就活では志望先の企業やOBなど、多くの人とメールのやり取りする機会があります。今回は、就活でのメールのやり取りで多用する3つの言葉に関して2択クイズを用意しました。楽しくクイズを解きながら、正しい言葉遣いを学びましょう。
問題1
先日の1次面接でご指示いただいた書類を郵便で( a )。
正解は「お送りしました」(就活生の正答率90%)
「送らせていただく」も謙譲語なのですが、「送っておいていいですか?」と「相手の同意を含む言い回し」です。相手に指示された何かを送る場合は、「送る」の謙譲語である「お送りする」を使いましょう。
問題2
ご案内いただいた面接会場が変更となった件、( b )。14時に〇〇ビル5階 502会議室に伺います。
正解は「承知しました」(就活生の正答率88%)
一般的に「了解」はフランクな印象を与えるため、目上の人には「了解」ではなく「承知」を使うのが適切だといわれています。どちらも似た意味ではありますが、メール送る対象ごとにうまく使い分けるといいですね。
問題3
二次面接の日程をご案内いただき誠にありがとうございます。それでは6月19日14時、( c )に伺います。何卒、よろしくお願い申し上げます。
「貴社(メールの場合)」(就活生の正答率75%)
貴社は「文章の中」で使う書き言葉で、「御社」は会話の中で使う言葉です。例えば、面接で「貴社を志望した理由は~」と話すのは間違い。反対に、メールやエントリーシートで「御社は~」と書くのも誤りです。
メールで多く使う3つの言葉について解説しました。中でも間違う人が多いのが「貴社」と「御社」。誤った使い方をしないよう注意したいですね。もちろん、「お送りする」と「承知しました」についても使い方をしっかり覚えておきましょう。
就活アドバイザー
監修:才木弓加
就活でメールを送る相手は目上の人であり、社会人ですから恥かしくないやり取りを心がけることが大切です。メールは相手の顔が見えない分、言葉遣いがあなたの印象を左右するので気をつけましょう。誤字脱字にも注意してください。
調査期間:2020年1月
アンケート:マイナビ学生の窓口 就活スタイル調べ
集計対象件数:内定を得た22歳~25歳までの就活経験者404名