目次
- 一人暮らしで和室に住むメリット
- 家賃が安くすむ
- 自然の空調効果がある
- そのまま寝転がっても痛くない
- 一人暮らしで和室に住むデメリット
- ダニやカビが発生しやすい
- 跡がつきやすい
- テイスト別!一人暮らしの和室のインテリアコーディネートのコツ
- 人気の和モダン風
- ナチュラルでシンプルな北欧風
- スタイリッシュなヴィンテージ風
- 落ち着きあるアジアン風
- 和室のインテリアに合う家具・雑貨選びのポイント
- ソファやテーブルなどリビングの家具は高さの低いものを選ぶ
- 窓周りをすっきりさせて部屋を明るく
- 間接照明で和室インテリアの雰囲気をアップ
- カーテンやラグなどファブリックも和室インテリアの鍵
- 収納も和室インテリアの大事なポイント
- 「見せる収納」で本や雑貨をおしゃれなインテリアに
- 雰囲気に合わない押入れの襖は外すかアレンジ
- まとめ
一人暮らしで和室に住むメリット
家賃が安くすむ
和室を選択するうえでの最大のメリットは、家賃の安さです。
最近は、フローリング物件の人気が高いということもあり、和室物件の家賃が下がっているのです。和室物件は築年数がたっているものが多いというのも理由のひとつ。そのため、バス・トイレ別など人気の間取りの物件でも、比較的安い家賃の物件を探すことも可能です。
最近は、フローリング物件の人気が高いということもあり、和室物件の家賃が下がっているのです。和室物件は築年数がたっているものが多いというのも理由のひとつ。そのため、バス・トイレ別など人気の間取りの物件でも、比較的安い家賃の物件を探すことも可能です。
自然の空調効果がある
畳は空気を快適にしたり、床からの冷えを防いだりする効果もあります。例えば、梅雨から夏の季節は畳が湿気を吸収してくれますし、冬の乾燥した時期は空気中に水分を放出して乾燥を防ぎます。
そのまま寝転がっても痛くない
畳はクッション性があって保温性に優れているので、直接寝ても体が痛くなりにくいです。また、下の階にも音が響きにくいといったメリットもあります。
一人暮らしで和室に住むデメリット
ダニやカビが発生しやすい
畳は、湿度を快適にする効果がありますが、ちゃんとした手入れをしないとダニやカビが発生することがあります。
ジュースなどの飲料をこぼすとシミが発生することもありますので、掃除するのが得意ではない人や手入れがあまり好きではない人ですと、どんどん畳が汚れていってしまう可能性があります。
ジュースなどの飲料をこぼすとシミが発生することもありますので、掃除するのが得意ではない人や手入れがあまり好きではない人ですと、どんどん畳が汚れていってしまう可能性があります。
跡がつきやすい
家具を置くとへこんでしまって跡が残るという問題もあります。場合によっては、退去時に修繕費が高くなってしまうので、へこまないように配慮をする必要があります。
テイスト別!一人暮らしの和室のインテリアコーディネートのコツ
インテリアコーディネートをする際には、○○風といった特定のスタイルを取り入れるとポイントが定まります。ここでは4つのスタイルを取り上げます。
人気の和モダン風
和室に洗練された雰囲気のあるモダンな要素を取り入れる スタイルはとても人気があります。
ポイントは、全体的に黒や白といった落ち着いたトーンで家具の色を揃え、統一感をもたせることが挙げられます。そして、窓にはブラインドやシェード、照明には間接照明を使用してあげるとよりモダンな雰囲気が出るでしょう。
ポイントは、全体的に黒や白といった落ち着いたトーンで家具の色を揃え、統一感をもたせることが挙げられます。そして、窓にはブラインドやシェード、照明には間接照明を使用してあげるとよりモダンな雰囲気が出るでしょう。
ナチュラルでシンプルな北欧風
北欧風のインテリアは、自然な温かみが重要です。そのため、無垢材を活かしたような家具や柔らかい色の照明を使用すると雰囲気が出ます。
家具は全体的に低めなものにして、ソファを取り入れると洋風の雰囲気がより活かせます。特にリビングと寝室が分かれている場合は、ソファを取り入れるとリビングでもリラックスしやすいでしょう。
家具は全体的に低めなものにして、ソファを取り入れると洋風の雰囲気がより活かせます。特にリビングと寝室が分かれている場合は、ソファを取り入れるとリビングでもリラックスしやすいでしょう。
スタイリッシュなヴィンテージ風
ヴィンテージスタイルをお部屋に取り入れる際には、アンティークな家具を設置することが最大の近道です。本物のアンティーク家具は値段が高いものが多いので、「アンティーク風」な家具を取り入れてもよいでしょう。レザーのソファや濃い目の色で木質感のある棚などをが似合います。
畳のお部屋は、高さのある家具を中心にすると雰囲気が崩れる場合があるので注意しましょう。
畳のお部屋は、高さのある家具を中心にすると雰囲気が崩れる場合があるので注意しましょう。
落ち着きあるアジアン風
アジアンスタイルのお部屋は、ダーク系の木を使用した家具がポイントになってきます。なるべく全体を落ち着いたトーンにして、木の風合いを出すとよいでしょう。
特にウォーターヒヤシンス家具を使用するとよりアジアンテイストを打ち出せます。また、照明やラグにもアジアン雑貨を使用するのもポイントです。
特にウォーターヒヤシンス家具を使用するとよりアジアンテイストを打ち出せます。また、照明やラグにもアジアン雑貨を使用するのもポイントです。
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和室のインテリアに合う家具・雑貨選びのポイント
