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簿記
どんな資格?
企業の経営活動を計算・整理し、財政状況などを把握する簿記に関する技能を検定するもの。会計知識やコスト感覚が身につくため、経理担当者はもちろん、すべての社会人に役立ちます。
こんな仕事に役立つ!
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佐々木奈緒さん
23歳 金融業界に営業職として勤務。2013年に簿記3級を取得。 |
学生時代のアルバイト先の先輩に勧められて興味を持ちました。その後、「様々な資格を取る他の友達に追いていかれないように何かを勉強したい」、「学生のうちに自分が全く知らない事について学んでおきたい」という気持ちが強くなり、社会人になる前に取得を決意しました。
仕事で扱う金融商品について勉強する時、簿記の知識のおかげで理解しやすかったです。簿記は「すべての業界で役立つ『一般常識』」だと思います。特に3級は基礎的な事を学ぶので、経理担当以外の人にもオススメです。世の中にお金と関わらない仕事がない以上、簿記の知識は不可欠です。事務作業で会社を支えていきたい人にも、起業して経営者として働きたい人にも役立つ資格だと思います。
1ヵ月半くらい勉強しました。試験まであまり時間がなかったため、最後の1週間はアルバイトや学校以外は簿記の勉強に専念していました。
計算は電卓を使っていいのですが、それでも「仕訳のやり方はあっているのに足し算が合わず、借方と貸方の数値が一致しない」なんていう事がよくありました。間違えると悔しくてたまりませんでしたが、数をこなしていくうちに段々とミスも減るようになりました。
最初の2週間は、資格の専門予備校が出している教科書と問題集を使って独学で勉強していましたが、分からない点が多くて限界を感じたため、予備校の直前講座を受講しました。勉強のコツは、スタンダードな問題集と過去問をひたすら何度も解く事です。簿記は出題形式に慣れておく事、また一問でも解ける問題を増やしておく事がとても重要だと思います。