グループディスカッションの書記を任された!どんなことに気を付けるべき?

グループディスカッションの書記を任された!どんなことに気を付けるべき?

2015/03/08

グループディスカッション

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企業に就職したら、上司や同僚、部下とのチームワークにうまく順応していかなければなりません。そのため、チームで力を発揮できる人材であるかどうかを判断しようと、採用試験にグループディスカッション(以下GD)やグループワーク(以下GW)を取り入れる企業が増えています。GDやGWでは、タイムキーパーやリーダーなどの役割を任されることも多いですが「書記」とはどんな仕事なのでしょうか。そこで、書記に任命されたらどんなことに気をつけるべきかを、NPO法人「就活PLAZA」代表 石井直幹さんにうかがいました。

結論をきちんと導き出すことが重要

「まず書記が何をするものなのかを考えてみましょう。書記が取るメモは、自分が後で見るためにとるメモとはまったく違う意味を持っています。GDやGWが進んで行って、結論やまとめの段階に入った時に、書記のとったメモを元に最後の仕上げが行われるのが一般的。従って、この時に、メモのおかげできちんとした結論に至ったとか、うまくまとめられたというようになれば、あなたの書記は成功したということになります。

そのために、他人に見せることを意識して丁寧にメモをとり、まとめ段階に入ったら、他の人たちに見せながら、あなたが主導して積極的にまとめていくことができれば、見ている面接担当者のあなたへの評価は高まります。ホワイトボードを使う場合でも、基本は同じで、見やすく、うまく結論が導けるように書いてください」。

書記もグループの一員であることを忘れずに

「メモをとることに頭が行ってしまったばかりに、話し合いや作業にあまり参加できなかった、発言できなかったということには、絶対にならないようにしましょう。書記であること以前に、まずグループの一員であることをくれぐれも忘れないように、メモをとりつつ、しっかりと発言していきましょう」。

書記とは、「結論を導き出すためのメモを取る」役割を担うのだということは、一番のポイントとして忘れてはいけないようです。だからと言って、自分のグループの一員として話し合いに参加するのは、ちょっと難しいようにも感じますが、それができると他の受験者に大きく差を付けることができるかも!?

文●imago

石井直幹さん
就活PLAZA 代表
特定非営利活動法人日本キャリア開発協会認定
CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
1971年生まれ。現在まで、ITサービス業、商社の人事責任者を経験し、現在ある企業で人事業務を幅広く担当。また、専門学校の就職支援担当の経験などもあり様々な角度から新卒採用、新卒研修などに携わっている。
HP:http://syu-plaza.com/
twitter:@syukatuadviser

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