一点豪華主義！ お部屋に名作デザインの家具をとりいれてみよう

一点豪華主義！　お部屋に名作デザインの家具をとりいれてみよう

　インテリアは ”主役” を定めるだけでおしゃれな雰囲気になるんです。でもインテリアの主役って何にしたらいいの？という方に、一人暮らしでも挑戦しやすい名作デザイン家具をご紹介します。お部屋で過ごすひとり時間がちょっとだけ特別なものになるかもしれません。

シェルチェア by チャールズ＆レイ・イームズ

　リプロダクト品（デザインの意匠権の期限が切れて復刻生産されたもの）が多数あり、リーズナブルに取り入れられる名作デザインです。
　1930年頃からのいわゆるミッドセンチュリーと呼ばれる時代、アメリカの建築・家具デザイナーとして有名なイームズ夫妻がデザインした椅子のひとつです。第二次世界大戦後、戦争で得た技術や新素材を平和利用して、安価で大量生産できるモダンなデザインのチェアとしてデザインされたもの。半世紀以上にわたって人々の生活に彩りを添えてきたデザインです。
　ころんとした形がお部屋に温かみを添えてくれます。クッション性がプラスされたものもあるので、デスクチェアとして使うのもおすすめです。

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カリモク60のKチェア

　50年以上変わらないデザインが魅力のソファです。確かな耐久性と抜群の座り心地が魅力です。少し高価ですが、パーツごとの購入も可能なので、汚れたり壊れたりしても長く使うことができる上質さが魅力です。日本人の体格に合わせた設計で、海外のお部屋に比べて狭く感じられる日本の家屋・アパートに置いてもちょうど良いサイズ感も素敵です。
　普遍的なデザインとこだわり抜かれたディテールは、カフェのようなくつろげるお部屋から渋い大人のヴィンテージスタイルまで、幅広く馴染みます。

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ファネットチェア by イルマリ・タピオヴァーラ

　6本のスポークでできた背もたれがシンプルながら洗練されたデザインのチェアです。復刻はなされていないため、現在流通しているのは残念ながらヴィンテージ品のみとなっています。
　しかし北欧では昔から使われてきたデザインのひとつであり、今日では安価で似たデザインも多いので比較的取り入れやすいデザインと言えるでしょう。
　椅子として使うのはもちろん、サイドテーブル的にディスプレイするのもおしゃれでおすすめです。

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AJランプ by アルネ・ヤコブセン

　こちらもリプロダクト品でリーズナブルに取り入れられる名作デザインです。アルネ・ヤコブセンもミッドセンチュリーを代表するデンマークの建築家・デザイナーです。機能性を重視した彼のポリシーが反映されたデザインは、シンプルながら洗練されています。
　シャープで主張しすぎないシルエットなのでどんなお部屋にも合わせやすいです。もちろん使い勝手はお墨付き。間接照明を取り入れることでリラックスタイムを少し上質なものにできるので、一人暮らしを存分に楽しみたい方には特におすすめです。

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まとめ

　ピンときた、またはなんだか心惹かれる...というデザインはありましたか？
　全てのデザインには歴史や理由があるものです。毎日触れて使うものこそ、そんなストーリーにもこだわって選んでみてください。毎日がちょっとだけ特別に感じられるかもしれません。

Ikumi Shiba インテリアコーディネーター

映画と旅をこよなく愛するKARENのインテリアコーディネーター。Instagram（@karen_interior_official）ではKARENの事例やみなさんのお部屋の素敵ポイントをコーディネーター目線で紹介しています。

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