離職のきっかけになり得る女性のライフイベントとその乗り越え方

離職のきっかけになり得る女性のライフイベントとその乗り越え方

2015/03/08

就活の悩み・疑問

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「女性にとってのライフイベント」と聞くと、結婚や出産を思い浮かべる人も多いのでは? 実際に、それを機に仕事を諦めてしまう人も多くいます。しかし実は、その他にも就活女子が見落としがちで、離職率が高まるライフイベントがあるのだとか。その意外なライフイベントと上手な乗り越え方を、キャリアカウンセラーの水野順子さんにお聞きしました。

■ 10人に1人が生涯未婚!?

現在、日本女性の平均初婚年齢は29.2歳。ただし、これはあくまで結婚した人の平均年齢であり、未婚の人の年齢は含まれていません。ちなみに、25~29歳の未婚率は60.3%。さらに50歳のときまでに未婚を貫いた人の数を表す「生涯未婚率」はなんと10.6%で、10人に1人が生涯未婚なのです。このように、結婚や出産の歳を計画的に決めていても、その通りにはいかないことの方がほとんど。結婚しない女性も多い現在、女性にとって「結婚」や「出産」が必ずしも離職のきっかけになるとは限らないようです。

■ 女性の離職のきっかけは、出産より育児にあり。

一生働き続けたい女性が離職を考えるタイミングといえば、結婚や出産というイメージが強いかもしれませんが、実際は、30歳、40歳と年を重ねるごとに離職のきっかけとなるライフイベントは訪れます。例えば、子どもが小学校にあがり、育児所に預けられなくなったときに訪れる「小1の壁」問題や、思春期の子どもがいる家庭のコミュニケーション問題、または夫の急な転勤など、思わぬところで、仕事を諦めざるを得なくなる女性は多いのです。さらに先に目を向けると、子どもの受験や親の介護、そして自分自身の更年期の体調の変化なども待ち受けています。仕事を続けるためには、さまざまなステージで訪れる出来事を、乗り越える必要があります。

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