【オンライン就活塾】WEB面接を受ける際の準備や服装・髪型は?就職アドバイザーが解説

【オンライン就活塾】WEB面接を受ける際の準備や服装・髪型は?就職アドバイザーが解説

2020/04/10

面接

感染症対策や働き方改革の一環として、就活の面接をWEBに切り替える企業が急増しています。しかし、実際にWEB面接を受けるとなると「対面の面接と何が違うの?」「どこで受ければ良いの?」「服装や髪型はどうすべき?」など分からないことも多いのではないでしょうか。そこで今回は就職アドバイザーの才木弓加先生にWEB面接を受ける際のマナーや注意点を聞きました。WEB面接を滞りなく受けるために普段からできることも記載していますので、当日に焦ることが無いようにしっかり対策をしておきましょう。

WEB面接のメリットとデメリット

オンラインWEB面接のメリットは、就活生も企業も双方の時間が有効的に使えることです。企業にとって初期の選考段階では多くの学生に会うことになりますが、時間のロスがない分、より多くの学生に会うことができます。また、学生にとっては移動時間がないため、時間を有効的に使うことができると同時に交通費などの面でも助かることが多いでしょう。

その一方で対面式の面接とは違い、人柄や会社の雰囲気を感じることが難しいのがデメリットです。相手がいるとはいえ、パソコンやスマホの画面に向かって話すわけですから、なかなか普段の自分を表現することが難しくなります。また、対面式の面接とは違い、企業研究が疎かになりがちなケースも見受けられます。

WEB面接で意識したいポイント

オンライン面接の場合、相手から伝わってくる情報が声と画像だけなので、意思疎通が取りにくい傾向にあります。普段の会話よりも丁寧に、質問の意図を確認することや、伝えたい意図がはっきりわかるような伝え方を心がけるといいでしょう。

また、事前にLINEのビデオ通話やFacetime、Skypeなどのオンラインツールを使って家族や友達とやり取りすることで、自分の声量やトーン、話すスピードなどが相手に伝わりやすいかどうか確認することができます。

WEB面接前に準備すること

使用するツールはパソコンでもスマホでもいいと思いますが、事前に人事担当者に確認することをお勧めします。

またWEB面接前に、マイクやカメラが使えるかを確認する必要があります。事前にマイクやカメラが使用できるかどうかの確認をしていなかったことで、当日WEB面接を受けることができなかったり、通信が途切れてしまったと失敗ケースもよくあります。

せっかく人事担当者が時間を取ってくれても、準備ができていなかったことでマイナスの印象を与えてしまうことにもなりかねません。事前に友人や家族などとオンラインを使用して練習することで相手の時間を無駄にすることがなくなります。

WEB面接開始の10分前には万全の体制で臨めるように、パソコンやスマホの環境を整えておくと良いでしょう。

WEB面接を受ける際の身だしなみ(服装・髪型)

就活は社会人としての第一歩ですので、WEB面接、対面での面接共にマナーや身だしなみは大切です。マナーや身だしなみに気を付けていることでマイナスの印象を持たれることはありません。

服装(スーツ)や髪型だけでなく、姿勢や視線にも気を配ってください。視線が下がってしまったり、姿勢が悪いと、自信がなさそうに見えたり、元気がなく見えたりします。事前にパソコンやスマホを置く机の高さと使用する椅子を調整して準備するようにしてください。

▶説明会や面接での服装選びの正解は?
▶就活で好印象を与える清潔感のつくり方(男性編)
▶第一印象アップ!就活の髪型マナー(女性編)

WEB面接を受ける際の場所選びのポイント

オンラインのWEB面接でも第一印象は大切にしたいものです。面接を受ける場所は静かで明るい部屋を選ぶといいでしょう。自宅の部屋が片付いていなくて気になっている人も多いと思いますが、自分の背景に余計なものが写らなければ問題ないです。

ちなみに、背景は部屋の壁やカーテンを利用する学生も多いようです。そして、出来るだけ背景は明るい色の方が顔映りがよくなります。一度、WEB面接を受ける場所で自分の画面写りを事前にチェックしておくといいでしょう。

WEB面接中に注意すべきことやトラブル対処法

WEB面接は静かな場所で受けるようにしてください。面接中にスマホがなったり宅急便などが届くことのないよう、スマホをマナーモードにしたり、荷物が届く時間帯を事前確認して変更しておくといいでしょう。また、家族がいる場合には面接の時間を伝えるなど、面接を優先できる環境を作ってください。

面接の途中で接続が切れたりトラブルが発生した場合は、慌てず人事担当者に電話で状況を伝えるようにしてください。人事担当者も対応してくれるはずです。逆に企業側がWEB面接に慣れていないため、通信が途切れるケースもありますので落ち着いて対応しましょう。

WEB面接を滞りなく受けるために普段から気を付けておくと良いこと

オンライン面接を受ける際に、まず自分が画面にどのように映るのか、聞きづらい声のトーンや話し方ではないか、確認しておくことをおすすめします。

マイクに近づきすぎたり声が大きすぎると、逆に聞きづらいので気を付けてください。WEB面接を受けることが決まったら、その前に友人や家族とオンライン通話など行い印象を聞いておくと良いでしょう。

まとめ

WEB面接は対面の面接とは違って、事前準備を軽疎かにする人も少なくないようですが、対面の面接と同じように企業研究や自己分析をしっかり行ってから臨むようにしましょう。

事前準備をおこなうことで、後々「思っていた企業とは違った」「自分のやりたことではなかった」と自分の就活に後悔しないからです。オンライン就活は慣れないことで不安もあると思いますが、事前準備をしっかり行うことで、納得のいく就活につながります。ぜひ頑張ってくださいね!


監修者プロフィール:才木弓加

就活アドバイザー。大手企業の内定の学生が続出する就活塾、才木塾主宰。大学などでの就活対策セミナーの講師も務める。学生のための就職情報サイト「マイナビ」では、最新の就活を熟知した講師陣の一人として、エントリーシート、面接、自己分析、マナーなど、多方面から「才木流」の内定獲得術を伝授。
才木弓加オフィシャルウェブサイト&ブログ
http://ysaiki.sakura.ne.jp/
http://ameblo.jp/ysaiki




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