「適性検査」ってそもそも何? 基本知識と対策法

「適性検査」ってそもそも何? 基本知識と対策法

2015/03/12

就活の悩み・疑問

就職活動の準備を始めると、よく聞くのが「適性検査」という名前のテスト。適性検査は、長年の間、多くの企業の採用活動で実施されてきた、「採用テスト」です。

適性検査は基礎能力検査と性格検査で構成されています。基礎能力検査では言語(国語に相当)、非言語(数学に相当)などが出題されます。適性検査の基礎能力検査で問われるのは、企業人として仕事を遂行する上で必要な基礎的能力です。特別な知識や専門能力は不要。適切な問題集を使ってきちんと対策をすれば、充分に解けるようになる問題ばかりです。

受検方式が複数ある

適性検査には複数の受検方式があります。


・テストセンター

専用会場(テストセンター)のパソコンで受検する場合は、指定された期間内で日時と会場を選べます。筆算が前提です。受験者数が一番多いのがこのテストセンター受験です。

WEB テスティング

自宅のパソコンで受検します。指定された期間内であればいつでも受検できます。電卓の使用が前提です。

・ペーパーテスト

企業内などで、マークシート方式で受検します。筆算が前提です。



出題範囲は実施方式ごとに違う

適性検査は、実施方式によって出題範囲が異なります。例えばテストセンターの出題範囲が、他の方式にそのまま当てはまるわけではありません。適性検査対策を考えるときに大事なのは、実施方式による出題範囲の違いをきちんと押さえることです。問題集を選ぶ際は、こうした出題範囲の違いをおさえたものを選びましょう。


合格ラインは企業によって異なる

基礎能力検査の合格ラインは、企業によってかなり異なるのが実情です。何割を正解すれば通過とは一概にいえません。点数は高いに越したことはないと考えて、高得点を狙いましょう。基礎能力検査の点数が高いと、面接官の心証も良くなります。また、基礎能力検査の各科目で偏りがないように得点するのが理想的です。言語・非言語のどちらかが極端に苦手な人は、苦手なほうを優先して対策しましょう。


今回の就活に効く一冊


『<主要3方式(テストセンター・ペーパー・WEBテスティング)対応> これが本当のSPI3だ!』

著/SPI ノートの会
発行日/2014年6月25日
価格/本体1,400円+税
発行/洋泉社

適性検査対策の決定版として、問題の再現度、情報の精度、説明のわかりやすさとで、毎年、多くの就活生からご支持をいただいています。適性検査には複数の実施方式があり、どれが実施されるかは業界や企業、職種によって違います。よく実施されるのは「テストセンター」「ペーパーテスト」「WEBテスティング(WEBテスティングサービス)」です。 最も効率のよい対策法は、自分が受ける方式の対策をすることです。 しかし、志望業界や企業、希望職種などが決まっていない段階では、自分が受ける方式はわかりません。 方式を絞り込めない場合、適性検査の全方式を視野に入れ、各方式で共通の出題範囲から押さえていくのがよい対策法です。

この書籍の詳細を見る・購入する http://www.yosensha.co.jp/book/b181045.html


著者プロフィール

SPI ノートの会
1997 年に結成された就職問題・採用テストを研究するグループ。2002 年春に、『この業界・企業でこの「採用テスト」が使われている!』(洋泉社)を刊行し、就職界に衝撃を与える。その後、『8 割が落とされる「Web テスト」完全突破法』シリーズをはじめ、『CAB・GAB 完全突破法!』『こんな「就活本」は買ってはいけない!』『完全再現 NMAT・JMAT 攻略問題集』『「良い人材」がたくさん応募し、企業の業績が伸びる 採用の極意』『転職者用 SPI3 攻略問題集』『これが本当のテストセンターだ!』『これが本当の SCOA だ!』(いずれも洋泉社)を刊行し、話題を呼んでいる。サイト httpwww.spinote.jp

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