「経営の神様」とも呼ばれ、現在も日本を代表する企業経営者としてその名前が挙がる松下幸之助が、企業経営の第一歩を踏み出したのが、1918年のこの日でした。すなわち、現在のパナソニックの源流となる松下電気器具製作所の創業です。
(写真はイメージです)
創業時のメンバーは、当時23歳の幸之助自身のほか、妻のむめ、義弟の井植歳男(後に三洋電機を創業)の3人。大阪市北区西野田大開町(現:大阪市福島区大開2丁目)の借家で、旋風機の碍盤(がいばん)という部品を製造するかたわら、新製品の開発に没頭したそうです。その成果が実を結び、アタッチメントプラグや電球ソケット、自転車用電池ランプなどのヒット商品が生まれ、日本を代表する企業へ成長していくのはみなさんもよくご存じのとおりです。
ちなみに創業当時の作業場は、大阪府門真市のパナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館に復元されており、当時そのままの様子を知ることができます。
※敬称略
参考資料
社史:1918年(大正7年) 松下電気器具製作所を創立
http://panasonic.co.jp/history/chronicle/1918-01.h...