就活の成功を左右するのが面接。面接官にプラスの印象を持たれるか、マイナスの印象を持たれるか、みなさんにとって気になるポイントですよね。今回は、採用経験者に、いままでの面接で好印象をもった就活生や、面接中にどんなところを見ているのか調査しました。
採用経験者にとって、好印象に感じた就活生が「いた」との回答が大半を占めました。では、好印象を持った就活生の特徴について見てみましょう。
好印象に感じた就活生の特徴は?
純粋な気持ちで仕事に取り組みたいと、自分の言葉でしっかりと説明をしていた(メーカー)
グループディスカッションで自分が発表し終えた後も傾聴の姿勢を崩さず、周囲の話に真剣に耳を傾けて相槌していた(その他)
素直で真面目。周りへの気遣いができて、さりげなくリーダーシップを発揮していた(IT)
自分の意見をはっきり表現する一方、周りの意見にも耳を傾けたり、リーダーシップをとったりするなど、周囲とコミュニケーションがしっかりととることのできる就活生に好印象を持つ採用経験者が多いようです。会社は組織で動くものなので、周囲との関係を築きながら自らの考えを主張することが、入社後必要になるという考え方の表れかもしれません。
面接中、面接官は就活生のどんなところを見ているのでしょうか? 調査の結果、「受け答え」と「第一印象」との回答が多いのが分かります。この2点は、普段の生活でも必要なポイントですよね。
印象に残った就活生のエピソードを教えて!
不慣れな話題にも自分なりに考えて冷静に答えていた学生がおり、良いと思った(官公庁)
聞き取りやすい口調で敬語と謙譲語をしっかり使い分けられていた(商社)
わからない、知らないことは臆せずハッキリと言える学生(教育)
面接では、しっかりと考えて受け答えすることで相手に与える印象が変わるもの。また、就活生にとって敬語は慣れないものかもしれませんが、普段から敬語・謙譲語を使い、面接の場でも正しく答えることができるとよいですね。
どんな人と一緒に働きたい?
どんなことも真面目で地道に取り組むことができる人(IT)
思いやりをもって人間関係を築ける人(教育)
素直で明るく、前向きな人(その他)
これから一緒に働く仲間として、今いる社員としっかりコミュニケーションがとれるかどうかを見ているようです。
面接を臨むにあたり、面接官からどんなところを見られているのか分からず、緊張したり不安に感じたりしてしまう就活生も多いですよね。面接官の多くは、就活生の普段の姿を面接で垣間見たいと思っており、その点に好印象を感じているようです。就活生の皆さんは、これらのポイントを抑えながら、自分らしい面接に臨んでみてはいかがでしょうか?
調査期間:2020年1月
アンケート:マイナビ学生の窓口 就活スタイル調べ
集計対象件数:内定を得た22歳~25歳までの就活経験者404名