「金融業界なら、自分が研究してきたことや理系の力を発揮できるんじゃないか」と思ったのが、銀行を志望した理由。大学院で金融工学の研究を手がけている徳永さんは、教授のすすめで国際学会という大舞台で自分の研究を発表したこともある。
北京で行われた学会には、世界中から同じジャンルの研究に取り組む研究者が集まっていた。「初めての海外で緊張もしていたのですが、興味を持って発表を聞いてくれる方も多くいて、いろんな話をすることができました。良い経験でしたね」と徳永さん。
今後は入社式までに研究を進めながら、簿記や銀行業務検定など仕事に必要な資格の取得を目指す。「時間を見つけて海外も行きたいですね。ずっと研究室にこもっていることが多かったので。次はアメリカやヨーロッパを経験したいと思っています」