2020年08月09日 更新

DULTON自由が丘店で教えてもらった、「自分らしく」を愉しむ暮らし方

誰もが使う当たり前にある道具、身の回りにあるアイテム一つひとつを今よりもっと面白くすることで暮らしを愉しむ。そんな、「もうひとつの豊かさ」を提案している「DULTON(ダルトン)」。今回は、自由が丘にお邪魔し、お店のこだわりや、自分らしいお部屋づくりのコツを教えてもらいました。

ナチュラル、ヴィンテージ、北欧……どんなテイストであっても、「その人らしさ」にあふれたお部屋はなんだか魅力的です。でも、自分らしいお部屋ってどうやったら作り上げられるの? 自分好みのアイテムを揃えるだけでいいの? DULTONに行ってみたら、何かヒントが見つかるかもしれませんよ。
さっそく、自由が丘店の小平さんにお話を聞いてみましょう。
DULTON自由が丘店 小平 ヒカルさん

当たり前にある道具を使った”豊かな暮らし”を提案

自ら愉しめる工夫が詰まった自由が丘店

1988年創業の「DULTON」。ファニチャー、ハウスウェア、ガーデンツール、キッチンツール、ステーショナリーなど、生活にまつわるあらゆるラインナップを展開するインテリア雑貨メーカーです。

創業以来持ち続けてきたのは、普段何気なく使っている“当たり前にある道具”の便利さだけではなく、“愉しむ”方法も提案することで人々の暮らしを豊かにしていきたい想いだと言います。

今回お邪魔したのは、2016年にオープンした自由が丘店。コンセプトは「『自分らしく』を愉しむ暮らし」。「楽しむ」ではなく「愉しむ」という漢字で表している通り、与えられたものを楽しんでもらうのではなく、アイテムを使う人に「自ら愉しんでもらう」。その手助けができるようなお店づくりを心掛けているそう。

他の直営店にはない4階構造で、1階はキッチン、2階はDIY・ガレージ、3階はエレガントなホテル、4階はガーデンをテーマに、フロアごとにインテリアや商品のイメージの違いを表現しています。
小平さん

たとえば2階には、DIY好きの方に向けて、引き出しの取っ手や壁に取り付けるパーツなどを数多く取り揃えています。そのアイテムの使用イメージが湧くような展示もおこなっているので、自分らしさをうまく表現するヒントを見つけていただけるはずです。

また、店内には思わず足を止めて見たくなってしまう、こだわりのディスプレイ箇所が設けられています。一番の見どころは、洋書がずらりと並んだこのスペース。
実は全部、たくさんの人に読まれてきた洋書の古本なんです。そのため、元所有者の名前や英語のメモ書きが残っていることも! 新品やレプリカとは違い、大切に使われてきたからこその味わいを感じられるスペースは圧巻です。

ここに飾られている本は購入することができるので、気になった本があれば店員さんにお声がけを!
本棚に飾ってみたり、開いて置いてみたり、上に物を置いてみたり……本を読んできた人々の想いや人生を想像しながら、自分らしいディスプレイの仕方を想像すると、ワクワクしてしまいますね。

オリジナルならでは! 便利でユーモアあふれるアイテムたち

こだわりの店内に置かれた商品も魅力的です。
小平さん

商品は「オールドアメリカ」をイメージしたものが中心です。便利なものがあふれている時代だからこそあえてアナログなアイテムもご用意しています。国内から仕入れているものもありますが、8~9割はDULTONのオリジナル商品です。

たとえば、セレクトショップにあるようなハイセンスな棚や照明に、海外のホームセンターを思わせる日本離れしたデザインのパーツ系アイテム、インテリアとしても優秀な収納アイテム……。とにかく品数が豊富で、1日中ショップにいても足りないくらい! すべて手の届きやすい価格なのも嬉しいところです。

さらに、オリジナルだからこそのアイデアが詰まった商品も。たとえば、こちらのサボテン。

Cactus fragrance diffuser 各1,980円(左3つ)/各2,640円(右3つ)

実は本物のサボテンではなく、サボテン型のディフューザーなんです。お世話の必要もなく、簡単に緑を取り入れられて、おまけにいい香りがするなんて一石二鳥ですね。
小平さん

インテリアとしても素敵なアクセントになります。空間に華やぎを添えるアイテムで、女性らしいお部屋を演出できるかと思います。

お部屋に飾って華やかな空間を演出するのもよし。トイレに置いて清潔感あふれる空間を演出するのもよし。まさに使い方は自分次第です。
こちらの密閉容器も要チェック!

