スポーツ推薦ゼロの京大アメフト部がなぜ強いのか? 壁をうち破るための「成功の法則」5

スポーツ推薦ゼロの京大アメフト部がなぜ強いのか? 壁をうち破るための「成功の法則」5

2014/12/01

就活の悩み・疑問

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■他人は変えられないものだと知る
強豪のアメフト部でも、引退間近な4年生と入部したばかりの下級生では、試合や練習に対する熱意に差がでることがあります。京大アメフト部には「勝ちたいヤツがやる」という暗黙のルールがあります。勝ちたいヤツがグラウンドのラインを引き、部屋の掃除をし、ミーティングの準備をする。他の誰にも期待せず、強要せず、自ら率先して行うのです。そうすると、下級生も真剣に取り組みはじめます。人の気持ちを動かしたければ、相手をコントロールしようとせず、自分の気持ちや接し方を変えるのが効果的なのです。

■ベストの状態を基準にする
好調な試合のあと、次の試合も「今回と同じようにプレーしよう」とするのと、「次はもっといいプレーをしよう」と考えるのでは、どちらが勝てる可能性が高まるかは明白です。少なくとも相手は、その最高のパフォーマンスを上回る水準を目指して挑戦してきます。ベストは「尽くす」のではなく、「超える」もの。一度でも成功したことがあれば、それを基準にし、次の目標を立てましょう。

文●編集部

今回の「就活に効く一冊」

『京大アメフト部出身、オールジャパン4度選出の組織変革コンサルタントが見つけた 仕事でもスポーツでも成長し続ける人の「壁をうち破る方法」』
著/安澤武郎
発行日/2013.12.26
価格/1,470円
発行/ディスカヴァー・トゥエンティワン

仕事という試合(ゲーム)に挑め! 壁にぶつかって、成長が止まっていると感じている方、チームで成し遂げる経験をスポーツから学びたい方、そんな皆さんならきっと役に立つ「壁を超えるコツ」59編。

アメリカンフットボールで学生日本一を2回。うち1回は社会人王者を破り、日本チャンピオンに。個人としても、社会人時代を含めオールジャパンに4度選出。そんなアスリートが、なぜ組織変革コンサルタントとして活躍できるのか?

スポーツでも、ビジネスでも、活躍している人に共通しているのは、フィールドに立ち続け、挑戦を止めないこと。挫折があっても、そこであきらめずに、壁を自ら乗り越えていくこと。壁にぶつかったときに、自らそれをうち破って、次に進むには、どうすればいいか? 本書ではそのコツを紹介していきます。

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著者プロフィール

安澤武郎
組織変革コンサルタント。ペネトラ・コンサルティング株式会社代表取締役。久遠義塾(中高生向けの人間育成塾)塾長。一級建築士。1974年滋賀県生まれ。京都大学工学部卒業後、鹿島建設に勤務。大学時代はアメリカンフットボールで学生日本一を2回経験。うち1回は、社会人王者を破り日本チャンピオンを勝ち取っている。個人としても、鹿島建設時代までを含め、オールジャパンに4度選出されている。その後、チームの「実行力支援」に特化した国際的コンサルティングファームで組織変革手法を習得し、創業100年超・社員数1000人規模のクライアント企業への出向も経験。アメリカンフットボール部の組織づくりのノウハウを活かし、「挑戦し続ける組織」への進化を推進している。2012年に独立し、ペネトラ・コンサルティング株式会社を設立。組織変革コンサルタントとして、中高生向けの人間教育から新規事業の立ち上げ支援を含め、「壁を破らせるプロフェッショナル」として、さまざまな活動を展開中。

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