目次
レースカーテンに生えがちな黒カビはどうすればいい?
レースのカーテンに生える黒カビの主な原因は湿気や結露です。カーテンにカビ汚れがあるとすぐに洗濯したくなるかと思いますが、まずは洗濯表示などを確認してからにしましょう。
カーテンのカビは部屋の湿気や結露が原因
そもそもカビは、高温多湿な場所が大好きです。そのため、梅雨の時期などは要注意。部屋の湿気を布製のカーテンが吸ってしまうため、特にカビが生えやすくなります。
また、エアコンなどの暖房器具を頻繁に使う冬には、外気との温度差で窓ガラスに結露ができます。カーテンに水分が染み込んで、カビの原因になります。
また、エアコンなどの暖房器具を頻繁に使う冬には、外気との温度差で窓ガラスに結露ができます。カーテンに水分が染み込んで、カビの原因になります。
カーテンの洗濯表示を確認して適切な方法で洗おう
カーテンにはそれぞれの生地に適した洗濯方法があり、これを守らないと生地が縮んだり傷んだりするので注意しましょう。
洗濯する前にチェックするのは、洗濯表示が記載された洗濯ラベルです。ここには、洗濯機使用や手洗い、漂白処理の可否のほか、水の適温なども書かれています。事前に必ず確認して適切な方法で洗ってください。
洗濯する前にチェックするのは、洗濯表示が記載された洗濯ラベルです。ここには、洗濯機使用や手洗い、漂白処理の可否のほか、水の適温なども書かれています。事前に必ず確認して適切な方法で洗ってください。
カーテンのカビの落とし方
カーテンのカビは、手作業プラス洗濯機で落とします。ちょっとしたコツがいりますが、特別な道具は不要です。
手作業でカビをタオルに移しとる
洗濯する前にカビを集中的に取り除きます。用意するのは、中性洗剤・キッチンペーパー・歯ブラシの3つだけ。
はじめに、カーテンのカビが生えている部分をよく乾かします。
次にそのカビ部分に乾いたキッチンペーパーをあて、その上から原液の洗濯用洗剤液を付けた歯ブラシでカビの部分をトントンと叩きます。
カビがキッチンペーパーに移り、カーテンのカビを取り除くことができます。
はじめに、カーテンのカビが生えている部分をよく乾かします。
次にそのカビ部分に乾いたキッチンペーパーをあて、その上から原液の洗濯用洗剤液を付けた歯ブラシでカビの部分をトントンと叩きます。
カビがキッチンペーパーに移り、カーテンのカビを取り除くことができます。
洗濯ネットを使用して洗濯機で洗う
上記の作業でカビを取り除いたら、洗濯機で丸洗いしましょう。洗う前に、カーテンフックは外しておいてください。大きめの洗濯ネットにカーテンを畳んで入れたら、中性洗剤で洗います。洗濯表示を見て問題ない場合は、液体酸素系漂白剤も入れるとさらに効果的です。
ポイントは、30度以下のお湯で、水流が弱い「手洗い」「ドライ」などのコースで洗うこと。洗濯機の中でカーテンが泳ぐよう水量は最大にし、シワ防止のため脱水は30秒以内にします。
ポイントは、30度以下のお湯で、水流が弱い「手洗い」「ドライ」などのコースで洗うこと。洗濯機の中でカーテンが泳ぐよう水量は最大にし、シワ防止のため脱水は30秒以内にします。
水洗い不可のカーテンはプロのクリーニングに相談を
カーテンに「水洗い不可」の洗濯表示があったら、残念ながら洗濯機では洗えません。「水洗い不可」のカーテンのカビはクリーニング店に相談し、専用の洗剤や漂白剤で落としてもらいましょう。
カーテンのカビを予防する方法
カビが生えてしまうと、洗っても完璧に汚れが落ちるとは限りません。換気や掃除、結露対策など適切な方法で予防するのがおすすめです。
天気のよい日はしっかり換気をする
晴れていて湿度が低いカラッとした日には、積極的に換気して部屋の空気を入れ替えましょう。カーテンが十分に乾燥していればカビは生えにくくなり、部屋のほかの部分のカビ予防にもなります。
窓を開けにくい部屋の場合や梅雨の時期などには、除湿器も便利です。
普段からカーテンに付いたほこりをブラシで落としたり、1年に2~3回カーテンを洗濯したりして、きれいな状態を保ちましょう。
窓を開けにくい部屋の場合や梅雨の時期などには、除湿器も便利です。
普段からカーテンに付いたほこりをブラシで落としたり、1年に2~3回カーテンを洗濯したりして、きれいな状態を保ちましょう。
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防止シートなどで結露対策
結露は拭き取るのが一番ですが、一人暮らしで留守が多いと、こまめに拭くのは難しいでしょう。そんなときには、結露を吸って蒸発させる結露防止シートが便利です。
結露防止シートには、窓ガラスの下の部分だけに貼るテープタイプや、窓ガラス全体に貼って目隠しや断熱を兼ねるタイプなどがあります。賃貸用に、貼っても剥がしやすいタイプを選びましょう。
結露防止シートには、窓ガラスの下の部分だけに貼るテープタイプや、窓ガラス全体に貼って目隠しや断熱を兼ねるタイプなどがあります。賃貸用に、貼っても剥がしやすいタイプを選びましょう。
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まとめ
カーテンのカビは、洗濯する前に手作業で丁寧に落としておくのがポイントです。カビに驚いて捨ててしまうことはありません。ご紹介した洗濯方法を、天気のいい日などに試してみてください。
また、普段から換気や結露防止をして、できるだけカビ予防を心がけましょう。
また、普段から換気や結露防止をして、できるだけカビ予防を心がけましょう。
監修:高橋敬子
日本ハウスクリーニング協会 講師/NPO法人日本ハウスクリーニング協会理事/一般社団法人日本家事代行協会理事長/一般社団法人日本整理収納協会理事/株式会社ピュアレディス・ライフ代表取締役
主婦が培ったスキルを活かしイキイキ輝く
女性の働く支援と働く場の提供のできる社会に
貢献するための活動をしている
https://www.jhca.or.jp/school/koushi_prof_takahashi.html