エントリーシートマスターをめざせ!第五回 「学生生活で頑張ったこと」の書き方

エントリーシートマスターをめざせ!第五回 「学生生活で頑張ったこと」の書き方

2015/03/10

自己分析

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今回は、より実践的に「学生生活で頑張ったこと」に絞って、自己PR作成方法を説明します。この「学生生活で頑張ったこと」は課される頻度が高く、また、フォーカスする点を変えることで、他の設問にも対応できます。


1.学生生活のどの「頑張り」を取り上げて自己PRするかを考える

例えば、サークル、アルバイト、留学、資格、専門の勉強……と挙げる前に、志望職に必要なものは何か? を考えましょう(第三回参照)。例えば、開拓精神が必要と判断したならば、自分が開拓的に頑張ったことは何かを考えてみましょう。直結するものが無ければ関連するものでも良いです。例えば、「サークルの新人勧誘だな」と考えたならば……

(例文1)学生生活はサークル活動に頑張りました。中でも、仲間を増やしたいとの思いから、新人勧誘に力を入れました。目立つチラシの工夫、見学・体験会の企画、見学者が緊張を感じない雰囲気作りなど、様々なことに知恵を凝らしました。


2.「それで、どうなった?」をつけ足す

上記1の例文に何を続けるかを考えましょう。これは難しくありません。「それで、どうなった?」と自分に問いかけてみましょう。例えば……

(例文2)その結果、50人の仲間を増やすことが出来ました。

では、次に続けるのは?「第4回 自己PRの書き方2」(https://gakumado.mynavi.jp/style/articles/902の自己PR例文を参照し、以下の「売上170%UP達成」に関連して加えたことを参考にして下さい。

(A) 発揮した長所や知識、スキル

(B)自信がついた、成長できたこと

(C)信じさせるための具体的なエピソード

(D)他者から評価された言葉や出来事

(例文3)

(A)この過程では、アルバイトの経験が役立ちました。チラシ作りではお店のチラシを参考にし、見学者には接客で身に付けた柔らかな対応スキルを発揮しました。(C)もちろん、失敗もありました。入部したてのメンバーにしっかりと指示を行っていなかった為に見学者を逃してしまうことがありました。この失敗に対しては、「私も入部したてなの。楽しいよ。今、先輩よんでくるからね」と応対するよう統一しました。(B)この経験を通して、初対面の人に対するコミュニケーションに自信が持てるようになりました。(D)特に後輩達から「おかげで大学生活が楽しくなりました」「先輩の気配り抜群です。私も見習います」と言ってもらえたのが自信の源です。

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