コロナ禍によりオンライン面接が例年以上に増え、就活女子たちからは『オンラインの画面上だとなぜかいつものメイクがしっくりこない!』との声が多く聞こえてきます。 そんなオンラインメイクのお悩み解消ポイントを、大人気ヘアメイクアーティスト江頭亮子さんからレクチャーしてもらいます!
教えてくれたのはこの人!
ヘアメイクアップアーティスト 江頭亮子さん
えがしらりょうこ/就活メイクの講師として行う学生への指導には定評あり。ファッションブランドやコスメブランド等の撮影やパリコレクションへの参加など幅広く活躍中。
カメラを通すとどうしても顔色が悪くなりがち。オンラインメイクでは健康的な肌の明るさをメイクでどうやって演出するか?!が大切になってきます。
光を味方につけたツヤ感のあるベースメイクやフレッシュな華やぎを加えるチークなど、ちょっとしたポイントで好印象を引き寄せるテクニックをご紹介します!
オンラインメイクでやりがちな失敗の一つがついついファンデーションを塗りすぎて、白浮きした不自然なベースメイク。大敵の白浮きを不器用さんでも防げ、おすすめのアイテムがスティックタイプのファンデーションです。
油分と粉体がバランス良く配合され、これ一本で健康的な肌に見せてくれます。このスティックファンデをまずはTゾーンに、そのあと頬にすっと伸ばして、手持ちのスポンジや手でタッピングしながら、顔の中央から外側に向かって、優しく肌になじませてみましょう。こすってしまうと肌を傷つけてしまうので要注意。肌あれしている部分は特にやさしく。仕上げのフェイスパウダーを省略できる時短アイテムでもあるので、忙しい面接前のベースメイクに最適です!
bareMinerals CR ハイドレイティング ファンデーション スティック
アイメイクはいつもより少しだけ丁寧に時間をかけて、強い目力で面接官に意欲を伝えてみましょう。まずは肌になじむベージュ系やピンクベージュをアイホール全体におきます。次に一段トーンが上がったハイライトカラーを黒目の上だけに指でポンポンとなじませましょう。
下瞼にも沿うように少しだけ同じ色のハイライトカラーを入れて、レフ板の効果をプラス。少し濃いめのブラウン系のひきしめダークカラーを選び、自然なグラデーションを完成します。そしてオンラインメイクで省略して欲しくないポイントがアイライン!まつ毛とまつ毛の間を埋めるような感じで、軽いタッチで描くだけで目力がくっきりと2倍に!
CANMAKE シルキースフレアイズ
デジャヴュ 密着アイライナー ラスティンファイン クリームペンシル
オンラインメイクではハイライトはとても大切!ツヤが出る少しだけパールが入った色味を選びましょう。Tゾーンと目の下に入れるだけで、くすみがちな肌でも光を反射させ明るい印象に。お顔にも立体感が出ます。
またチークはリップカラーと合わせたカラーを選んで、頬骨を包むように卵形に入れることで、いきいきと元気な血色感をプラス!チークが上手く入れられない人は、チーク付属の小さなブラシから、少し大きめのものに変えるだけで自然に肌になじんだふんわり感が出せます!
CANMAKE グロウツインカラー
CEZANNE ナチュラル チークN
丁寧に仕上げたオンラインメイクをダメ押しするのはライト!メイクの仕上がりを格段に良くしてくれます。今はパソコンに備え付けられるものなど、大小さまざまなものがあるのでひとつ揃えればがんばった就活メイクに嫌味のない華やぎをプラスしてくれます。またできるだけ部屋の中で自然光が入る場所を選ぶようにして、オンラインメイクが映えるお気に入りの場所で面接に挑みましょう!
文:曽根 真遊
写真:榊 水麗
制作:vivace next
編集:マイナビ学生の窓口編集部