2020年07月08日 更新

個性派ぞろいで気分がアガる! 吉祥寺「ビッケ」の海外ヴィンテージ雑貨

海外の多彩なヴィンテージ雑貨で私たちの目を楽しませてくれる、吉祥寺の雑貨店「ビッケ」。店内には、コレクターをも魅了するレアアイテムがグッドコンディションで登場します。個性豊かなこれまでの商品を振り返りながら、店主の高木さんにそれぞれの魅力や仕入れのこだわりなどを聞かせてもらいました。

「ビッケ」はご夫婦が営む、吉祥寺にある小さな雑貨屋さん。北欧アラビアの器やリサ・ラーソンの動物オブジェから、アメリカ企業のイメージ・キャラクターのレア雑貨やスヌーピーのアイテムまで、個性豊かな商品たちが並んでいます。
ひとつ部屋に飾るだけでオリジナリティさがグンとアップするヴィンテージ雑貨は、インテリアとしても注目したいアイテム! 一点物との運命的な出会いにむけて、店主・高木さんのお話は必見ですよ。
ビッケ 店主 高木さん

仕入れのアンテナは「めずらしい」「おもしろい」のときめき!

ビッケの歴史は20年前までさかのぼります。前身はご主人が下北沢で営んでいた、企業アドバタイジング専門店。世界に数体しかないレアなノベルティなども扱っていたそうです。

高木さんご夫妻が「おもしろい」「めずらしい」をアンテナに、アメリカから買い付ける商品はじつに多彩。「眺めているだけでも楽しい」と、来店者は地域の人から遠方から訪れるコレクターまで、年齢も20代から80代までさまざまです。

色づかいと風合いに美が宿る、北欧の器やオブジェ

ビッケの主力商品のひとつが、北欧の陶器製の器やオブジェです。
高木さん

北欧は自然豊かな地域だからか、緑色に波長の合う色づかいが得意なデザイナーが多いように思います。コバルトブルーと、それに合うトーンの緑を合わせたり。当時のものはひとつひとつ丁寧に絵付けされているところにも惹かれますね。

なかでも取り扱いの多い3つの窯元の商品を見ていきましょう。

力強い作風にあふれた、デンマーク「ロイヤル コペンハーゲン」

デンマーク王室の御用達窯として知られる「ロイヤル コペンハーゲン」。1960年代後半~70年代に生産されたものは、「土の香りまで感じられそうな陶器ならではの風合い」と高木さん。当時ならではの“どっしりとした無骨さ”に魅了されるそうです。
このフラワーベースは、同メーカーのトップデザイナー、ニルス・トーソンが手掛けた「バッカ」シリーズのもの。ユニークな絵付けでファンの多いシリーズです。
1967年から2014年まで生産されていたイヤーマグ。なかでも「デザイナーが手描きしていた1986年までのものはそれぞれ個性があっておもしろい」と高木さん。誕生年のものをギフトとして選ばれる人も多いそうです。

大胆な絵付けが魅力のフィンランド「アラビア」

フィンランドを代表する陶磁器ブランドとして日本でも大人気の「アラビア」。多くのシリーズがつくられていますが、ビッケの定番のひとつに「バレンシア」シリーズがあります。
大胆な絵付けと澄んだ色合いで人気のシリーズで、専属のアートディレクターとして活躍し、数々の名作を生み出したスティグ・リンドベリがデザインを手がけたことでも有名です。
使っていくうちに欠けやすいポットなど稀少性の高いアイテムが入荷するときも!

リサ・ラーソンの動物ものも! スウェーデン「グスタフスベリ」

スウェーデンにある陶磁器メーカー「グスタフスベリ」といえば、木の葉モチーフの「ベルサ」シリーズや、ダークブラウンのラインが描かれた「スピサ リブ」シリーズ(写真)が有名ですね。また、日本でも大人気の陶芸家・リサ・ラーソンの動物シリーズの窯元でもあります。
高木さん

リサ・ラーソンの動物ものは近年、復刻版が出ていますが、ビッケで扱うのは1965~70年代のもの。手づくりのため動物たちの表情や雰囲気、色合いにそのときどきの時代背景が現れているように感じます。

