【採用担当者に聞いてみた】実際にあった「ダメな志望理由」と「良い志望理由」の違い

【採用担当者に聞いてみた】実際にあった「ダメな志望理由」と「良い志望理由」の違い

2015/06/03

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もし、あなたが採用担当者なら「最寄り駅が好きなので志望しました」「知人の勤務している会社なので志望しました」「御社に入社できれば自分を成長させることができると思い志望しました」など、このような志望動機を聞いてどのように感じるでしょうか?

最初の「最寄り駅が好きなので志望しました」ですが、実はこれ、過去に実際に行った面接で学生から告げられたものです。私はいろいろな志望動機を耳にしてきましたが、一瞬何を言われたのか意味がわからず「えっ、志望動機ですよ」と聞き直したほどです。それくらいインパクトがあったのです。そういう意味では印象に残りましたが、志望動機としてふさわしいか、ふさわしくないかと問えば言うまでもありません。彼の言葉を尊重すれば、最寄り駅が一緒ならどこの会社でも良いということになります。採用する側からするとこの程度の志望動機では「なるほど、では一緒にがんばりましょう」とはならず、縁がないわけです。

次に「知人の勤務している会社なので志望しました」。これはいかがでしょうか? 意外に思えるかもしれませんが、これは前後の言葉を使い分けることによって良い評価を得る場合があります。例えば「同業他社と比較検討した結果、御社では私の得意な英語を生かすことができ、希望する部署に配属される可能性が高いこと知りました。また、以前より御社に勤務する知人の○○様より仕事のやりがいや社風などを聞き、非常に興味を持ったので志望させていただきました」などとすることで、説得力を出すことができます。

そして「御社に入社できれば自分を成長させることができると思い志望しました」。これもこれだけでは具体性に欠け、あまり良い評価は得られません。しかし、たとえば次のように述べることで評価はアップします。「御社では内定者研修や新入社員研修、階層別研修など教育が充実しており、OB訪問した際に伺った営業部の○○さんの話によると内定者研修では仲間意識やコミュニケーション能力を高めるようなビジネスゲームを取り入れ、帰るころにはお互いの連絡先を交換するまで仲良くなったと聞きました。また、そのビジネスゲームは新入社員研修でも行われ、今でも楽しい思い出になっていると聞き、ぜひ、私も御社の研修に参加し、自分を成長させ、御社に貢献できればと思い志望しました」。いかがでしょうか?

志望動機にふさわしいものとふさわしくないものの違いがおわかりいただけたでしょうか? どこの企業にも通用するような志望動機(最寄り駅が好き、知人が勤務中、教育が充実など)では評価されにくいものになります。しかし、企業を特定できるくらいに掘り下げていれば評価されるのです。何も難しく考える必要はありません。今の志望動機に一言添え、その会社ならではのものになるように工夫すればそれで良いのです。

文●斉藤義行


斉藤義行さんプロフィール

Next One代表。1988年から20年以上に渡り、流通、卸売、ソフトウエア業界の人事部にて採用・教育を担当。2003年(特)日本キャリア開発協会認定 CDA(キャリアコンサルタント)を取得。Next One代表として、就活セミナーの主催やキャリアカウンセリングを通じ、就活支援活動に従事。著書(電子書籍)に「ワンコインで就活対策!!」「ワンコインで面接対策!!」「ワンコインでグループディスカッション対策!!」などがある。

就活情報発信中 https://twitter.com/_nextone_
公式ホームページ http://www.h7.dion.ne.jp/~nextone/

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