就活生が数ある企業の中から志望先を決め、志望動機をより説得力のあるものにするためには、企業をしっかり理解することが不可欠です。将来入社するかもしれない会社だからこそ、通り一遍ではなく自分なりのやりかたで研究しておきたいものですね。先輩就活生たちはどんな方法で企業研究をしてきたのか、アンケートで聞いてみました。
はい…41.4%
いいえ…58.6%
今回の調査で就活中に企業研究をしたと答えた人は41.4%。さらに、どんな方法で研究したかを具体的に聞いてみると、さまざまなノウハウが見えてきた。
企業研究はどんな方法でしていましたか? 具体的に教えてください。
・インターネットで、興味のある企業の情報を収集した。(女性/22歳 /専門サービス)
・OB訪問をした。(女性/24歳/電機)
・企業のパンフレットを取り寄せ、ホームページや新聞記事を読んだ。(女性/23歳/団体・公益法人・官公庁)
・インターネット、進路指導の先生、求人情報誌などから情報を得た。(女性/21歳/印刷・紙パルプ)
・財務諸表を見て、経営状況を研究。(女性/26歳/機械・精密機器)
・コネクションを作って、働いている人に話を聞く。(男性/24歳/運輸・倉庫)
・説明会でいろいろと質問した。(男性/23歳/金融・証券)
・合同説明会で聞いた話をもとにしたメモをまとめた。(女性/21歳/情報・IT)
・実際にその企業の商品を買ってみる。(女性/23歳 /食品・飲料)
・ホームページや就職四季報など情報誌を読んだ。(女性/25歳/印刷・紙パルプ)
・インターネットで、入退社者からのクチコミ情報を調べた。(女性/22歳/マスコミ・広告)
・企業の説明会に参加したりサイトを見たりし、ライバル社についても調べた。(女性/22歳/団体・公益法人・官公庁)
・ホームページを隅から隅までチェック、行っている事業を自分なりにまとめてみたりした。(女性/25歳/団体・公益法人・官公庁)
・その企業の経営する店舗を実際に客として訪れた。(女性/23歳/金融・証券)
・どういった傾向の商品が多いか分析。(女性/22歳/マスコミ・広告)
・関連するニュースを細かくチェックした。(男性/25歳/運輸・倉庫)
企業のパンフレットやホームページには誰もがアクセスできるもの。それに終始せず、人に会って生きた情報を集めたり、自分なりの方法で比較&分析するなど、より能動的な企業研究をしている人も多いですね。自分にぴったりの企業と出合うためにも、先輩たちの方法をぜひ参考にしてください!
文● 鈴木恵美子
調査期間:2014年7月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象件数:社会人1年目の男女145件(インターネットログイン式アンケート)