「絶対内定」の我究館代表が分析する、2016卒就活の問題点と対策

「絶対内定」の我究館代表が分析する、2016卒就活の問題点と対策

2015/05/12

ニュース&コラム


2016卒から就職活動のスケジュールが大きく変わりましたね。先輩たちとは異なるスケジュールで戸惑うことも多いかもしれません。そんな2016卒の就活スケジュールの問題点と対策をキャリアデザインスクール我究館の熊谷館長が分析しました。


「2016年卒ならではの就活生の動向」として【4つのパターン】に分類される傾向があるというのです。

「絶対内定」の我究館代表が分析する、2016卒就活の問題点と対策

【2016年卒業予定 就活生の4パターン(山登りに例え)】
1.下山組:就活終了。早期内定グループ。
2.頂上散策組:内定はあるのに終われない。2016卒に見られる新しい集団。
3.登山迷子組:内定がなく焦っている。 スタートは早かったが(大学3年時のインターンシップ~)、成果が出ていない集団。
4.登山開始組:やっと本腰が入ってきた集団。

【就活スケジュールを理解するための着眼点】

「絶対内定」の我究館代表が分析する、2016卒就活の問題点と対策


大きくスケジュールが変更した2016年卒の就活。具体的には下記の4つがポイントとなるとのこと。

1.経団連に加盟している企業において、採用情報や説明会情報の解禁が後ろ倒された。前年までは、学部3年生(修士1年生)の12月に解禁されていたそれらの情報が、3月に3ヵ月繰り下げられた。

2.採用選考(面接)の開始が、学部4年生(修士2年)の4月だったものが、8月に変更された。

3.学生が実際に企業で研修生として働くことができるインターンシップの応募は、前年のスケジュールを踏襲しており、大学3年生の6月に募集が開始された。

4.外資系企業やベンチャー企業など経団連に加盟していない企業は、上記にとらわれずに採用活動を進めた。実際に、大学3年生の夏頃から選考が始まり、大学3年の10月〜2月頃には内定を出し始めた。

【就活スケジュールに翻弄される学生】
このような採用スケジュールの中、『2016年度日経就職ナビ 就職活動モニター調査結果(2015年4月発行)』によると、2015年4月1日の時点で内定を手にしている学生は7.1%。そのうち「内定を手にしても就職活動を継続する」という学生は81.4%にのぼります。つまり、内定を手にしたほとんどの学生は、経団連に加盟する企業、例えば大手総合商社やメガバンクの面接解禁まで就活を止められないでいるのです。こういった学生を、パターン2.「頂上散策組」としています。

また、4月時点で7.1 %が内定を手にしているわけですが(前出の調査結果)、これは40万人ともいわれる全就職活動生のうち約3万人にあたることになります。決して少なくはない人数です。さらに、有名私立大学を切り取ってみると、周りの友人の多くが「すでに現在内定を手にしている」という様相が見えてきます。このような環境で焦りを感じている学生を、パターン3.「登山迷子組」としています。 この2つのバターンの学生が2016年卒の就活スケジュールに見られる新しいトレンドです。

【2016年卒の就活スケジュールには「構造的な問題点」がある】
パターン2.の学生のような「就活を終われない学生」が増えると、どのようなことが予想されるのでしょうか?それは秋以降の内定辞退者の大量発生です。採用担当者は内定者フォローに追われ、現場が混乱するでしょう。更には、内定者が納得度の低いまま入社した場合は早期離職に繋がる可能性もあります。これらは、企業と学生の両者にとって良い状況とは言えません。つまり、2016年卒の就活スケジュールには「構造的な問題点」があると考えることができるのです。

【就活生・採用企業 それぞれが心がけるべきこと】
このような2016年卒の就活事情。学生の方々においては、就活スケジュールに翻弄され過ぎることなく、今一度、志望進路の軸を明確にすることが必要です。一方、キャリアセンターや企業の採用担当者の方々は、2016年卒の就活生の4パターンに見られるような「今年ならでは」の就活生の本質を理解し、16年卒の内定者フォローに活かすこと。さらには2017年度卒業予定の新卒採用における手法の見直しをする必要があるでしょう。

いかがだったでしょうか。採用スケジュールが変わり、それに対応した活動が求められます。先を見据えつつ、自分の軸をしっかり持って納得のいく就活を行っていきましょう。

【我究館】http://www.gakyukan.net/

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