CYLINDER JAR WITH PRESS LID 1,980円~/CUBE JAR WITH PRESS LID 2,200円~

これは小平さんのおすすめで、取材時わたしたちもあまりの便利さに興奮した容器です。
真ん中の丸い部分を押せば片手でワンタッチで開け閉めができる、ありそうでなかった優れもの!
小平さん

ガラス部分の多い「CYLINDER JAR」に、カラフルなパスタなどを入れて積めば可愛くておしゃれなキッチンに。中身をあまり見せたくないなら、ステンレス部分が多い「CUBE JAR WITH PRESS LID」を選べばすっきりとしたキッチンに。うまく使い分けて自分なりのアレンジを愉しんでみてください。

身の回りにあるアイテムを自分らしく愉しむ方法とは?

身の回りにある道具を使って暮らしを豊かに。そんな想いを持ってさまざまな商品や暮らし方を提案してきた「DULTON」。では、身の回りにあるモノを自分らしく愉しむ方法とは? お値段もお手頃な人気アイテムを使ってその愉しみ方を教えてもらいました。

ヴィンテージ風プレイスマットで普段の雰囲気にカジュアル感をプラス

PLACE MAT 各330円/枚

ジーンズ生地でオールドアメリカっぽいデザインがかっこいいこちらのアイテム。どんな愉しみ方があるのでしょうか?
小平さん

食事の際にランチョンマットとして使うのはもちろん、棚や机などに敷いて、その上に小物を置いてもおしゃれですよ。フタのない収納ボックスの上にかけて、中身を隠す使い方もおすすめです。

他にもオーブントースターやケトルなどの下に敷いてみるのもアリ。1枚加わるだけで普段の収納ボックスや家電にカジュアル感を演出できそうです。

サイズとカラー展開が豊富なゴミ箱は収納にもポットカバーにも大変身

GARBAGE CAN 770円~

ポップなアメリカンテイストが人気のガベージカン。もともとはゴミ箱ですが、豊富なサイズとカラーがあるのでさまざまな使い方を愉しむことができます。
小平さん

雑誌やブランケットなどを入れて”見せる収納”に活用するのもいいですし、植物のポットカバーとして使う方法も人気です。

マイクロサイズの缶を綿棒入れにする使い方も。何も入れずに飾るだけでもお部屋のアクセントとして楽しめそうですね。

レトロなデザインの食器を小物入れに使えば雑貨屋さんのような雰囲気に

ENAMELEDシリーズ 638円~

落ち着いた色合いで、どんなテイストの食器にも馴染みそうなデザインのENAMELEDシリーズ。ホーロー製だから軽いのに丈夫で、保温性と冷却性にも優れていて、使い勝手抜群です。食器として使うだけで充分そうですが……。
小平さん

食器としてはもちろん、リングやピアスなどの小物入れにもおすすめです。玄関先に置いて、鍵置きとして使ってもおしゃれですよ。

洗面所に置いて、無造作に歯ブラシを立てておくだけでも絵になるかも。レトロなデザインで、雑貨屋さんのような雰囲気をお部屋に取り入れられそうです。

こんな風に元の用途にとらわれず、自分なりにいろいろな使い方を考えてみると自分らしく愉しむ暮らしができるんですね。

お気に入りのアイテムを使った自分らしいお部屋づくり

最後に、自分らしいお部屋づくりのアドバイスもうかがってみました。
小平さん

毎日使う食器など、テーブル周りのアイテムを自分好みのものに変えてみるだけでも、お部屋の雰囲気は変わるものです。それに合わせて、ゆっくり少しずつ全体の雰囲気を合わせていってみてください。

