下手な字から卒業! 美文字になるための6つのコツ

下手な字から卒業! 美文字になるための6つのコツ

2015/05/08

就活の基礎知識

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●漢字とひらがなの特徴を知り、普段より大きめに練習書きする

まず、漢字とひらがなの特徴を知りましょう。漢字(特に楷書)の特徴は、「きりりとした直線」、ひらがなは、「たおやかな曲線」にあります。ひらがなは48文字。小学生にもどったつもりでもう一度大人目線で覚えましょう。漢字は前述の縦画・横画を中心に、左右のハライの線など練習しましょう。

この時のコツは、文字サイズ15mmくらいを目安に、普段より大きめで練習することです。練習用には「硬筆タイプの筆ペン」がお薦めです。日常書く文字は、小さな字が多くなりがちです。大きめに書くことで、ペンの持ち方や書き方(運筆)が自然と良くなり、線に強さとしなやかさが生まれます。自分の癖や、字形バランスの良し悪しも理解でき、どこを修正すればバランスが良くなるのか自分で気づくようになります。勢いよく元気のある字を書く習慣をつけましょう。

●「トメ・ハネ・ハライ」を書き分ける

「トメ・ハネ・ハライ」をしっかり書き分けましょう。この時のコツは、「一呼吸」おいて書き進めることです。きれいな字を書くためには、間合いがとても大切です。

●筆記用具をそろえる

お気に入りの筆記具2~3本を常に用意して書き物によって使い分けましょう。

文字というものは小さい頃からの癖がついてしまっているものですが、コツを見直すことで、誰でも美文字に変われるもの。そして、それは社会人になってからも絶対に役立ちます。ぜひ今のうちから練習して、美文字を手に入れましょう!


今井淑恵さんプロフィール(http://profile.ne.jp/pf/imai-yoshie/)

ビジネススキル講師。実用手書き塾有限会社彩華書写指導部代表講師。祖父の遺した手書きのノートとの出会いにより手書きの字に魅せられ、1991年毛筆書き専門会社(有)彩華〈サイカ〉を設立。賞状や宛名書きなど実用から創作の書まで幅広く創作活動を行ない、『書くこと』と向き合う。実務書道家。特に「実用の書」の実戦から得た「美しく、速く、正確に」を機軸としたノウハウは、きれいな字を書くコツがぎっしり。セミナーや通信講座など「実用ですぐ役立つ」字の書き方指導に励む。

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