面接やESで話を盛ってしまった場合、不正になるの?

面接やESで話を盛ってしまった場合、不正になるの?

2015/05/13

自己分析

面接

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採用担当はあなたの「盛った発言」より、そこに至るまでの「過程」に注目をして選考を行っています。

たとえあなたに「盛った発言」くらいすばらしい結果が出ていなくとも、あなたがその結果を得るために何を考え、どんな行動をし、出てきた結果に対してどのような学びと気づきを得て、その後に生かそうとしてきたのか、そこに興味を持っているのです。

もし、あなたが他の学生の発言と比べて見劣りしていると感じただけで「盛った発言」をしてしまうのなら、その見劣りしていると感じる部分が自分のイメージの中だけで作り上げられた「虚像」なのか「事実」なのかをよく考えてみる必要があります。

そして、その見劣りすると感じる部分をただ単に「盛って」補うのではなく、とらえ方と見せ方の角度を変えてみて、自分を魅せるための努力をしてみてください。

いずれにしても自分を「盛って」入社したあとは、その仕事ぶりを見られて、「あっ、違うな」と周りから認識され、すぐに化けの皮をはがされます。

「盛った」ことに対して演じきる優秀な役者であり続けながら働いていくことと、ありのままの姿で入社して仕事に集中し続けながら働いていくこと。あなたにとってどちらが賢明な選択となるのでしょうか。しっかり考えてみましょう。


瀧本博史さんプロフィール(http://profile.ne.jp/pf/office-takimoto/)

オフィス瀧本 心理&キャリアカウンセラー。17年間学校法人で新卒の民間企業および公務員試験の筆記・面接対策指導を行い、就職講演や内定者向けセミナーなどを実施。また、職業訓練校ではキャリア研修担当講師とジョブカードの作成を担当。公共機関では職業紹介と相談員としてメンタル・ケアとキャリア・カウンセリングと紹介業務を行い、職業理解のためのセミナーや自治体主催の合同企業説明会の相談員などの業務を行っている。

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