就職に役立つ「学生時代のアルバイト」とは!?

就職に役立つ「学生時代のアルバイト」とは!?

2015/03/07

就活の悩み・疑問

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多くの学生が経験するアルバイト。お金を稼ぐという目的はもちろん、「視野がひろがる」「経験が増える」「社会勉強になる」「人脈が増える」など、得られるメリットは多いようです。飲食店、塾講師、引越しスタッフ、電話受付など、さまざまなアルバイトがありますが、就職してからもその経験は活かされるものでしょうか。若手社会人の先輩たちにきいてみました。

Q. 学生時代、アルバイトをしたことがありますか?


はい…58.4%


いいえ…41.6%


6割近くの人が、何らかのアルバイトを経験していますね。アルバイトとは、言わば学生のうちから社会を体験することができる有効な手段です。では、その経験が実際に社会人になってから生かされた! と思ったのはどんなときだったのでしょうか。


学生時代のアルバイトの経験が、働いてから役立った! と思ったのはどんなときですか? 


・塾講師をしていたので、営業中、教育についての話や学習分野への質問に速やかに答えることができたとき。(女性/22歳/学校・教育関連)

・塾講師をしていたため、人に技術を教える場面で役立った。(男性/24歳/団体・公益法人・官公庁)

・塾講師として生徒の保護者と会話するうちに、人の気持ちを汲めるようになった。(女性/26歳/機械・精密機器)

・小料理屋でバイトをしていた。年齢層の高いお客様が大半のお店だったので、年上の人との接し方や飲み会での対応が役立っていると思う。(女性/24歳/食品・飲料)

・ホテルでバイトしていたことで、接客や身のこなしに対して自信を持って行えるようになった。(女性/22歳/医療・福祉)

・接客のバイトのおかげで、お客様と話すのに緊張しない。(女性/23歳/情報・IT)

・接客販売を経験していたことで、うまく話のきっかけを掴み、愛想良く振る舞うことができるようになった。また、パートのおばさんの対処法がわかった。(女性/23歳/学校・教育関連)

・接客系のバイトで覚えた敬語のおかげで、努力せずとも相手に不快感を与えないレベルでの敬語は使いこなせている。(女性/23歳/金融・証券)

・接客のアルバイトをしていた。そのおかげか、声を張って、しっかり挨拶ができていると社会人になってからもほめていただきました。体育会系の部活してたの? と聞かれます。(女性/22歳/マスコミ・広告)

・マクドナルドのアルバイトでコミュニケーション能力が身についた。(女性/24歳/アパレル・繊維)

・受付をしていた。会社でも電話応対にすぐに慣れることができたのがよかった。(女性/23歳/マスコミ・広告事務系専門職)

・プールのコーチをしていた。声が出ていていいと褒められました。(男性/22歳/運輸・倉庫)

・物流のアルバイト。重いものを台車やパレットに積む仕事をたくさん経験したことで、会社で上司を手伝うときにそれが役に立った。(女性/23歳/ソフトウェア)

・いろんなバイトをしていたので、視野が広く、頼まれたことのほとんどはこなせちゃう。(女性/22歳/商社・卸)

・バイト先の課長から、住民票や住民税などの事務的な話を聞いていたこと。社会人になって色々と自分で手続きしなくてないけなくなったけれど、知っていたおかげで慌てなかった。(女性/25歳/印刷・紙パルプ)

・接客と事務のアルバイトを掛け持ちしていたので、自分の適性を考えてから就活でき、入社してからも仕事に対するギャップがない。(女性/22歳/小売店)


言葉遣いや目上の人とのコミュニケーション力など即戦力となる能力が、アルバイトを通して自然と身についていることがわかります。様々な分野の仕事を知ることで自分に合う職業を見つけ出すことができたり、入社一年目の時期も、アルバイトで培った社会人ノウハウで同期に差をつけられるかもしれません。


文● 青
調査期間:2014年6月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象件数:社会人1年目の男女156件(インターネットログイン式アンケート)

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