます。さらに、空気を屋外へ排出しづらくなり、部品に付着した油汚れなどが原因で故障する恐れも出てきます。
レンジフードの各部分は、定期的に掃除をして汚れが定着しないようにしましょう。
レンジフードで掃除するのはどの部分?
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ファン
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フード本体
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フィルター
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ベルマウス(ファンの周辺を覆う管のようなもの)
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レンジフード周辺の壁
レンジフードの本体部分は部屋の壁に固定されているので、取り外しをする必要はありません。
掃除に便利なアイテム
自然由来の洗剤が安心という人には、油汚れに強いといわれるセスキ炭酸ソーダを水に溶かしたスプレーを用意するのがおすすめです。空のスプレーボトルにぬるいお湯を250mlほど入れて、セスキ炭酸ソーダを小さじ1杯程度加えて作ります。
ここからはほかの洗剤でもほぼ同様ですが、セスキ炭酸ソーダスプレーを使った掃除方法を紹介していきますね。
掃除の際は、油の付いたフィルターやファンを取り扱うため、手が汚れないようにゴム手袋を常に装着してください。
また、部品を取り外す際のドライバーや、汚れを洗ったり拭き取ったりするために、以下の3つの道具を準備しておくと便利です。
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スポンジ
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使用済み歯ブラシ
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雑巾
レンジフード掃除の手順
レンジフードを分解する
まず、掃除の前に電源が入っていないことを確認しましょう。電源がオンになった状態で部品の取り外しを行うのは危険です。
どのパーツもネジで固定されている場合があり、長いこと掃除をしていないとネジにも油がこびりついていることがあります。その場合は、セスキ炭酸ソーダスプレーを染み込ませたティッシュをネジに貼り付けて5〜10分放置すると、ネジをきれいに洗浄することが可能です。
フィルターの掃除方法
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フィルターはラップを広げて置き、フィルター全体にセスキ炭酸ソーダスプレーをまんべんなく吹き付け、ラップでフィルター全部を包みます。
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この状態で10〜20分放置したら、次にするのがラップを剥がして台所用スポンジや歯ブラシでこすりながら、ぬるま湯で洗い流す作業を行いましょう。
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作業をしても落ちないしつこい汚れがある場合、力を入れてこするとフィルターを傷つける恐れがあるので、無理をせずに再度ラップとセスキ炭酸ソーダスプレーを使って油汚れを落としましょう。しっかりと汚れが落ちたら、お湯で濯ぎ拭きし、乾いた布などで拭き取り乾燥させてください。
ファンとベルマウスの掃除方法
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お湯に付けたあと、ファン全体にセスキ炭酸ソーダスプレーを吹き付けて15〜20分ほど放置します。
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その後、スポンジや歯ブラシでこすりながらぬるま湯をかけ、最後に全体を洗い流せばOKです。
フード部分&壁の掃除方法
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フード部分や周辺の壁は、セスキ炭酸ソーダスプレーを染み込ませた雑巾で拭き取りましょう。拭いても汚れが取れない部分はセスキ炭酸ソーダスプレーを吹き付け、ラップを貼り付けて放置すればきれいに汚れが落ちます。
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汚れが落ちたあとは乾いた布などで必ずから拭きをし、最後に汚れがつきにくくなるようにコーティングして仕上げます。コーティング作業で必要となるのは、洗髪用のリンスです。リンスには帯電防止剤が配合されており、この成分が静電気防止の働きをして、汚れが付きにくくコーティングしてくれます。
汚れがひどくなる前にクリーニングを行うことが、常にきれいな状態をキープできるポイントですよ。
まとめ
レンジフードの掃除は、正しい方法で行えばそれほど面倒ではありません。換気をして室内をクリーンな状態に保つために、レンジフードの掃除はまめに行うようにしましょう。