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アロマのスペシャリスト。アロマを楽しむWebマガジン「AROMA LIFESTYLE」を主宰。「アロマで暮らしをもっと“ステキ”に」をコンセプトに、日々の生活でアロマを気軽に楽しむ方法を発信している。
https://aromalifestyle.tokyo/アロマとフレグランスはどう違う?
※「アロマフレグランス」は正式な名称ではなく通称です。精油などの天然香料だけで調香したフレグランス、あるいは一部人工香料を使用して作られた自然な香りを感じるフレグランスのことを指します。
香りの種類はどれくらいあるの?
- フローラル系
- シトラス系
- フルーティ系
- ハーバル系
- ウッディ系
- ティー(お茶)系
眠る前などリラックスしたいとき
「心身に落ち着きをもたらしてくれるラベンダーやジャスミンなどのリラックスできる香りがおすすめです。ヒノキなどウッディ系の香りも安らぎをもたらす効果がありますね」
集中したいとき
「グレープフルーツ、レモン、ローズマリー、ペパーミントなど、爽快感のあるシトラス調やハーブ系の香りがおすすめです。頭をクリアにし、やる気や集中力を高めてくれます」
気分がすぐれないとき
気分が後ろ向きになってしまうときには、ベルガモットやオレンジスイートといった気持ちを明るくしてくれる柑橘系の香りや、心身にエネルギーを与えてくれるレモングラス、あるいは幸福感をもたらしてくれるイランイランなどの香りがおすすめ。気分にムラがあるときには、ゼラニウムやラベンダーとった心身のバランスを整えるのが得意な香りも◎
香りの持続性や効果はどれくらい?
リードディフューザー
火や電源を必要とせず、置くだけで一定期間香りが楽しめるのが一番の魅力。香りのバリエーションが多く、デザイン性にも優れていて、インテリアとしても楽しめます
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おすすめ用途
部屋の芳香
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香りの持続期間
数ヶ月
※ディフューザーのサイズ、置く場所、部屋の広さ、使うスティックの本数など条件によって異なる -
効果的な設置の仕方
棚やテレビボードの上などがおすすめ。香り成分は一般的に空気よりも重く、上から下に流れるため鼻の高さより上に置くと香りを感じやすい。ディフューザー液の減りが早まったり、香りが変質するため、エアコンなど風のあたる場所や、直射日光や高温多湿な場所は避ける。
アロマディフューザー
・超音波式
主流のミストタイプは、低価格帯の製品であれば2000円前後で購入可能です。使うたびに精油や水を入れるなどの手間がかかりますが、少量の精油で利用することができます。デザインのバリエーションが豊富で、動作音が目立たないので寝室にも向いています
・ネブライザー式
近年人気が高まっている水を使わないタイプのアロマディフューザーで、精油そのままの香りを楽しむことができます。ミストタイプより高価で、精油の消費量が多くなってしまいますが、メンテナンスがラクで使いやすいところが利点です。拡散力が高く、リビングなど広い空間に最適です
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おすすめ用途
天然の精油の香りをお部屋で楽しみたい場合(リビングや寝室ど広い空間に香りを広げたい場合)
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効果的な設置の仕方
いずれもエアコンなどの風の通り道がおすすめ。香りが風にのって、広範囲に広がる。
スプレータイプ
即効性や使い勝手の良さを求めるなら、スプレータイプが最適。気になる場所にシュッとひと吹きするだけと手軽で、持ち運びができるのも魅力です
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おすすめ用途
短時間で香りを得たい、スポット的に使いたい場合。(においが気になるときや、来客前、あるいは寝る前にいい香りに包まれたい、など)
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香りの持続期間
数十分。使用している香料の種類にもよるが、強い香りが長く続くものではなく、スプレーした際にほのかに香るという程度。ずっと香らせなくてもいいという人に◎。
液体タイプ(芳香剤)
リードディフューザー同様、火や電源を必要とせず、置くだけで一定期間香りが楽しめるのが一番の魅力です。香りの広がり方は、リードディフューザーよりもやや柔らかめなので、玄関など比較的狭い空間に向きます。ほとんどが人工香料で作られているので、安価で手軽に入手できますが、合成香料感のある香りなので、ナチュラルな香りよりもいわゆる芳香剤の強い香りが好きな人におすすめです。
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おすすめ用途
玄関、お手洗い、洗面所などスモールスペースの芳香
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香りの持続期間
1〜2か月 ※商品によって異なる
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効果的な設置の仕方
リードディフューザーと同様
期限切れのアロマオイルはどうやって処理する?
古くなった精油は、新聞紙やキッチンペーパーに包むことで処分できます。