おなじみの「ライオン」は、ビッグサイズがお目見えするときも! サイズ違いを親子のように飾ってもかわいいですね。
つぶらな瞳とぽってりとしたボディが愛らしすぎる「アザラシ」。体が真っ白な復刻版と違い、色味も個体差があります。
ちなみに、こちらはアラビアが「WWF(世界自然保護基金)」のために作った「アザラシ」。メーカーによってこんなにも雰囲気が変わりますね。

唯一無二のユニークさが人気! 米国雑貨

北欧の素朴さが魅力のやきものたちが豊富にそろう一方、アメリカ企業のアドバタイジングものやキャラクターものの雑貨やウエアも多いビッケ。なかでもスヌーピーの商品は、新旧問わずバラエティ豊かです。

レアものも! 企業キャラクターのノベルティや雑貨

高木さん

アメリカの企業はキャラクターやロゴを作るのが得意だなと感じています。名前を覚えてもらおうと、ユニークなノベルティや雑貨を作るんですよね。

「ハーゲンダッツ」のアイスクリームカップをモチーフにしたカップ&ソーサーや、「ハーシーズ」のロゴ入りサンデーグラスなど、“おうちスイーツ”のハッピー感を倍増してくれるアイテムがお目見えすることも!

このほか、製粉会社「ピルズベリー」や、アウトドアブランド「ウールリッチ」のイメージ・キャラクターが描かれたスウェットなど、企業もののスウェットやTシャツも多く仕入れています。
高木さん

昔のウエアは見ごろが大きくて袖丈が短かったりと、アンバランスさがかわいいんですよね。同じアイテムでも、青山などでは若い人が買われるようですが、地域の方のお客さまも多い吉祥寺では50、60代の人からも人気です。

いまと異なる顔立ちが新鮮な昔のスヌーピー

スヌーピーは男女問わずコレクターが多いキャラクター。高木さんご自身も昔から好きで、コレクションしていたそうです。なかには1950年代にハンガーフォード社から発売されたスヌーピーのソフトビニール製フィギュアなど、こんな入手困難なアイテムも!
高木さん

1960~70年代の商品は顔立ちが今と違うんですよね。30代の方を中心に、サンリオがスヌーピーの雑貨を作っていた時代に育った50代の方や、そのお子さん世代の20代の方にも人気なんですよ。

いまにない色彩感覚で魅了する「ベラ」

アパレルからテーブルウエアまで幅広い商品を展開し、ライフスタイルブランドの先駆けとして知られる「ベラ」のファブリックは創業当時からの定番アイテム。アメリカ雑貨はキャラクターものが多いビッケのなかでは異色の存在です。
高木さん

「ベラ」の創業者であるベラ・ニューマンがデザインしていたころのテキスタイルは、いまにない色彩がとてもきれいですよね。ブタなどのアニマル柄、ストライプ、幾何学模様、モダン柄など、相当な数のパターンがあるんですよ。アラビアの食器ともなじむので、組み合わせを楽しんでも。

まとめ

欧米の個性豊かなヴィンテージアイテムは、普段使いはもちろん、存在感のあるものばかりなので、ひとつ飾るだけで自分だけの部屋づくりを実現してくれます。

ビッケのSNSには、ほかにもめずらしい商品がたくさん紹介されています。その多くはすでに新しいオーナーさんのもとへと旅立ってしまいましたが、気になる商品があったら気軽に相談してみて。ふだんは2カ月に一度(※)、アメリカへ買い付けに行かれているそう。次回の買い付けで探してくれるかも!

ヴィンテージアイテムは出会ったときが買い。運命の出会いに向けて、じっくりとSNSでリサーチに励みましょう。

取材協力

Wickie(ビッケ)

東京都武蔵野市吉祥寺本町3-2-9
TEL:0422-26-8792
11:00〜19:00営業、(月・水は18:00まで)、不定休
※営業時間は変更となる場合があります。お問い合わせのうえ、お出かけください。

インスタグラムへ

※買い付け業務は6月現在、休止しています。
※記事中の商品は一点ものが多く、すでに完売となっている場合があります。在庫の確認や通信販売については、電話またはInstagramのダイレクトメッセージで問い合わせを。

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