web面接に必要なものは? 事前に準備しておくべきことを解説

web面接に必要なものは? 事前に準備しておくべきことを解説

2020/06/15

就活の基礎知識

就職活動やバイトの選考方法としてweb面接を採用する企業は年々増えているといいます。web面接は対面で行う通常の面接とは違いオンライン上で面接を行うため、ネット環境や機材などを事前に準備することが必要。今回はweb面接を受ける前に準備しておくべきことについて解説します。

web面接に必要なものは? 事前に準備しておくべきこと

web面接を受けるのに必要なもの&準備すべきこと

企業に出向くことなく、オンライン上で面接を行うのがweb面接です。交通費がかからなかったり、移動の手間がないところは魅力的ですが、その一方で対面ならば得られる雰囲気や空気感がわかりにくいというデメリットもあります。また、web面接ならではの注意点もあります。

今回はそんな、web面接における注意点や準備しておくと良いこと紹介していきます。
特に以下の4つのポイントは必ず確認するようにしましょう。

1.場所

2.機材やツール

3.プロフィール写真

4.服装

以下でそれぞれについて詳しく説明していきますね。

場所

web面接ではリアルタイムに動画と音声のやりとりをするので、Wi-Fiなどの安定したネット環境は欠かせません。パケ死ぎりぎりの回線で面接に挑む、なんてことが無いようにしましょう。

そして、カメラに移る背景や周囲の環境にも注意が必要です。
基本的には、明るくて応募者の顔が見えやすく、騒音などの聞こえない静かな部屋で行うのがいいでしょう。壁に貼られているポスターや私物などが見えないように、壁のみが見える場所がおすすめです。また、web面接ツールに壁紙変更機能がついている場合もあります。
私物が見えていても、その人の人となりが見えて良いという面接官もいますが、適切な場所を確保していることを評価する面接官もいるので、無難なのは無地壁の背景ですが、自分は面接でどちらを伝えたいのかを考えて判断してください。

機材やツール

あると良いのがカメラ、マイク、イヤホンの3つです。どれもスマホに備わっているので、必要最低限のものは、多くの人がすでに準備が済んでいると言えるのではないでしょうか。ただ、タブレットやスマホを利用する場合は、必ず三脚やスタンドを用意して位置を固定しましょう。

パソコンを使う場合、機種によってカメラ位置がけっこう違いますので、うまく調整する必要があるでしょう。パソコンには内蔵カメラやマイクなどが取り付けられていますが、必ず事前にテストを行い、カメラの位置や音声のボリュームなどを確認しておくようにしましょう。
ビデオ通話ではカメラの位置によっては目線が合わなかったり、見た目の印象が悪くなってしまう可能性もあります。相手に威圧感を与えないよう、顔の高さや目線の位置は調整しておきましょう。

内臓マイクは周囲の雑音も拾いやすいため、場所によっては注意が必要です。必須ではありませんが、マイク付きイヤホンを用意しておくと、お互いの声をクリアに聞くことができます。

▶Web面接の作法17選!就活アドバイザーが一問一答でお答え

プロフィール写真

企業によってweb面接で使用する通話ツールは異なりますが、SkypeやZoomなどを利用するケースが多いようです。面接で使う通話ツールの中には、あらかじめアカウントを作成しなければならないものもあります。もし、すでに登録している場合は、プロフィール写真は就職活動用の証明写真などに設定し、アカウント名はハンドルネームなどではなく本名に変更しておきましょう。

使用する通話ツールのアプリはあらかじめダウンロードし、アカウントを作成して使える状態にしておくことが大切です。web面接の通知を受けた後ですぐに登録や設定作業を行いましょう。

服装

web面接でも通常の面接と同じように、服装などの身だしなみにも注意が必要です。基本的にはスーツをきちんと上下着用しましょう。どうせ見えないからと上半身のみスーツを着用していると、ふとした瞬間に下半身が映ってしまうこともあるので、気を抜かずに対面の面接と同じ服装で臨みましょう。

また、寝ぐせやシャツのシワなどはモニター上では対面時よりも目立ってしまう可能性があります。髪形はもちろん、座っている際の姿勢にも気を遣うことが大切です。

▶WEB面接を受ける際の準備や服装・髪型は?就職アドバイザーが解説

パソコンを持っていない場合は?

パソコンとスマホで大きく違うのは、画面の大きさと固定できるかどうかです。
それ以外はあまり変わらないので、カメラやマイク、イヤホンについては上記の説明を参考に整えてください。

画面の大きさについては、面接官の雰囲気を感じとるために、ある程度大きな画面であることをおすすめします。パソコンやタブレットがなくて、大きめの画面が用意しずらい人は、テレビとスマホをつなぐ方法を模索してみると良いかいもしれません。

自宅にWi-Fiがない場合は?

ネット環境が安定していないと、面接が中断してしまったり、伝えたいことを伝えられないうちに時間切れになることもあります。もともと自宅のネット環境が整っている場合は問題ありませんが、必ずしもそうではない場合にはポケットWi-Fiをレンタルするのがお手軽です。

ポケットWi-Fiは、バッテリー内蔵式で持ち運び可能なルーターです。ポケットWi-Fiがあれば外出先でもパソコンやスマホ、タブレットなどがネット接続できます。旅行先や出張先などでWi-Fiを使うことができるよう、1日単位でレンタルできるサービスもありますから、安価で収めたい場合にはこちらを利用するのがおすすめです。安いところでは1日あたり300〜400円程度でレンタルできます。

また、インターネットに接続できるホテルや、ネット環境が整っている大学の自習室なども利用できますが、場所によって回線の速度や安定性の差が大きいです。どのような方法、場所を使うにしても、急ぎの場合を除いて一度はテストしておくことをおすすめします。

まとめ

web面接は基本的な流れは対面式と同じになりますが、ネット環境や面接を受ける場所、必要な機器など、あらかじめしっかりと準備をすることが大切です。今回紹介したポイントを参考に、web面接の準備をしてみましょう。

(学生の窓口編集部)

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