会社の「年間休日日数」の標準値ってどれくらい?

会社の「年間休日日数」の標準値ってどれくらい?

2015/06/20

就活の悩み・疑問

就活をする際、企業の福利厚生や休日日数などもチェックすべき大切なポイントです。ところで、「年間休日日数」はどれくらいが基準なのでしょうか。転職コンサルタントの西田正晴さんにおうかがいしました。

週休二日制で土日祝日が休みで、夏季休暇と年末年始休暇がある多くの大手企業や製造業メーカーでしたら、年間120日以上(企業や年度によっては125日)の休日日数がありますので、現在のところ年間120日が基準になると思います。したがって、年間休日日数は120日以上が普通で、120日未満では少ないと言えると思います。転職サイトでは、休日が年間120日以上ある求人案件かどうかを検索できるところが多いです。

労働基準法では「最低でも1週間に1日、又は4週間に4日の休日を与えなければならない。」と定めています。これを「法定休日」といいます。法定休日に労働させるためには使用者と労働者の間に36協定が必要です。更に法定休日に労働した時間については35%の割増賃金が必要になります。また、「法定休日」を超える休日を「法定外休日」と定めています。なお、法定外休日に労働しても法律上の休日労働とはならないため、割増賃金の支給は必要ありません。しかし、週に40時間を超える分の労働時間は法外残業となり、残業の割増賃金として25%の上乗せが求められます。


西田正晴さんプロフィール(http://profile.ne.jp/pf/halnishida/)

転職コンサルタント。営業・経営コンサルタント・購買・生産計画など様々な業務に従事した後、転職経験を活かすために転職コンサルタントとなり、19年以上のキャリアを積む。


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