2020年10月22日 更新

カラーボックスがミニクローゼットに変身! さまざまなアレンジができるDIY方を解説

カラーボックスを使えば、デスクやドレッサー、キッチンカウンターやクローゼットなどを手軽にDIYすることができます。一人暮らしの部屋でカラーボックスをどうアレンジできるのか、メリットと作り方のポイントを紹介していきます。

部屋でテレワークをするデスクがない。あと少しだけ洋服や小物の収納スペースが欲しい。小さなスペースを上手く使えるのが、カラーボックスDIYです。単体ではなく2つ以上のカラーボックスをDIYで組み合わせれば、デスクや収納場所を作ることができます。カラーボックスDIYのコツをDIYクリエイターのchikoさんにお聞きしました。
chikoさん DIYクリエイター、インテリアデザイナー、空き家DIYリノベプロデューサー

工務店やハウスメーカーのモデルルームデザイン、DIY工房のデザインを行う。作品の商品販売や各地でのワークショップ、講演、DIY実演など、幅広い分野で活躍中。

http://wagonworks.blog.jp/

カラーボックスはアイデアしだいでアレンジ自在

DIYにカラーボックスを使うメリットは、ドライバー1つで簡単に組立できることと、本体価格も比較的安価なことです。また、すぐに解体でき違う用途で使うこともできるので、一人暮らしのDIYアイテムとしておすすめです。

2つ、3つと同じ大きさのカラーボックスを組み合わせることで、収納×机・カウンター・ドレッサーなどにアレンジができます。またボックス内の収納を見せたくないときは、ぴったりサイズの収納ボックスを利用したり扉付きカラーボックスを選んだりすることで、収納率もアップし、デザインアレンジの幅も広がります。

カラーボックスでドレッサー

chikoさん

カラーボックスを両側に設置して天板をのせるだけで完成します。天板がずれないように、カラーボックス内側からビスを打つか、天板とカラーボックスの間に滑り止めシートなどを挟んでおくと安心ですよ。

カラーボックスでキッチンカウンター

chikoさん

扉付きや扉別売りなどのバリエーションも豊富で、棚を仕切るレールなどのオプションアイテムもあります。最近はサイズ展開も増えてきたので、用途に合わせた高さも選べます。キッチンで使う天板は、お掃除しやすい素材の化粧合板か、無垢材を使う場合はしっかりと塗装で保護しておきましょう。

カラーボックスでデスク

chikoさん

机にアレンジする場合は、椅子とのバランスを考えて高さに注意しましょう。天板は素材と机の幅にもよりますが、15㎜以上の厚みが必要です。しっかりとビスで固定するか、滑り止めシートを使いましょう。またお部屋のイメージに合わせてカラーボックスの側面や裏側にリメイクシートなどでデザインするのもおすすめです。

カラーボックスDIYのポイント

カラーボックスDIYを始める前に確認しておきたいポイントは、「カラーボックスDIYの耐久性・高さ・アイテムの選び方」の3つです。作りたい物を決めるときは、ポイントを押さえてDIY可能か判断していきましょう。

カラーボックスDIYの耐久性を考える

カラーボックスは、縦の加重には割と耐えられます。デスクや棚をDIYするとき確認したい耐久性とは、天板に使う板の厚さがポイントになります。
  • デスクやカウンター天板に使うときの厚さ

    • メラミン化粧合板など 厚さ1.5㎝以上が望ましい
    • 無垢板や集成材:厚さ2㎝~3㎝位が望ましい
chikoさん

天板の厚さのほか、2つのカラーボックスの間は80㎝ぐらいまでがおすすめです。あまり広くすると天板がたわんできます。幅を広く使いたい場合は、カラーボックスの数を増やして補強しましょう。

カラーボックスの高さを調整するには

店頭やオンラインショップでも多く見かける「カラーボックス3段」は、縦で使う場合の高さは約88㎝、横で使う場合の高さは約41㎝です。メーカーによって誤差はありますが、この高さを基準にしておきましょう。

使用時の高さを調整したいときは、一般的なサイズではなく50cmや100cmと高さが違うカラーボックスを探してみましょう。このとき奥行きが約25~30cmあると安定します。
  • カラーボックスの高さ調節方法

