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ひとつ部屋に飾るだけでオリジナリティさがグンとアップするヴィンテージ雑貨は、インテリアとしても注目したいアイテム! 一点物との運命的な出会いにむけて、店主・高木さんのお話は必見ですよ。
仕入れのアンテナは「めずらしい」「おもしろい」のときめき!
高木さんご夫妻が「おもしろい」「めずらしい」をアンテナに、アメリカから買い付ける商品はじつに多彩。「眺めているだけでも楽しい」と、来店者は地域の人から遠方から訪れるコレクターまで、年齢も20代から80代までさまざまです。
色づかいと風合いに美が宿る、北欧の器やオブジェ
北欧は自然豊かな地域だからか、緑色に波長の合う色づかいが得意なデザイナーが多いように思います。コバルトブルーと、それに合うトーンの緑を合わせたり。当時のものはひとつひとつ丁寧に絵付けされているところにも惹かれますね。
力強い作風にあふれた、デンマーク「ロイヤル コペンハーゲン」
大胆な絵付けが魅力のフィンランド「アラビア」
使っていくうちに欠けやすいポットなど稀少性の高いアイテムが入荷するときも!
リサ・ラーソンの動物ものも! スウェーデン「グスタフスベリ」
リサ・ラーソンの動物ものは近年、復刻版が出ていますが、ビッケで扱うのは1965~70年代のもの。手づくりのため動物たちの表情や雰囲気、色合いにそのときどきの時代背景が現れているように感じます。
唯一無二のユニークさが人気! 米国雑貨
レアものも! 企業キャラクターのノベルティや雑貨
アメリカの企業はキャラクターやロゴを作るのが得意だなと感じています。名前を覚えてもらおうと、ユニークなノベルティや雑貨を作るんですよね。
このほか、製粉会社「ピルズベリー」や、アウトドアブランド「ウールリッチ」のイメージ・キャラクターが描かれたスウェットなど、企業もののスウェットやTシャツも多く仕入れています。
昔のウエアは見ごろが大きくて袖丈が短かったりと、アンバランスさがかわいいんですよね。同じアイテムでも、青山などでは若い人が買われるようですが、地域の方のお客さまも多い吉祥寺では50、60代の人からも人気です。
いまと異なる顔立ちが新鮮な昔のスヌーピー
1960~70年代の商品は顔立ちが今と違うんですよね。30代の方を中心に、サンリオがスヌーピーの雑貨を作っていた時代に育った50代の方や、そのお子さん世代の20代の方にも人気なんですよ。
いまにない色彩感覚で魅了する「ベラ」
「ベラ」の創業者であるベラ・ニューマンがデザインしていたころのテキスタイルは、いまにない色彩がとてもきれいですよね。ブタなどのアニマル柄、ストライプ、幾何学模様、モダン柄など、相当な数のパターンがあるんですよ。アラビアの食器ともなじむので、組み合わせを楽しんでも。
まとめ
ビッケのSNSには、ほかにもめずらしい商品がたくさん紹介されています。その多くはすでに新しいオーナーさんのもとへと旅立ってしまいましたが、気になる商品があったら気軽に相談してみて。ふだんは2カ月に一度(※)、アメリカへ買い付けに行かれているそう。次回の買い付けで探してくれるかも!
ヴィンテージアイテムは出会ったときが買い。運命の出会いに向けて、じっくりとSNSでリサーチに励みましょう。
取材協力
Wickie(ビッケ)
東京都武蔵野市吉祥寺本町3-2-9
TEL:0422-26-8792
11:00〜19:00営業、(月・水は18:00まで)、不定休
※営業時間は変更となる場合があります。お問い合わせのうえ、お出かけください。
※記事中の商品は一点ものが多く、すでに完売となっている場合があります。在庫の確認や通信販売については、電話またはInstagramのダイレクトメッセージで問い合わせを。