2020年12月17日 更新

「free design」で、世代を超えて愛される生活雑貨に触れてみよう!

マグカップやカトラリー、スリッパなどの生活雑貨。毎日触れるものだから、デザインや機能性にこだわって選びたいと思う人も多いはず。どんどん便利になる暮らしの中でも、常に色褪せないお気に入りを持っていたいですよね。今回は、憧れブランドや有名商品、知る人ぞ知る雑貨まで、たくさんの生活雑貨を扱い、訪れる人の暮らしを豊かにしてくれる「free design(フリーデザイン)」をご紹介します。

吉祥寺にお店を構え、老若男女問わずたくさんの人が訪れる「free design(フリーデザイン)」。ここでは、世界中で長く愛される生活雑貨を取り扱っています。ゆったりとした暮らしを、機能性を兼ね備えたシンプルな雑貨とともに叶えてみませんか? 今回はfree designスタッフの竹田さんにお話を伺い、コンセプトや一人暮らしにおすすめの商品について教えていただきました。
free design 竹田真澄さん

使う人を選ばない個性豊かな生活雑貨で、お部屋で過ごす時間をさらに楽しもう

free designに並ぶのは、お皿、カトラリーなどのキッチンアイテムや、バス用品、スリッパなどの暮らしに欠かせない雑貨の数々。そのどれもがシンプルながらも美しいフォルムで、思わず目移りしてしまいます。店内も落ち着いた雰囲気で、訪れた人の気持ちもゆったりとさせてくれます。

北欧のゆったりとした暮らしを、日本の生活にも取り入れて

free designのコンセプトは、「Scandinavia(スカンジナビア)」「New Standard(ニュースタンダード)」「Long Life(ロングライフ)」。「Scandinavia」は北欧の地方をあらわす単語です。「北欧の、家にいる時間を楽しむ暮らし方は日本人にも通ずるものがある」と竹田さんは話します。
竹田さん

北欧は日が短く、外は気温が低いため、家にいる時間が長くなります。そこで、家にいる時間をより楽しむためにさまざまな工夫をするのだそうです。家族やご近所さんとのお茶を楽しむ時間をとったり、ゆったりとくつろげる空間を作っていたり。そんな北欧の暮らしのエッセンスは、日本の生活にも取り入れられると思うんですよね。外でくたくたになっても、家に帰ってきたら脱力できる。家に帰るのが楽しいと感じられるようなものを提案していきたいと考えています。

世の中にたくさんある素敵な雑貨の中でも、生涯にわたり長く使うことができるものをチョイスしている、というのが「Long Life」というコンセプト。店内にはシンプルなものが多く並んでおり、誰が使ってもしっくりと馴染んでくれます。性別や世代関係なく使うことができるのも魅力のひとつです。たとえば、この商品。
こちらの「iittala(イッタラ)」の「カルティオ グラス」は、free designで長く取り扱われている主力商品のひとつだといいます。シンプルで、カラーバリエーションも豊富。他のどんな食器にも、どんな料理にも馴染んで、食卓を彩ります。使う人を選ばないルックスで、家族みんなでお揃いにすることもできます。
他にも、食洗器で洗えたり、電子レンジで加熱できたりと、機能性も兼ね備えているものがたくさんラインナップ。現代の人々の暮らしに合ったスタイルで、おうちで過ごす時間を楽しく演出してくれます。そして、そんな商品だからこそ、長い間たくさんの人に求められ、現行品であり続けています。
竹田さん

たとえば、お気に入りのグラスを割ってしまったとき、とても悲しくなりますよね……。「これは記念日に買ったもの」「これはプレゼントであの人からもらったもの」と、思い入れのあるものだったらなおさらです。でも現行品なら、大切なアイテムが壊れてしまったとき、いつか家族が増えて同じアイテムを追加で揃えたいと思ったときに、買い直したり、買い足したりしていただくことができます。「Long Life」には、そんな想いも込めているんです。

また、常にワクワクできるように、新しい商品を積極的に取り入れていきたいという想いが「New Standard」に込められています。長く使えて、おうちで過ごす時間をより愛おしく思えるようなアイテムがたくさん! 新しく誕生したブランドや商品でも、お店のコンセプトに合うものはどんどん取り入れているのだそうです。
家がよりリラックスできる空間になるように、家具だけでなく生活雑貨にも自分の「好き」を詰め込んでみましょう。暮らしがもっと豊かに、楽しく変化するかもしれません。

ライフステージが変化してもお気に入りであり続けるものを探そう!