    • 目的に合わせて必要なサイズのカラーボックスを購入する
    • 横向きで2段重ね、本体同士をビスなどで固定し壁際に配置する
    • レンガやブロックを下に入れるときは左右と中央にも入れ安定させる
chikoさん

メーカーによっては、サイズ展開が豊富になってきています。使用目的に合わせ、適切なサイズ選びをおすすめします。組み合わせによっては、壁面収納も可能です。また横にして使うことで、ベンチシートにアレンジしたり、テレビボードにアレンジしたりバリエーションも広がります。

DIYアイテムの選び方

カラーボックスDIYでデザインを左右するのは、カラーボックス選びと、デスクや棚を作るときに使用する天板などです。最近では、カラーボックスのカラーや模様など、デザイン展開も豊富になっています。天板は、リビングやキッチンなどどこで使うのか、どう使うのかを考えたうえで、部屋のイメージに合わせたデザインを選ぶのがポイントです。
  • DIYアイテムの選びのポイント

    • ベースとなるカラーと柄を選ぶ
    • DIYに合わせてネジなどを揃える
    • 電動ドライバーがあるとベスト

  • 天板選びのポイント

    • キッチンカウンター:メラミン化粧合板
    • 合板なので木材が固く耐水性・耐久性が高い

    • デスク・ドレッサー:無垢板・パイン集成材
    • キズや汚れに強く部屋に温かみもプラス

chikoさん

ナチュラル系統でまとまっているお部屋ならば、カラーボックス素材に無垢の木材をプラスすることで、お部屋に温かみがプラスされます。また希望の天板サイズがないときは、ホームセンターなどでカットしてもらうこともできます。

カラーボックスDIYでミニクローゼットを作る

ポイントがわかったら実際に「ミニクローゼット」をDIYしながらポイントをみていきましょう。デスクと同じ構造ですが、イスが入る部分にステンレスパイプを通して、洋服をかけられるようにします。

コンパクトなクローゼットは、洋服と小物の収納力がアップするだけでなく、本来のクローゼットと用途を分け、一度着た服を掛けておくなど使い道も広がります。また、横幅を自由に決められるカラーボックスDIYをすることで、デッドスペースの有効活用にもなります。

カラーボックス以外のアイテムは、100均とホームセンターで購入できるので事前に用意しておきましょう。

用意するもの

  • カラーボックス:2台

  • 杉板:2枚(幅150×長さ1230×厚さ24mm)

  • ステンレスパイプ:1本(直径16㎜/長さ400㎜)

  • ソケット(直径16㎜パイプ用):2個

  • ダイソー板(400×250×9mm):1本

  • ケース各種(ダイソー):7個

  • フック(ダイソー):1個

  • ビス:スリムビス4㎝ 16本・極細スリムビス4㎝ 8本・(パイプ用の付属ビス1㎝6本)

DIYスタート

まずはカラーボックス2つを組み立てます。
真ん中の段に棚を付け2つに仕切るためにボックスの幅にカットした板をはめ込みます。
板はキリやドリルで穴を開け、ビスで固定します。
ステンレスパイプを止めるソケットをビスで固定します。カラーボックス側面の上部から4~5㎝ほどの部分に印をしてから作業すると安心です。
もう1つのカラーボックスにも取り付けます。ここだけは、パイプの傾きや歪みに注意し、ズレないように取り付けましょう。
天板を載せ、カラーボックスの内側からビスで止めます。
最後に天板の角や気になる部分をヤスリなどで削れば完成です。

カラーボックスでDIYしよう

サイズやカラー、インテリアに合わせたデザインテイストを選べるカラーボックス。比較的安く購入できるアイテムなので、DIY初心者にもおすすめです。

一番のメリットは、設置するスペースに合わせてDIYできる自由度の高さです。天板サイズさえ合わせれば、あとはカラーボックスの位置を調整するだけの手軽さは魅力です。

もう1つのメリットとしては、分解が簡単なことです。ネジやビス穴が気になるときは、組み合わせる位置を変えたり、壁紙を貼ったりすることでカバーできます。まとめて2つ購入することに抵抗がある人もいるかもしれませんが、再利用できることも考えてチャレンジしてみてください。
文・松田政紀(アート・サプライ)

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