他の設問を想定し、対応してみましょう。もしも設問が、「これまでの学生生活で、もっとも困難だったことは?」ならば、上で作成した自己PRのフォーカスする点を変えることで対応できます。
例えば、「仲間を増やしたいと思って勧誘に力を入れている自分に比べて、周りは冷めていました。そのため、最初は入部率が低く、思ったほど成果は上がりませんでした。この現状を変えようと、次のようにメンバーに働きかけ……」と。
もしも、設問が「あなたの武器は?」ならば、「私の武器は初対面相手のコミュニケーション能力です。この能力を発揮したのは……」と冒頭を変えることで対応できます。
志望職に合わせて「頑張ったこと」を選べば、質問が変わっても応用できるといういうわけです。
▼選考通過した先輩のESが見られる!
文・岡 茂信
<著者プロフィール>
岡 茂信 (おかしげのぶ)
現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」(http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している。