商品を選ぶとき、自分が「これがいい!」と思えるものを見つけても予算オーバー……なんてこと、よくありますよね。それでも、「自分の気に入ったものは妥協せず手に入れてほしい」と竹田さん。
竹田さん

自分の気に入ったものって、必ずしも自分のお財布事情と合うわけではないと思うんです。でも、そこで妥協しないでほしくて。「私はこれが好きで、これが欲しい!」というものを見つけてもらい、そのもののためにやりくりする。欲しい洋服を買うために貯金をするように、だんだんそういう集め方ができるようになっていくと思うんです。生活雑貨にも同じくらい熱を持っていただけると、より長く自分の人生に寄り添ってくれるお気に入りが見つかると思います。

free designなら、「これがいい」と思えるような、あなたにとっての特別な一品に出会えるかも! 一人暮らしにおすすめの商品も教えていただきましたよ。

飲む、入れる、飾る。自分好みにアレンジできる「ラテマグ」

ラテマグ(marimekko) 2,420円~

こちらは「marimekko(マリメッコ)」の「ラテマグ」。ハンドルがついていない丸いフォルムがかわいらしいですね。さまざまな模様があって、食卓をにぎやかにしてくれそうです。

ラテマグの隣にあるのは、free designオリジナルの「木蓋」。本来の用途であるマグカップとしてだけでなく、「もっといろんな使い方ができるのでは?」と考えて作られたそうです。蓋にはパッキンがついていて、密閉性もあるので、砂糖やスパイスを入れてキャニスターとして使うこともできるんです。マグと蓋、セットで手に入れれば、ティータイムの相棒として活躍してくれるかも。

さわり心地抜群! 「tofflor(トフロール)」のスリッパで、心も体もリラックス

低反発スリッパ(tofflor) 2,860円~

このカラフルなスリッパは、「tofflor(トフロール)」というブランドのもの。イタリア製の高級生地が使われていて、滑らかな手触りと柔らかなクッション性が自慢の商品です。こちら、なんと洗濯機で丸洗いできちゃうという優れもの。カラーバリエーションも豊富で、普段使いにも、突然の来客にも重宝しそうですね。

定番の憧れブランド「Cutipol(クチポール)」のカトラリー

カトラリー(Cutipol) 990円~

毎日使うカトラリーにも、特別をひとつ取り入れてみませんか? 「Cutipol(クチポール)」のカトラリーは言わずと知れたポピュラーな商品です。緩やかに膨らむ柄が手にフィット。軽量で、正円に近いスプーンも口当たりがよく、ストレスを感じず料理を堪能することができます。ひとりのランチ、大きなスプーンを使ってスープを味わったり、お友達を呼んで、小さなフォークでケーキを楽しんだり。食事の時間を、ちょっぴり優雅にランクアップさせてくれます。

木材の温かさが、おいしさをより一層引き立てる 「銘木椀(めいぼくわん)」

銘木椀(薗部産業) 3,520円~

こちらは「薗部産業(そのべさんぎょう)」が制作する「銘木椀(めいぼくわん)」。6種類の木材がラインナップしています。すべすべ、しっとりとした手触りと丸い形が、手に吸い付くようです。「木の種類が違うと、重さも木目の柄も全く違うものになる」と竹田さんは話します。
竹田さん

それぞれ木を切り出して制作されているので、違う木はもちろんですが、同じ木でも切りだす場所によって柄が変わってきます。赤っぽかったり、くすみがあったり。本体の左右で全く色が違うものもあります。ですから、オンラインショップでも、「同じ木の種類でも、色味や柄がこんなに変わりますよ」と記載しているんです。気になる方は実際にお店に来て手に取っていただいて、その違いを楽しんでくださいね。

大胆な柄でも、食卓を上品に明るく演出 「Paratiisi(パラティッシ)」の食器

食器(Paratiisi)  3,850円~

シンプルなフォルムの食器に、ぶどうやリンゴなどのフルーツが華やかに描かれた、「ARABIA(アラビア)」の「Paratiisi(パラティッシ)」。大胆でカラフルな色合いが北欧らしい一品です。普段使っている食器の中にひとつ取り入れれば、見るたび気分が上がるかも。お友達を呼んだとき、こんなおしゃれなカップに紅茶を入れたら、優雅なアフタヌーンティーを楽しめそうですね。

最後に、「日々触れる機会の多い生活雑貨だからこそ、自分の目で実際に見て、手で触れて選んでみてほしいです」と竹田さん。
竹田さん


画面越しに見る商品と実際に手に取って見た商品は、重さやサイズ感、触感や見た目の印象など、かなり違うこともあります。足を運ぶことで、もしかしたら、お目当ての商品以外にかわいいと感じるものと出会えっていただけるかもしれません。私たちも、オンラインショップは展開していますが、一番は店舗に来ていただいて、見てさわっていただくのが、楽しいですしおすすめです。

まとめ

自分の暮らしの一部として、これからの人生をともに過ごしていきたいと思えるもの……free designに行ってみたら、そんな一品に出会えるかもしれません。ぜひ一度お店を訪れて、お気に入りを探してみては?

取材協力

free design

【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町2-18-2-2F
【TEL】0422-21-2070
【営業時間】11:00~20:00営業、年中無休(年末年始を除く)
      ※現在、11:00~18:00の時間短縮営業

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