目次
スワッグとは? 魅力と使い方
スワッグとは、季節の花や実、葉のついた枝などを束ねて作る飾りのことをいいます。スワッグの名は聞いたことがないという方も、雑誌やSNSなどで、玄関や壁などに吊るされた素朴な草花の束を見たことがある方は多いのではないでしょうか。
スワッグは生花だけでなく、ドライフラワーやアーティフィシャルフラワーを使ったものもあり、お手入れも簡単で長期間インテリアとして楽しむことができます。
壁に吊るすだけではなく、立てかけたり置いたりフレームに入れたりと、いろいろな使い方があります。どなたでも簡単に作れて、自由にアレンジもできると、最近とても人気です。
それでは、具体的にスワッグにはどのような飾り方や作り方があるのか見ていきましょう。
スワッグは生花だけでなく、ドライフラワーやアーティフィシャルフラワーを使ったものもあり、お手入れも簡単で長期間インテリアとして楽しむことができます。
壁に吊るすだけではなく、立てかけたり置いたりフレームに入れたりと、いろいろな使い方があります。どなたでも簡単に作れて、自由にアレンジもできると、最近とても人気です。
それでは、具体的にスワッグにはどのような飾り方や作り方があるのか見ていきましょう。
ヨーロッパ生まれのスワッグ
ヨーロッパでは古くから魔除けや幸運を招くために玄関や室内にハーブなどの植物を束ねて吊るす習慣があったといわれています。
最近は、日本でもクリスマス時期のリースとともに、おしゃれなカフェや雑貨店などの入り口や壁に、さりげなく束ねられたスワッグを見かけることも多くなりました。
リースやフラワーアレンジメントと比較すると、どこか懐かしさと素朴な雰囲気があり、ナチュラル系やアンティーク好きな方にも人気です。スワッグ教室なども開催されていて、自分でオリジナルのスワッグを作る方も増えています。
最近は、日本でもクリスマス時期のリースとともに、おしゃれなカフェや雑貨店などの入り口や壁に、さりげなく束ねられたスワッグを見かけることも多くなりました。
リースやフラワーアレンジメントと比較すると、どこか懐かしさと素朴な雰囲気があり、ナチュラル系やアンティーク好きな方にも人気です。スワッグ教室なども開催されていて、自分でオリジナルのスワッグを作る方も増えています。
スワッグの主な用途
スワッグは、生花のまま吊るし飾りながらドライフラワーにすることもできるので、手間もかからずに長い間飾り続けることができます。花なのに日当たりを気にしなくて良いので、どんな場所にも飾れて使いやすいのが魅力です。
インテリアとしてだけではなく、リボンで巻いてブーケにすることも、小さくまとめて帽子に飾ることもできます。コサージュにして洋服のワンポイントとして身に付けてもおしゃれです。
インテリアとしてだけではなく、リボンで巻いてブーケにすることも、小さくまとめて帽子に飾ることもできます。コサージュにして洋服のワンポイントとして身に付けてもおしゃれです。
スワッグを選ぶ際のポイント
スワッグを生花で作る場合は、ドライの状態になっても葉や花の色が残るものを選ぶことがポイントです。枯れたとき、花びらや葉が落ちにくいものを選びましょう。
初めてスワッグを作る方は、まずグリーンを基本にして始めてみましょう。色のある花は1種類ずつ徐々に増やすくらいがいいでしょう。いきなりカラフルな花をたくさん選んでしまうと、バランスを取るのが難しくなります。
初めてスワッグを作る方は、まずグリーンを基本にして始めてみましょう。色のある花は1種類ずつ徐々に増やすくらいがいいでしょう。いきなりカラフルな花をたくさん選んでしまうと、バランスを取るのが難しくなります。
スワッグの作り方
スワッグ自体の作り方は、いくつかの乾燥した花を束にしてまとめるだけというとても簡単なものです。いろいろなデザインがあるので、お部屋や好みに合うデザインを探して、まねてみると良いでしょう。
スワッグに使うドライフラワーは、逆さづりにして日の当たりにくい風通しの良いところに干しておくか、乾燥材の中に埋める方法などで手軽に作れます。ドライフラワーはお店でも売っているので、より手軽に作りたいなら購入するのも手です。
スワッグに使うドライフラワーは、逆さづりにして日の当たりにくい風通しの良いところに干しておくか、乾燥材の中に埋める方法などで手軽に作れます。ドライフラワーはお店でも売っているので、より手軽に作りたいなら購入するのも手です。
スワッグのデザイン
スワッグのデザインには、主に大きく分けて2つのタイプがあります。
ハンギングスワッグ
吊るすタイプのスワッグです。生花やドライフラワーなどを束ねたものを、逆さに吊るします。吊るす場所があればどこでも飾ることができます。
友人などにもらったお花を残しておきたいという場合など、壁に吊るすだけで簡単にスワッグができあがります。
友人などにもらったお花を残しておきたいという場合など、壁に吊るすだけで簡単にスワッグができあがります。
ブーケ型スワッグ
ブーケタイプのスワッグです。結婚式など特別なお祝いのときにも使えるスワッグです。生花は時間が経つと花の重みで茎が曲がってしまうので、ドライフラワーやプリザーブドフラワーで作るスワッグにもオススメです。
