説明会や面接の案内に「私服でお越しください」と書かれていて悩んでしまう就活生は多いですよね。では、果たしてどのような服装が正解なのでしょうか?今回は就活生と採用担当者それぞれの視点で、「私服でお越しください」の真意を調査しました。
就活生視点での回答で最も多かったものは「就活スーツ」で、続いて「オフィスカジュアル」でした。この2つの回答で全体の7割以上を占めており、「私服でお越しください」と言われても、多くの
就活生が「就活スーツ」「オフィスカジュアル」が正しい服装だと考えているようです。
続いて、「私服でお越しください」の採用側の真意はどのようなものだと思うか聞いてみたところ、最も多かった回答は「社会的な常識を持っているか見たい」で、「就活生のパーソナルな部分を見たい」が続きました。企業側からの「私服でお越しください」というキーワードで、多くの
就活生が各々の社会的常識や個性を見られていると思っているようですね。
一方、採用経験者は「就活スーツ」が1位、「オフィスカジュアル」が2位で、2つの回答を合わせると7割以上を占める結果となりました。「私服でお越しください」といえ、
普段通りの服装を求めているというわけではなく、社会人として常識ある服装を期待しているようです。
採用経験者の回答では、1位が「社会的な常識を持っているか見たい」、2位が「就活生のパーソナルな部分を見たい」となりました。1位・2位と大差なく、3位に「記号の雰囲気に合っているか見たい」があり、
採用経験者は自社の雰囲気に合うかどうかをチェックしていることが分かりました。
採用経験者は「私服でお越しください」とはいえ、就活生に社会人としての常識を求めているよう。日常生活で着用している服装ではなく、社会人を意識した就活スーツ、もしくはオフィスでも通用する服装で挑むことがよさそうですね。
調査期間:2020年1月
アンケート:マイナビ学生の窓口 就活スタイル調べ
集計対象件数:内定を得た22歳~25歳までの就活経験者404名