知っておきたいメンズ靴のデザイン

知っておきたいメンズ靴のデザイン

2015/03/09

就活の悩み・疑問

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「おしゃれは足元から」なんて言いますが、就活の時ばかりは好きなデザインという観点だけで靴を選ぶわけにはいきませんよね。TPOをわきまえつつ自分に合った靴を選ぶために、今回は、革靴メーカー、リーガルコーポレーションの商品開発担当の今井さんに、メンズ用の革靴の種類と特徴を教えてもらいました。

■プレーントウ

つま先(トウ)の部分に飾りのないプレーンなシューズ。シンプルなデザインなので、様々なシーンで履くことができます。就活のようなフォーマルな場面でも問題なく履けますし、カジュアルな格好にも合わせやすいですよ。また、革靴で紐を通す部分を「羽根」と言い、「内羽根式」と「外羽根式」があります。プレーントウは「外羽根式」が多いのですが、「羽根」が外に開いている分、比較的甲が高い人にもオススメです。

■ストレートチップ

つま先部分に、ストレートのライン(チップ)が入っている靴を、その名の通りストレートチップと呼びます。ストレートチップの革靴は冠婚葬祭にも履いていけるので、一足持っていたらいざという時も役に立ちますよ。フォーマルな場面に最も適したものなので、就活用としては間違いないでしょう。汎用性もありますし、ここ最近、就活生から特に人気のあるデザインです。

■Uチップ/Vチップ

甲の部分の切り替えに、U字型のチップをあしらった靴をUチップ、V字型になっているものをVチップと言います。特にVチップは日本ではそれほど多く出回っていない、デザイン性の高い型です。どちらも、ストレートチップやプレーントウと比べるとカジュアル色が強いので、個性やファッション性をアピールしたい人向き。フォーマル重視の場合はあえて選ぶ必要はないでしょう。

■ウィングチップ

つま先の切り替えに使われる靴片が、翼の形になっている靴をウィングチップと呼びます。ファッション性が高く、カジュアルな装いなどにも合わせやすいデザインですが、あまり就活向きではありません。クラシックな雰囲気を演出するのに適したデザインです。

就活で履く靴は、王道を選ぶならストレートチップかプレーントウ、個性を出したいのならUチップやVチップ、といった基準のようです。それぞれの特徴を把握して、職種や業種に合った革靴を選んでくださいね!

文●松原麻依(清談社)

取材協力/リーガルコーポレーション
http://www.kenford.jp/

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