テーブル周りから始めて、少しずつテイストの同じアイテムを揃えながら、お部屋が生まれ変わっていく過程は、想像するだけでもウキウキしてしまいますね。

無理にすべてのアイテムを自分好みのものにする必要もないと思います。お気に入りのコップをデスクに置いて鉛筆立てにしてみたり、お皿を小物入れにしてみたり。
いろいろな自分だけの使い方を愉しんでいただけたら、それが自分らしいお部屋につながるんだと思います。

まとめ

「DULTON」を訪れてみると、思ってもみなかったモノの愉しみ方に出会えるかもしれません。遊び心のある使い方を見つけて、誰のものでもない、自分らしいお部屋づくり、そして毎日の暮らしを愉しんでみましょう!

取材協力

DULTON自由が丘店

【住所】東京都目黒区緑が丘2-25-14
【TEL】03-6421-4875
【営業時間】11:00~20:00営業、年末年始を除き年中無休

ショップ情報へ

オンラインショップへ

インスタグラムへ

※価格はすべて税込み
※商品は数に限りあり、完売する場合もあります
※この記事は6月時点の内容です
※営業日や営業時間は変更となる場合があるため、お出かけ前に公式サイトにてご確認ください
※掲載の価格、商品スペック等は掲載時の情報です。

関連する記事 こんな記事も人気です♪

合わせて読みたい

80年の時を超えて今ここに! 「DEALERSHIP」でお気に入りのヴィンテージ食器を選ぼう

80年の時を超えて今ここに! 「DEALERSHIP」でお気に入りのヴィンテージ食器を選ぼう

ミルクガラスの優しい色合いと、しっとりと手にフィットする質感が魅力の「ファイヤーキング」。食器としての用途だけでなく、インテリアとして飾るのにもぴったりです。高円寺にある「D...
とりぐら編集部
2021.02.03
1点ものの魅力とは?「ACME Furniture」から学ぶヴィンテージインテリアのはじめ方

1点ものの魅力とは?「ACME Furniture」から学ぶヴィンテージインテリアのはじめ方

難しそうと思われがちな”ヴィンテージインテリア”に挑戦してみませんか? 今回はアメリカのヴィンテージ家具を取り扱う「ACME Furniture(アクメ ファニチャー)」で、...
とりぐら編集部
2020.11.10
組み合わせる楽しさ! ヴィンテージもトレンドも揃う「JOURNAL STANDARD FURNITURE自由が丘店」

組み合わせる楽しさ! ヴィンテージもトレンドも揃う「JOURNAL STANDARD FURNITURE自由が丘店」

昨年6月にリニューアルオープンした「JOURNAL STANDARD FURNITURE自由が丘店」。ここでは、「journal standard Furniture(ジャー...
とりぐら編集部
2020.11.06
1,000円で食卓が憧れのレストランの雰囲気に! 「K×K by Kitchen Kitchen」の食器&ウッドボード&カトラリー

1,000円で食卓が憧れのレストランの雰囲気に! 「K×K by Kitchen Kitchen」の食器&ウッドボード&カトラリー

「家カフェ」がテーマのK×K by Kitchen Kitchen吉祥寺パルコ店。ショップには、おうちでカフェ気分が味わえる食器やカトラリー、ランチョンマットなどテーブルアイ...
とりぐら編集部
2020.06.26
コスパのよさにびっくり! ナチュかわ雑貨が並ぶ、K×K by Kitchen Kitchen吉祥寺パルコ店の魅力を徹底調査

コスパのよさにびっくり! ナチュかわ雑貨が並ぶ、K×K by Kitchen Kitchen吉祥寺パルコ店の魅力を徹底調査

忙しい日々の中で、カフェのようにほっと息抜きできる“自分だけの空間”を作ってほしい。そんな想いから「家カフェしよう」をコンセプトに、キッチンウエアやインテリア、生活雑貨を取り...
とりぐら編集部
2020.06.22

この記事のキーワード

この記事のライター

とりぐら編集部 とりぐら編集部

注目の特集

ひとりぐらしのはじめかた
お部屋をのぞきみ
ひとりぐらしレシピ