スワッグに向いている花
スワッグを作る際は、スワッグに向いている花を使うことが大切です。次にご紹介するものは、スワッグによく使われる花や植物です。
ミモザ
ミモザは黄色い花がたくさん咲き、ナチュラル系やアンティーク好きな方に人気のお花です。生花のときは明るい黄色ですが、乾燥すると落ち着きのあるくすんだ色に変化します。ボリュームがあるので、これだけでもすてきなスワッグになります。
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ユーカリ
ユーカリは、爽やかな香りがする植物です。アロマオイルにも使われることがあり、丸い葉がとてもかわいらしいので、他の植物と合わせるととても癒やされるスワッグができます。明るい緑の葉は、乾燥すると銀色を加味したような緑色に変わるので人気があります。
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ローリエ
ローリエを乾燥させたものは、シチューなどの煮込み料理にも使われます。ローリエだけで、スワッグを作ることもできます。ローリエは香りがよいので、インテリアとしてだけでなく、香りを楽しむこともできる植物です。
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パインコーン
パインコーンは、松ぼっくりのこと。クリスマスのスワッグにもよく使われます。グリーンの葉の中にパインコーンを入れることで、さらにナチュラルな雰囲気を出すことができます。
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その他スワッグによく使われる素材
スワッグ作りによく使われるグリーンとして、トウヒやスギ、ヒバなどの針葉樹があります。ボリュームが出ますし、花や実の色を引き立たててくれるので、スワッグ作りには欠かせません。
ほかにもスワッグに向いている実として、麦やドライフルーツ、バラの実、コットンなどがあります。スワッグにアクセントをつける材料として使われます。
ほかにもスワッグに向いている実として、麦やドライフルーツ、バラの実、コットンなどがあります。スワッグにアクセントをつける材料として使われます。
エリアごとのスワッグの飾り方
場所別オススメのスワッグの飾り方をご紹介します。
壁
よく見かけるスワッグの飾り方は、壁に吊り下げる方法です。
壁にフックを付けて吊り下げる方法もありますが、軽いものなら画びょうで止めることもできます。
いくつかの大きさの違うフレームに入れて、ディスプレイとしても良いでしょう。殺風景な白い壁に温かみが出ますし、気分によって飾る位置を変えることもできます。
壁にフックを付けて吊り下げる方法もありますが、軽いものなら画びょうで止めることもできます。
いくつかの大きさの違うフレームに入れて、ディスプレイとしても良いでしょう。殺風景な白い壁に温かみが出ますし、気分によって飾る位置を変えることもできます。
リビング
リビングにスワッグを吊るす際は、照明器具と組み合わせてみましょう。
ライティングレールにスワッグを等間隔に何束か吊るしたり、照明器具の横に吊りフックを取り付け、大き目のスワッグを吊るしたりしてもおしゃれです。
この場合あまり照明に近すぎると熱くなってしまう可能性があるので気を付けましょう。また、長い枝などが手に入れば、麻ヒモを使って結びつけて飾ることもできます。インパクトがあるので、来客の際におもてなしにもオススメです。
ライティングレールにスワッグを等間隔に何束か吊るしたり、照明器具の横に吊りフックを取り付け、大き目のスワッグを吊るしたりしてもおしゃれです。
この場合あまり照明に近すぎると熱くなってしまう可能性があるので気を付けましょう。また、長い枝などが手に入れば、麻ヒモを使って結びつけて飾ることもできます。インパクトがあるので、来客の際におもてなしにもオススメです。
洗面所
洗面所はブーケ型スワッグがオススメです。ガラスや陶器の花瓶にざっくりとさすだけで華やかになります。
無機質な洗面所にはグリーンだけでなく、明るい色味が残る花のスワッグがオススメです。ただし、濡れてしまうと劣化してしまうため、水が飛ばない場所に置くようにしましょう。
無機質な洗面所にはグリーンだけでなく、明るい色味が残る花のスワッグがオススメです。ただし、濡れてしまうと劣化してしまうため、水が飛ばない場所に置くようにしましょう。
まとめ
お部屋をおしゃれに演出したい方や、自分でスワッグを作ってみようという方は、スワッグの飾り方や材料選びの参考にしてみてください。自分の好きな草花で季節を感じながら毎日を過ごしましょう。
監修:堀よりこ
Green Interior代表。
毎日が忙しい人のためのメール完結するインテリアコーディネートサービス「Roomo」運営/東京都内在住のインテリアコーディネーター。大手ハウスメーカーにてお客様の住空間に関わった後、法人・個人のインテリアコーディネート業をはじめ、コラム執筆など多方面で活動。「私が幸せになれる部屋」をコンセプトに活動中。