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@miiiiiii_y
季節の行事をさりげなく取り入れることで、単調になりがちな日々の暮らしにメリハリがついて、気持ちも豊かにしてくれます。お部屋の雰囲気やスペースにあった自分らしい楽しみ方ができるのも、一人暮らしだからこそ。今回は 一人暮らしのお部屋でも、インテリア感覚で手軽におしゃれにひな祭りを楽しむ方法を紹介します。ひな祭り当日にぴったりの、ちょっと華やかな自分のためだけのお祝い膳も♪
一人暮らしでも気軽に! さりげないひな祭りインテリア
一人暮らしのお部屋で楽しむ雛飾りは、インテリア感覚でさりげなくがいまどき。シンプルなガラスのお雛さまや、桃の花を飾るだけでも華やかな雰囲気に。イラストやお花など、お部屋に取り入れやすいひな祭りにおすすめのアイテムを見ていきましょう!
さりげなく飾れる雛人形アイテム
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@miiiiiii_y
一瞬、雛人形に見えないガラスの雛人形+桃の花をイメージしたピンクの小物で、大人の上品な雛飾り。シンプルなのに、華やかなひな祭りの雰囲気が溢れます。
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@mimikoko611925
フォトフレームに雛人形のイラストやポストカードなどを入れて、さりげなくひな祭りを演出。場所も取らず、気軽に飾れるアイデアです。あえてモノトーンの色合いで、シンプルに組み合わせるのもシックでおしゃれですね。
桃色の花で大人なひな祭りに
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@miiiiiii_y
桃の花を飾った華やかなひな祭りの食卓。手まり寿司やひな祭りカラーのひし餅風のお寿司を作ってみるのもいいですね。
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@comiri752
桃の花じゃなくてもピンクのお花を選べば、ひな祭りの雰囲気を楽しむことができますね。春のお祭りらしいワクワクした気持ちにしてくれます! バスケットに入れて飾る方法も真似したいアイデアです。
見て味わって楽しむ! ひな祭りごはん
ひな祭りのお祝い膳の定番といえば、ちらし寿司にハマグリの潮汁(うしおじる)、白酒にひし餅、雛あられ。それぞれに健康や幸せを願う意味が込められています。ひな祭りの日のごちそうは、ピンク・白・緑といったひな祭りカラーを意識して「見て楽しい」「食べておいしい」ちょっぴり特別なごはん作りにチャレンジしてみてはいかがでしょう?
春カラーの食器を使うだけでも気分UP
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@coral.shore
ピンクや緑など、春らしいカラーの食器を使うだけでも一気にひな祭りバージョンになって、テンションが上がります。作る時間がなければ、買ってきたお惣菜を盛りつけるだけでも◎
見た目からも楽しめるひな祭りごはん
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@maaaaayuuuumi
ちらし寿司もいいけれど、モザイク寿司もおすすめ。お重に酢飯を詰めて、モザイク模様に具材を並べるだけ。彩りを考えながら並べていくのも楽しいですね!
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@r_happy_room
丸めた酢飯にネタを乗せれば、かわいらしい手まり寿司のできあがり! 実はそんなに難易度が高くないから、ひな祭りごはん初心者さんにもチャレンジしやすいんです。
ひな祭りにピッタリな苺と甘酒で作ったパンナコッタ。せっかくだからデザートもこだわって、苺のスイーツやドリンクでひな祭りカラーを意識しましょう。
ちなみにひな祭りってどんな行事?
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@gracocoryoko
ひな祭りは女の子の健やかな成長や幸せを願う行事として親しまれていますが、そのルーツを知っていますか? 現在のようなきらびやかな段飾りの雛人形が飾られるようになったのは、江戸時代になってから。意外と歴史は浅いって? いえいえ、本当の起源は、実は古代中国から伝わった厄払いの儀式にあるんです!
災いやけがれをはらう禊(みそぎ)の風習
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@omochidaifukuu
古代中国では「上巳(じょうし)の節句」と呼ばれる旧暦の3月最初の巳(み)の日に水辺で身を清めて無病息災を祈り、紙の人形(ひとがた)に災いやけがれを移して川や海に流す禊の風習がありました。これが日本に伝来して平安貴族の間でも行われるようになり、今も残る「流し雛」の原型となりました。ちなみに、『源氏物語』にも人形を川に流す場面が登場しています。
「雛(ひいな)遊び」から「ひな祭り」へ
平安時代にはもうひとつ、ひな祭りのルーツといわれる「雛遊び」という人形(こちらはにんぎょう)遊びが貴族の子どもたちの間で盛んになりました。「ひいな」とは小さくてかわいらしいものという意味で、「ひな」の古語。川や海に流した「人形」と、この「雛遊び」が結びついて今の雛人形の原型が誕生したといわれています。
「桃の節句」は別名!?
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@myhome.ai
ひな祭りは「桃の節句」として親しまれていますが、前述の通り正しくは「上巳の節句」。ではなぜ、「桃の節句」と呼ばれるのでしょう。それは、この頃がちょうど桃の花の季節ということと、桃の木には邪気をはらう力があると考えられていたためといわれます。ちなみに、5月5日の「端午の節句」は、菖蒲(しょうぶ)の花で邪気をはらうことから「菖蒲の節句」とも呼ばれます。
まとめ
子どものころにワクワクしたひな祭り。そんな気持ちを思い出して、一人暮らしだからこそできるおしゃれでさりげないひな祭りインテリアを楽しんでみてはいかがでしょうか。おうち時間が増え、テレワークなどであわただしく過ぎていく日常をほっこり豊かにしてくれるはず♪
文・京澤洋子(アート・サプライ)