せっかくの一人暮らしですから、自分好みのインテリアにアレンジしたいものです。ここでは和室の雰囲気を活かしたり、逆に海外風のアレンジにしたりするコツをご紹介します。
ソファやテーブルなどリビングの家具は高さの低いものを選ぶ
和室は、畳の雰囲気を活かすことが大切です。畳との距離が近くなるように、家具はロータイプのものを取り入れるとよいでしょう。
ソファやテーブルは低いものを選び、タンスや本棚といった収納も高さがないタイプを選んだ方がお部屋に合います。このようにして全体的に家具を低くすると、部屋が広く感じられますし、畳に座ったり寝転がったりしやすくなります。座布団やクッションを置くことでお部屋のアクセントにも。家具の色味も揃えて統一感を出すと良いでしょう。
ソファやテーブルは低いものを選び、タンスや本棚といった収納も高さがないタイプを選んだ方がお部屋に合います。このようにして全体的に家具を低くすると、部屋が広く感じられますし、畳に座ったり寝転がったりしやすくなります。座布団やクッションを置くことでお部屋のアクセントにも。家具の色味も揃えて統一感を出すと良いでしょう。
窓周りをすっきりさせて部屋を明るく
部屋をすっきりと見せるには、窓回りに一工夫してあげるとよいでしょう。カーテンを「ベージュ」「ブラウン」「グリーン」といった自然の風合いに近い色を選ぶと、和風の雰囲気も活かせます。その際、なるべく圧迫感の少ない色が薄いカーテンを選ぶのがポイントです。迷ったら、畳の縁と同じ色味のカーテンにするとお部屋に馴染みます。
また、カーテンではなく、シェードやブラインドを使用するという手もあります。この二つは、カーテンと違ってよりすっきりとモダンな雰囲気が出るのも特徴です。自然的な色合いになるようにウッドブラインドを使用することで、温かみがあるお部屋になります。
また、カーテンではなく、シェードやブラインドを使用するという手もあります。この二つは、カーテンと違ってよりすっきりとモダンな雰囲気が出るのも特徴です。自然的な色合いになるようにウッドブラインドを使用することで、温かみがあるお部屋になります。
間接照明で和室インテリアの雰囲気をアップ
和室をより落ち着いた雰囲気にするのであれば間接照明がおすすめです。スタンドライトなどを使用すればよりおしゃれな部屋を演出できます。また、照明を電球色にすると、オレンジ色の光で温かみのある雰囲気も演出できます。
カーテンやラグなどファブリックも和室インテリアの鍵
インテリアの中でも、ファブリックは重要な要素となります。特に女性であれば、ポップな色調や大胆な色合いを差し色としてファブリックに取り入れれば、アクセントとなって部屋全体が明るくなります。
注意点としては、あまりたくさんの色味を取り入れると和風のよさが失われたり、部屋が狭く感じたりするので、あくまでもアクセント的な意味合いで取り入れましょう。
注意点としては、あまりたくさんの色味を取り入れると和風のよさが失われたり、部屋が狭く感じたりするので、あくまでもアクセント的な意味合いで取り入れましょう。
収納も和室インテリアの大事なポイント
快適な暮らしを送るうえで収納部分はとても大切な要素ですが、和室を活かすためにはいくつかのポイントがあります。
「見せる収納」で本や雑貨をおしゃれなインテリアに
収納としてタンスやラックを設置せずに、壁面に棚をDIYすればとてもおしゃれな収納スペースが完成します。カフェのような雰囲気にもできますし、上手に配置すればスペースを取らないので狭いお部屋にもぴったりです。
賃貸ですと、壁に穴があけられないから棚が作れないという方もいるかと思います。そんな時は、木材をそのまま壁にくっつけて自然に剥がせる「両面テープ」やツーバイフォー材を柱にでき、壁を傷つけずに棚などを設置できる商品もありますので、活用するのもおすすめです。
賃貸ですと、壁に穴があけられないから棚が作れないという方もいるかと思います。そんな時は、木材をそのまま壁にくっつけて自然に剥がせる「両面テープ」やツーバイフォー材を柱にでき、壁を傷つけずに棚などを設置できる商品もありますので、活用するのもおすすめです。
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雰囲気に合わない押入れの襖は外すかアレンジ
襖がおしゃれな雰囲気を崩してしまう場合は、思い切って外してしまうかおしゃれな壁紙にしてアレンジしましょう。
襖を外した場合は、押入れをワークスペースとして活用できますし、襖に壁紙を貼ればお部屋の雰囲気を大きく変えられます。壁紙を使用する際は、剥がして元に戻せるタイプであれば賃貸でも使えます。
襖を外した場合は、押入れをワークスペースとして活用できますし、襖に壁紙を貼ればお部屋の雰囲気を大きく変えられます。壁紙を使用する際は、剥がして元に戻せるタイプであれば賃貸でも使えます。
まとめ
レトロなイメージのある和室もさまざまなメリットがあり、アレンジ次第でおしゃれに演出できます。和室にこれから住もうか考えている方は、ぜひ、今回の記事を参考にして住みやすくておしゃれなお部屋作りにチャレンジしてみて下さい。
監修:堀よりこ
Green Interior代表
毎日が忙しい人のためのメール完結するインテリアコーディネートサービス「Roomo」運営/東京都内在住のインテリアコーディネーター。大手ハウスメーカーにてお客様の住空間に関わった後、法人・個人のインテリアコーディネート業をはじめ、コラム執筆など多方面で活動。「私が幸せになれる部屋」をコンセプトに活動中。